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取付ブログ

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GR86 カーオーディオの音質アップ

2022-07-30
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのGR86です。



カロッツェリアの大画面サイバーナビを装着した状態で入庫となって、フロントスピーカーの取付と、
ドア防振の施工と、パワーアンプの取付を行いました。



昨日自分が福岡店に着いた時には既にドアのフル防振の作業は終わっていて、
アウターバッフルとドアを金属シートを使って繋いでいました。



金属シートだけでも剛性はあるのですが、表面にセメントコーティングを行って更に剛性アップと、
表面の粗目で背圧の反射を散らしています。



取り付けたスピーカーはJBLのP560Cのミッドで、2台前のお車から移設し続けられていて、
アウターバッフルで使用して裏が濡れなかったり、表のスピーカーのヌケが良かったからか、
10年を越えて使用してもまだ良いコンディションで鳴っています。



ツイーターはJBLの08GTIで、560のミッドとの組み合わせはメーカーでは行っていませんが、
ピュアディオではユニットのみの生産をJBLに依頼して、550セット以上の販売を行っています。



550セット以上と書いたのは、単品ユニットの生産とセット物をバラ売りした物が混在しているので、
だいたい570セットは販売している超人気の組み合わせでした。



ツイーターもコンディション良くなっていて、中級タイプの2WAYシステムは健在です。



そしてリアのトランクルームの左隅にピュアディオチューンのパワーアンプを取り付けて、
サイバーナビからのRCA信号を増幅して前に送っています。



こちらも2台前のお車から移設し続けられている物で、
綺麗な鳴らし方をすればかなり長期に渡って使用出来るので、1年当りとか1か月当りで考えると、
かなりお得な買い物となります。



このピュアディオチューンのアンプは、中国で大量生産された物は生産効率を上げるために
不純物の多い融点の低いハンダを使っていて、音がガサガサして聴き疲れするのを、
純度の高い高級なハンダに差し替えて、滑らかな音が鳴る様に改善しています。



ここまでは2台前からお使いの商品でしたが、今回新たに購入されたのは、
前のお車までは第三世代のピュアコンをお使いでしたが、今回第五世代のピュアコンに交換して
マッチングを取りました。



1台目・2台目と同じ様な音で載せ替え作業を行っていましたが、
ピュアコンのメインユニットはそのまま使用されておられたので、
今回は2世代先のメインユニットに変わって、かなり音の新鮮さが増しました。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、サイバーナビのセッティング機能を使って
音を追い込んで行きます。



まずはタイムアライメントは全てゼロになっている事を確認してからイコライザー調整に入ります。



低音や中低音はイコライザーを動かしていますが、800ヘルツから20キロヘルツまでは
全てフラットが一番音が自然という、ピュアディオ推奨商品だけでシステムを構築しているからではの
特性です。



16時過ぎから音調整を始めて、色々な音源で音を確認していたら、
16時30分からはマークイズ福岡ももちのクロスFMサウンドピュアディオスタジオからの放送となり、
聴き慣れた機材の音で、ナビゲーターのコウズマユウタさんの聞き慣れた声と、
このシステムのセッティングが上手く行っている事が確認出来ました。



放送業界や音楽業界と繋がっているサウンドピュアディオならではの、生音・生声に近い音でセッティングが
完了しました。



ルノー・トゥインゴ カーオーディオの音質アップ

2022-07-29
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ルノーのトゥインゴです。



専用のディスプレイオーディオ付きのお車にスピーカーやアンプなどの取付させて頂いていました。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けてあります。



純正のツイーター位置とサイズに比べると、かなり改善されているのがお分かり頂けるでしょう。



ドアはフル防振の施工の後に、以前から移設し続けられている、
ピュアディオブランドのZSP-MIDをアウター・スラントのバッフルを製作して取り付けています。



今回の入庫での改善点は2カ所で、まずはZSP-MIDを新品のZSP-LTD15に交換しました。



後部座席の下に30バンドのイコライザーが取付られているのですが、
ディスプレイオーディオの音のクセが強くて、中低音のクセが強いのをイコライザーと
純正の3トーンで調整するのに限界があるので、LTD15でスパッと鳴らして純正のクセを
出難くしようという対策です。



もう1つはリアのシート下に、以前のお車でお使いだったナカミチのCD-700Ⅱを取り付けて、
ピュアディオチューンのハイローコンバーターで純正の音をRCA化した後に、
700Ⅱのボリュームを通して適切化して、その後でイコライザーとアンプを通すという方法に変えました。



これは以前ベンツのCクラスのお客様で試してみて効果が絶大だったので、
トゥインゴにもという事で試してみたら、ディスプレイオーディオのクセの強い音が滑らかになって来ました。



ミッドスピーカーが変わったので助手席下に置いているピュアコンの値は変更が必要で、
かなり時間をかけてあれこれと交換しながら聴いて、最も生音・生声に近い組み合わせを探しました。



試して外したパーツは、いつもなら綺麗に並べて撮影するのですが、
調整と撮影が終わったら直ぐにブログの書き込みなので、気が付いたら息子が棚に戻していたので
バラバラの状態の写真ですみません。



トゥインゴのディスプレイオーディオにはバスブーストが付いていて、
それを使うかどうか迷いましたが、使わないと低音の浮き出しが足らないので、
ブーストをオンにして3トーンを動かした方が生音に近く聴こえたので、そちらの方を選択しました。



ミッドの交換とCDー700Ⅱをラインアンプとして追加しただけですが、
長時間かけたセッティングも含めて、ディスプレイオーディオでここまで鳴るの!と
いう様な素晴らしいサウンドに生まれ変わりました。



トヨタRAV4 カーオーディオの音質アップ

2022-07-28
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのRAV4です。



カロッツェリアの大画面サイバーナビを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工と、フロントスピーカーをJBLの16・5センチに
交換する作業をさせて頂いていたところからのシステムアップをさせて頂きました。



ドアスピーカーはインナー取付なので見た目はそのままで・・



ダッシュにピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、
中級クラスの2WAYスピーカーとして鳴らしていました。



今回はATXー25を取り外して、ダッシュをマスキングして、ワイドスタンドをワンオフで製作する作業を
行って・・



ツイーターをハイエンドモデルのJU60に交換しました。



ツイーターを交換するとピュアコンの数値を変えないと行けなくて、
音を鳴らしながらブラックボックスを交換して、その後にコイルも交換しながら音の当りを探りました。



ある程度音がまとまって来るとサイバーナビの調整画面に入って、こちらのパネルでも音調整を
行うのですが・・



納期に余裕があるのでいつもオフにしているタイムアライメントを入れたらどうなるか試してみたら、
確かにいつものオフよりも音のまとまりが良く、でも音が作り物で不自然な感じがしたので再びオフにして、
それでイコライザー調整に入りました。



自分の調整用CDとお客様の音源とFMラジオなど複数のソースを使って調整するのですが、
15分程度しかタイムアライメントをかけて聴いていないのに、耳の錯覚を利用した音を聴いていたので、
いつもの様に音調整が出来なくなりました。



とくにお客様の音源でMISIAさんのこのアルバムの福岡のプロモーションでは
サウンドピュアディオがスポンサーに付いていて、スタジオでは実際にMISIAさんとお会いして、
以前もMISIAさんの番組の収録を行った時もお会いした事があって、
でもこのアルバムの時はけっこう長めにお話しできたので、その声は頭の中に残っていました。



しかし耳の錯覚による麻痺がなかなか治らないので、昨日は調整をやめて、
今朝から新たに調整をやり直す事にしました。



31バンドの0・5デジベルステップのイコライザーを複雑に組み合わせて、
MISIAさんやDEENの池森秀一さんの声が本人らしく聴こえる様にセッティングしました。



ピュアコン30年の歴史を感じた作業

2022-07-25
先日のBMW3シリーズツーリングの作業のブログの続きになりますが、
月曜日の夕方にベーシックパッケージの作業が終わって納車させて頂いた時に、
お客様から「予想していたよりも音が良かった!」という感想を頂きましました。



前のBMWでは輸入ブランドのトレードインスピーカーを使われていたそうで、
それよりも約3割安い価格で、それで音質は以前よりも大幅アップでしたから、
「コストパフォーマンスが高い!」と喜ばれていました。



苦労した甲斐がありましたが、自分的にも以前先代の3シリーズツーリングに乗っていた時には
表現出来なかったレベルの音が表現出来て・・



同時に5シリーズのセダンも持っていて、そのデモカーでも表現出来なかった音が表現出来たので、
「この違いは何なんだろう?」と、後からその当時を思い出して検証していました。




時系列で辿って行ったら、当時のピュアコンが第3世代のピュアコンで、
今のピュアコンは第5世代に変わっていて、ドアのスピーカー位置の改善以上に
この世代交代を2回繰り返した差が出ているなと思い起こしました。




ピュアコンが誕生したのは1992年の10月頃で、8月の終わりぐらいから
9月にかけてはまだ形をどうするかと規格を練っていて、その前の大きなボックスに
左右のパーツのツイーター用とミッド用が合わせて入っていた『オリジナル・ネットワーク』の
いちいち中を開けてハンダを溶いてパーツを差し替える作業の面倒さと、
この作業を行っているうちに前の音を忘れてしまったり、中のコイルはじわじわとほどいて
音を変えていたので、ほどき過ぎるとまた大きな巻きからほどき始めないと行けなくて、
あるていどまとまった音に辿り着くのに1週間もかかるという効率の悪さで、更に思い切って
コイルをほどけないので寸止め的にまだ良い巻きがありそうなのに手前の無難な所で止めてしまうみたいな、
どこか中途半端な状態で、自分自身にも不満がありましたが、時間が無いからの一言で終わらせていました。


それをローパス回路とハイパス回路とアッテネーター回路を自由に組み合わせる方式を考え付いて、
今まで考えられなかったハイスピードでパーツの組み合わせを変える事が出来、寸止め的な音調整を
しなくて済む様になりました。



そのピュアコンの第一世代を作っていた時は電池で動くハンディーテスターで
コイルやコンデンサの測定を行っていて、価格が安い分測定精度も低いものでした。
それを1998年に工場の品質管理や大学の研究室で使うレベルの数十万円する測定機に
買い替えた時が第2世代のピュアコンとなって、左右のペアリングの合わせ方が正確になりました。

そして第3世代となったきっかけは2006年の海の日の前日に、三味線奏者の上妻宏光さんの追っかけを
当時自分はしていて、三味線なのに三味線ではない、琵琶とも琴ともエレキギターとも分からない
摩訶不思議なサウンドの虜になっていて、1年でコンサート会場を10会場廻ると言いながら、
9カ月で10会場目を達成していました。

ファンクラブにも入っていて、今だとあり得ないのですが、当時はコンサート後に握手会があって、
毎回ほんの少し話が出来て、顔を覚えてもらうぐらいの関係になっていました。
2006年の7月19日には会場にデモカーで行っていて、握手会の最後に並んで、
「上妻さん、お願いがあります。自分の車のオーディオの音を聴いてもらえませんか?」とお願いしました。
上妻さんは、「少し待って下さい。」と言われて、当時の事務所の社長さんに相談されて、
社長さんが「聴いてあげなさい。」と言われて、デモカーを聴いて頂く事になりました。
でも当時は元の音に似ている所とそうでない所が混在していて、100%上妻さんがこれが生音!
というレベルではありませんでした。
自分は助手席でイコライザーのリモコンを握りしめて、「足りないとか、
出過ぎている音域があったら教えて下さい。上げ下げしますから。」と言ったのですが、
上妻さんは「上げる下げるの問題ではない様な・・」と言われてその日の試聴は終わりました。

後で検証してみると上げる下げるの問題ではないと言われたのが、レベルの上下が
合っていないのではなくて、音色の音色が違う問いう意味で、周波数によって
明るい音域と暗い音域が混在していて、スペアナで測定していくらフラットでも、
生の演奏とは違っていたのでした。

当時上妻さんはアルバムに1曲だけボーカル物があるというレコーディングをされていたので、
10回も上妻さんにお会いして生声を聞いていると、本人の声と違うというのが分かって、
会場によってはPA無しの生音で三味線を聴く事も出来ていました。

2006年の秋には初めてサウンドピュアディオがスポンサーでFM福岡でアーティストさんの
特別番組を制作を行うという事をスタートさせて、その1人目のアーティストさんが上妻宏光さんで、
それと同時にピュアコンは生音・生声を基準に第3世代へと変わり、イベントで
DEENのボーカル・池森修一さんにその音を聴いて頂いて、お付き合いが始まりました。

そのFM福岡が2008年には新社屋となり、FM福岡で制作した番組をFM山口でも放送するという、
2局放送のスタイルも確立されました。


その年に何回かのサウンドピュアディオプレゼンツの番組は、2017年には「音解」を
レギュラー番組化して、自分が面識があるアーティストさんとその友達という人脈から、
全くこれまでお付き合いが無かったアーティストさんの番組を作って、全く知らなかった
ボーカリストさんの声を1年に数十人も聴く事が出来て、2018年の3月に同じ週に
斉藤和義さんとスキマスイッチの大橋卓也さんの声を聞く事が出来た時に、
「今のピュアコンの精度では表現出来る音に限界がある!2桁のノーマルピュアコンを3桁にして、
3桁のJU60用を4桁にアップさせる!」という英断に出ました。

この測定精度を10倍に上げて表記の桁数を上げるとパーツの買い方が
これまでと同じでは問題が出て来て、例えばコンデンサを大量に買い付けて
コストを下げるという事が出来なくなりました。


それはコンデンサは工場で作る季節によって微妙に静電容量に差が出ていて、
冬場に仕入れると比較的低い値が出やすく、夏場に仕入れると高い値の物が多く入っていて、
春や秋がちょうどの数字が多いという傾向が見えて来て、しかも値がピッタリの物は
測定器メーカーが高い価格で買っているらしく、その買い付けの時期はなかなか
ピッタリの物が手に入らないなど、精度を上げれば上げるほど買いのタイミングを
図る必要が出て来て、少量を何回かに分けて買うという手法に変えて来ました。

そうこうしていたら自動車メーカーがオーディオレス車を減らして来て、
プレミアムサウンド車やディスプレイオーディオ車を増やして来て、
ソース側での制約が多くなって、これまでのピュアコンでは「前の車に比べて
ベーシックパッケージを付けても音の変化が少ない。」というお客様の不満が出て来ました。




そこで第5世代のピュアコンの開発にかからざるを得なくなり、もう既に技術的には
限界に来ているのに、そこで音質を上げた手法とは・・


見た目は全く変わっていないのが、これまで中身を作るのにスピーカーを直列に接続している部分は
音の変化が激しいから井川がハンダ付けを行っていて、並列に繋がっている部分は
社員がハンダ付けしていた部分を、直列部分・並列部分全て井川がハンダ付けを行う事で
やや音質をアップさせて、ピュアコンの入出力のオスメスギボシのハンダ付けが
社員だったのも全て井川がハンダ付けに変えたらさらに音質が上がりました。



もう一つコイルで20マイクロ以下の巻きの少ない物は井川が一から手作業で巻き上げて、
輸入物の高い銅線を使い、白いボビンも特注で作って、その部分の音質アップでも
ディスプレイオーディオ車でも良い音を表現出来る様になりました。
そんな訳で先日の3シリーズは、当社がデモカーで3シリーズと5シリーズを持っていた時よりも
2世代進んだピュアコンで、同じ様なスピーカーレイアウトもかなり音が滑らかで
浮き出しの良いサウンドに仕上がっていました。

後2つ音質が上がった理由があって、第5世代になってブラックボックス内のコンデンサを
ハンダ付けの時に、以前は2・3本の放熱クリップを付けて熱が伝わらない無い様にしていたのが、
タコクリップと呼ぶ8本クリップから、イカクリップと呼ぶ10本クリップにして、
今は付くだけ何本でも付けるに変えて、それが音の滑らかさに繋がっています。



ただこのクリップのバネがかなり強くて、10本以上付け外しをしていると指が疲れて、
今では普通はあまり使わない左指で付け外しをする習慣をつけて、右指を守っています。

もう一つは多くのマッチングが取れた様に感じる値の組み合わせの中から本当に合っている
組み合わせを探すスピードで、長年やめていた無線の実験を2019年の11月から再開して、
周波数を同調させるとか、インピーダンスの整合性を上げるという、中学・高校で夢中になっていた時の
感覚がよみがえって、当時はまだ開発されていなかった同調の取り方を知る事で、結果として
オーディオの同調にプラスになって、これらがトータルで第5世代のピュアコンの誕生に貢献しています。

古い話ですが、自分が高校生の時に見たブルース・リーの『燃えよドラゴン』の最後の方のシーンで、
悪の組織のボスを追い詰めた時に鏡張りの部屋に入り、合わせ鏡でいくつものボスの姿が写り、
どれが本物が迷うという有名なシーンがあります。




ピュアコンの多くの組み合わせから本当に合う1つを選ぶ時に、必ずこのシーンが頭の中に浮かびます。





結局は鏡をパンチで日々を入れて見えなくして、最後に本当のボスを見つけるのですが、
何回も組み合わせを変えて、これでもない、あれでもないと変えている時は、
エジソンがフィラメントの開発時に「フィラメントに適さない材質を見つけたと思っている。」と
言った言葉を思い出しながら、本当に合う一品を見つけています。




「自分は失敗したのではなく、適さない材質を見つけただけだ!」というエジソンの言葉も、
自分の仕事を進める上での根底になっています。
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G20型BMW3シリーズ スピーカーの音質アップ

2022-07-25
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、現行型のBMW3シリーズです。



以前デモカーとして使っていたのはF30型の3シリーズで、こちらはそれよりも後のモデルのG20型です。



プレイヤーレスのディスプレイオーディののお車に、ベーシックのアップグレードのパッケージを
取り付けています。



先代よりはやや低い位置にスピーカーが移動して、中音域がやたらと耳に入って来るという事は
減っているのですが、ミラー裏のツイーターの下限周波数とドアスピーカーの上限周波数が広範囲に
重なっていて、床下ウーファーの上限周波数とドアスピーカーの下限周波数も広範囲に重なっていて、
音量は出ていても非常にあやふやな音表現になっていました。



純正のミラー裏のツイーターは鳴らない様にして、ダッシュにアップグレードのATXー30を取り付けて、
ピュアコンを通して3WAYの音域分けを綺麗にして、大幅な音質改善を行いました。



まずは助手席のシートを取り外して、床下ウーファーのカプラーを抜いて、車外に信号を取り出して、
モニタースピーカーに繋いでどこからどこまでの音域が出ているか確かめます。



次に運転席の下周りを分解して、以前作業したG20型3シリーズの時の写真と照らし合わせて、
配線の色合わせを行って、もし配列が違っていたら一から調査をし直さないといけないのですが、
運良く前の写真とピッタリ合って、当初考えていたより早く作業が進みました。



グローブボックス下にはMDF板を敷いて、合計8ピース構成のピュアコンを取り付けました。



前回のG20・3シリーズはツイーターがATXー25だったので、一度その値を取り付けて、
ATXー30用にじわじわと値を変えて行って、最も生音・生声に近い数字の組み合わせを探って行きます。



ディスプレイオーディオなのでCDは使えないので、
テスト用にCDを編集しているUSBメモリーとFMラジオを再生しながら音調整を行いました。



洋楽・邦楽とあれこれ音源を変えながら音調整を行って、
最後の最後はDEENさんのプラスティック・ラブで池森さんの声が正確に鳴っているか確認します。



ディスプレイオーディオの音調整機能は全てセンターでも綺麗に音は鳴っていますが、
スタジオ用のモニタースピーカーの音と比べるとやや低音が強く聴こえたので、
そこを1クリック下げたところで調整を終了しました。



音調整は終わりましたが、まだ下の方がバラバラになっているので、これから組み立てて、
今日の夕方には納車出来る様に用意致します。



自分が乗っていたF30型の3シリーズツーリングに比べたら
ドアスピーカーの位置が改善されているので、F30でちょっとくどく聴こえた中音域が滑らかに聴こえて、
もう一度3シリーズに乗りたいと思った作業でした。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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