取付ブログ
トヨタ・プリウス スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのプリウスです。
トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と
ベーシック防振の、Wパッケージの作業を行いました。
ベーシックパッケージなのでドアの16センチスピーカーはそのまま使用します。
外板裏に貼ってある工場装着の防振マットと、ピュアディオの防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
部分部分の響きに合わせた防振を行い、ドア全体の響きを抑えます。
次にダッシュの中高音を鳴らすスコーカーを取り外して、裏に付いているスコーカーの下限周波数を決める
コンデンサを大型で上質な物に交換します。
スコーカーを元に戻して、グリルの端にスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25を
取り付けたら、フロント3WAYのスピーカー構成となりました。
グローブボックス下には6ピース構成のピュアコンを取り付けて、
フロント6スピーカーの音域とインピーダンスを調整していますが、
スコーカーの追加パーツを含めれば実質的に8ピース構成と同じという事になります。
50系プリウスは試乗車の音を聴いた時に、「これはややこしくなるかも?」と思って、
実車を購入して時間をかけてベーシックパッケージを開発しました。
そのため4ピース構成でも6ピース構成でも満足出来る仕上がりにならず、
結果的に8ピース構成となり、実際には2ピース欠けると価値が下がるからこの状態で発売となりました。
もう一つベーシックパッケージが高音質な要素が、ナビの真裏から音信号を取り出して、
更にピュアディオブランドのPSTケーブルでピュアコンまで音を送って行っているという事です。
見た目はダッシュにツイーターがプラスされただけの違いですが、
時間がかかっても一度インパネを分解して、ナビを手前に取り出す手間を惜しまないからこその高音質です。
最後にトヨタ純正ナビの音調整を行いました。
ナビの種類によってイコライザーがフラットな時の音が違いますが、
当社でデモカーで買っていたプリウスに付いていた純正ナビよりも、
こちらのナビの方が音が素直だったので、パッケージ開発時よりも良い音で再生する事が出来ました。