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取付ブログ

ホンダ・Nボックス カーオーディオの音質アップ

2019-10-14

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、
ホンダのNボックス・カスタムです。
 
 

 
 
 
ホンダ純正のギャザーズの大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
スピーカーの交換とドア防振の施工などを行いました。
 

 
 
 
 
まずはドアの内貼りを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
 

 
 
入り組んだ場所のカーン!という高い響きの場所に防振マットの様な柔らかい材質を貼っても
残響はほぼ改善出来ないので、金属の多重構造の防振メタルを貼って響きを抑えて、
ボン!という低い響きの場所には防振マットを貼るという、
その場所に響きに合わせた材質を響きの中心を見つけて貼る事で、
ドアの重みが増さない割には有効な防振効果が得られています。
 
 
外した内張りの裏には吸音フェルトが貼ってあって、外からのロードノイズを防いでいますが、
これだけでは不十分なのでセメントコーティングを行います。
 

 
 
 
一度吸音フェルトを外して、内貼りの各部をマスキングしてから、
ツルツルのプラスチックの表面に粗目を付けてから塗り込んで行きます。
 

 
 
 
全て手作業で、意図的に規則性を持たせないランダムな厚い薄いを作って、
ドアが重たくならない割に最も高い効果が得られる様にしています。
 

 
 
石灰石の成分が多すぎると後からひび割れが起こるので、
若干のたわみを持たせるために繋ぎの成分が入っていて、
それが乾燥する時に化学変化で青味を持った後に茶色っぽく変化します。
 
ちょうど乾燥途中の一番青味を持つところの撮影に初めて成功しました!
 
 
 
ドアにはインナーバッフルを製作して、車内側からフルレンジタイプのPSTケーブルをひいて来て、
JBLのクラブ6500Cのミッドのみを取付けました。
 

 
 
 
ダッシュには高音域を重視した設計のPSTケーブルをひいて行って、
スタンドを使って角度を付けて、ピュアディオブランドのATX-30ツイーターを取付けています。
 

 
 
 
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、
オプション1品を追加した6ピース構成のピュアコンを取付けました。
 

 
 
ピンクのラベルのコイルは何も無い空のボビンから一から手作業で巻き上げたコイルで、
小さいながらも輸入物の高い銅線を使用しているので、音に透明感があります。
 
 
 
最後にナビオーディオの音調整機能を使ってイコライザー調整を行います。
 
 

 
 
 
中味はパナソニックのストラーダで、
1か所1クリックを動かした所が最も生音・生声に近いと感じたので、
音調整を終了しました。
 

 
 
以前に同じ型のNボックスで同じナビで同じスピーカーという作業を行っていたので、
調整はスムーズに進みました。
 
 
ATX-30ツイーターとJBLのクラブ6500Cのミッドの組合せは、
とても透明感のある音が再生出来ると、あらためて感じました。
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