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取付ブログ

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新・お客様の質問にお答えして 第54話

2024-02-04
新シリーズのお客様の質問にお答えしては今回で54話となりました。



今日のご質問は最近宇部店の店頭に登場したこのスピーカーで、
小型ながらなかなか良い音で音楽を奏でているのですが、
これを見られたお客様から
「なぜもっとホーム用のスピーカーを大々的にPRして販売しないのですか?」というご質問を頂きました。



理由は2つありまして、まず一つはなかなかいいボックスにめぐり逢えなくて、
やっと見つけた時はモデル末期で、急いで手に入れてもあまり数が無いので、
少量を生産して終わるというパターンが多いので、それでPRして販売するほどの数が用意出来ないので、
店で聴いて気に入って頂いたら購入されるという流れになっています。



今回の少量生産のスピーカーは赤いツイーターが特徴で、
過去に某ラジオパーソナリティーの方の自宅用の編集スピーカーとして用意した物を使用しています。



あるお客様からお子さんが春から一人暮らしをされるのにこのぐらいの大きさのスピーカーで、
何か良い音で鳴るスピーカーはありませんか?という事でワンオフ製作して、
それが出来が良かったので追加生産してお店で鳴らしています。



それと2つめの理由として店頭にホーム用のスピーカーを沢山並べているとホーム用のお店と間違われて、
一見さんから「ホーム用のスピーカーを試聴したい。」と言われる事があって、
ホーム用に関してはカーオーディオのスピーカーを買われたお客様から、
「車で鳴っている音と同じ様な音を家の中でも鳴らしたい。」と言われる方に限定して販売しています。



何故かと言うと、ホーム用のスピーカーは音がどぎつい物が多く、
ピュアディオの音が欲しいと思っておられない方に聴いてもらっても、
「何か物足りない。」と言われる事があって、物足らないのではなくて他が濃い過ぎるだけなので、
あくまでピュアディオのカーオーディオの音が好きという方のみに試聴して頂いています。



もしホームオーディオに力を入れて、色んな方を販売対象とした場合は音造りが変わって来るので、
あえてそのジャンルには足を踏み入れないという考えです。



次に「最近モノラルのセパレートハイローコンバーターの写真をブログで目にしますが、
どういう風に良いのですか?」という質問を良く頂いています。



この新ハイローコンバーターはベースはオーディオテクニカのステレオタイプの物を2台使用して・・



それを片側のチャネルのパーツを取り外して、パーツとケーブルを大型化して音質をアップしています。



以前は4CH用の物の内側2レーンのパーツを撤去してトランスの影響を防いでいたのが、
今は2CH用を2台並べて内側のトランスを撤去していて、左右のトランスが離れるのはもちろんの事、
ケースが左右独立していて、更に左右が絶縁してあるのでこれまでのハイローコンバーターで
いま一つ表現出来なかった音が再生出来る様になりました。



更に製品のテストはマークレビンソン製の135万円するプリメインアンプを使用して行っていて、
ゲイン調整は市販のドライバーを切って削ってで専用の物でグラつきが無い様にピッタリと事前に
合わせています。



なるべくハイローコンバーター側の調整を少なくして、車のアンプ側のゲイン調整で完了する様に、
あらかじめ調整がしてあります。



これまでのハイローコンバーターから買い替えされる方も多く、
現在ピュアディオのヒット商品となっています。



そして最後のご質問は「ブログでコイルを手巻きしている写真が載っていますが、
なぜ手で巻くと音が良くなるのですか?」という事です。



実は自分は宇部店の店頭からバックヤードに入ったり2階に上がったりする部分でコイルを巻いていて、
自分の70キロちょっとの体重をかけてピンと銅線を張ってコイルを巻いています。



たまに社員が後ろに入ろうとするとここでコイルを巻いているので、
たまにお客様と目が合って「本当に手で巻いているんですね!」と驚かれます。



ただ誰が巻いても良い音になる訳ではなくて、
イメージ的には特殊な知識がない人が力任せにコイルを巻いても機械巻よりも質の低いコイルしか
出来ないというのが本当のところです。



以前専務が社員にコイルを巻かせろと言うのでやらせたら、
力任せだと力の強い部分と気を抜いている部分が混在して、
最終的に気を抜いた部分が災いして後で緩んでしまいます。



自分が優れたコイルに出会ったのは中学生の時に、
当時アマチュア無線の中まで社会人の方がドイツのビジーのAF-10というアンテナを車に付けておられて、
国産の第一電波製のアンテナの倍以上の値段がする高級品で、
自分が学生でお金が無かったのでサガ電子の第一電波の値段が半分ぐらいの物を自転車に付けていたので、
ビジーと比べたら4分の1か5分の1ぐらいの値段でした。



そのAF-10で全くノイズレスで受信出来るのが、自分のアンテナではノイズが混じってしか受信出来ず、
自転車を押してその人の車の周りをグルグル廻って、それで良い場所があるのではと探しましたが、
やはりAF-10の比にはなりませんでした。



それが悔しくて、「良いコイルとは何か?」、「Qが高いコイルとはどういう事か?」を求めて、
自分でアンテナ用のコイルを巻く様になって、自分は運動部に入っていなかったので、
ひらすらコイルを巻いて、AF-10の145MHzの8分の5波長では絶対にかなわないので、
51MHzの4分の1波長と1本で兼用出来て高性能を巻こうと日々工夫していました。



その後28MHzの4分の1波長や21メガヘルツの4分の波長を1・5メートル以内のエレメントに収める
ローディングコイルを巻いたりと、中学・高校は良いコイルをどうやったら巻けるかという実験を
何度も行っていて、少しでも出来が悪いとほどいて巻き替えていました。



そんな良いコイルを自分に知らしめたビジーのAF-10をいつでも見れる所に置いていて、
学生自分の無心に良いコイルを目指して実験していた時の事を御見出すために、
あのノイズレスでバチっと受信出来たインパクトを忘れないために置いています。



勢いだけでは良いコイルは巻けませんが、同じ力で常に引っ張りながら巻いて行くという手法で、
気が付いたら機械巻では表現出来ない音が表現出来る様になっていたという感じです。



ただ今考えたらAF-10のコイルは図太いステンレスの棒を機械で強い力で巻いているので
実際にその性能は人の力では出せないのですが、大人になって実物を買って目の前に置くと、
絶対出来ない目標に向かっていたのですが、学生自分にAF-10は絶対に追い付けない目標で、
あの悔しさがあったからこその今のサウンドピュアディオの音造りと感じています。



以上、新・お客様からの質問にお答えして、第54話でした。



ハスラー カーオーディオの音質アップ

2024-02-03
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、スズキのハスラーです。



スズキ純正の異形パネルの専用ナビオーディオ付きで、
スズキオプションのアップグレードスピーカーを取り付けたお車に、
ベーシックパッケージの取付を行って音質アップを図りました。



ダッシュの上の純正ツイーターは鳴らなくして、スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、
ピュアディオブランドのアップグレードツイーター・ATX-30を取り付けています。



ドアスピーカーはパッと見は純正ですが・・



中身はアップグレードのクラリオン製のツイーターとスーパーツイーターが付いたコアキシャル3WAYで、
お客様の希望はこれとATX-30を組み合わせて音質をアップして欲しいという事でした。



念のためにノーマルスピーカーも用意していて、
コアキシャルが合わなければこちらを使うという事で作業を始めました。



コアキシャルスピーカーは一度測定器で角周波数のインピーダンスを測って、
その後でツイーターとスーパーツイーターを鳴らなくしてもう一度角周波数のインピーダンス測り直すと、
何故か並列に接続してあるツイーターの配線を外すと、普通は中音域のインピーダンスが上がるはずが、
なぜか反発して下がり気味になって、中音域がアップするという予想外の現象が起こったので、
これとATX-30で2WAYスピーカーとして、ピュアコンの値を探りました。



もちろんこれまでに無い組み合わせなので、何度もブラックボックスとコイルを交換して、
最も生音・生声に近くなる組み合わせを探りました。



それと同時にナビのイコライザーを調整して、
最初は高音が強くて低音が弱かったのでそれぞれ上げ下げして・・



ピュアコンで音を整えていたらあまり動かさなくても音がまとまって、
このイコライザーが1デジベルステップに見えて実は0・5デジベルステップで動いたので、
最終的に1カ所1クリッツク0・5デジベルで音がまとまりました。



ベーシックパッツケージと言いながらも、かなりカスタマイズしたワンオフ設計で仕上げました。



アルファロメオ156 カーオーディオの音質アップ

2024-02-02
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、アルファロメオの156です。



ボーズのプレミアムサウンドのお車に、ベーシックパッケージの取付と、ドアスピーカーの交換と、
純正デッキの交換の作業を行っています。



純正のボーズのツイーターの配線を外して、
ダッシュにスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを
取り付けます。



これまで手前から詰まった感じで聴こえていたのが、前方に位置が変わって音が届くまで余裕があって、
滑らかに聴こえる様になったのと、ツイーターからリスナーまでの距離が、
極端に左右が違っていた所から差が少なくなって来て、とても聴きやすくなりました。



車輛のボーズのアンプからスピーカーに送られていた音は、
デッキの内蔵アンプから一度グローブボックス下のピュアコンに送り、
そこからピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプを使ってドアに、
高音用タイプを使ってダッシュに分配しています。



ドアのスピーカーは純正からJBLの602CTPのミッドに交換しています。



デッキはカロッツェリアの1DINタイプの物に交換して、音が鳴る様になったらイコライザー調整と、
ピュアコンの値を変えて音を追い込んで行きます。



156のドアの構造は低音よりも中音が勝ってしまう作りなので、
ピュアコンの値とイコライザー調整で聴感上のフラットになる様に合わせて行きました。



ブラックボックスとコイルなどを何度も変えて、やっと納得出来るレベルになったので音調整を終了しました。



自分が着いた時にはもうスピーカーが取り付けられていて、
元の構造を見ていなかったので、一度開けてもらって中を見たらこれは特殊だと分かり、
ピュアコンは今回に合わせてカスタマイズして専用の物を作って今回の車に対応しました。



もし中のコイルもコンデンサも変えられない、
普通のネットワークだったらどうするんだろう?というぐらいの手のかかり方で、
サウンドピュアディオだからここまで完成させられたと言っても過言ではないでしょう。



スズキ・スイフト カーオーディオの音質アップ

2024-02-01
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車からスズキのスイフトです。



オーディオレス車にカロッツェリアのサイバーナビの1DINの物を取り付けて、
その下にナカミチのCD-700Ⅱのアンプレスのデッキを取り付けています。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、B&Wのブルードームのツイーターを取り付けて・・



ドアは片側3層のフル防振の後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けて、
ほとんどの製品は前に乗られていたお車から移設して来ています。



ノーマルのスイフトの内張と比べると、
手間をかけてバッフルを型取りしているというのがお分かり頂けるでしょう。



ラゲッジルームには左下にナカミチのPAー504を取り付けて、
その上に板を敷いてピュアディオチューンのデジタルプロセッサーが取り付けてあります。



これはP3モデルのバージョンが3ですが、
更に某メーカーの無線機のパーツを使って、
普通のオーディオメーカーでは表現出来ない音のクオリティーを誇っているので、
実質的にはバージョン4みたいな物です



ラゲッジの中央には25センチサイズ用のエンクロージャーを組んで、
そこにピュアディオブランドの25センチウーファーを取り付けて、頑丈なグリルを取り付けて、
荷物が当たっても大丈夫な様にしてあります。



左下は小物入れでパンク修理キットを入れるスペースです。



全ての組み立てが終わったら色々な音源を鳴らして音調整で、
サイバーナビの音はCD-700Ⅱを経由して鳴らすのですが、
何故か700Ⅱを経由して鳴らした方が音が滑らかになって良く聴こえます。



音を聴きながらグローブボックス下のピュアコンの値を微妙に変えて・・



デジタルプロセッサーを繋いでタブレットでイコライザーとチャンネルディバイダーの機能を調整して、
トータルで音のイメージを生音・生声に近くなる様に合わせて行きます。




ほとんどの製品は前のお車からの移設ですが、新型のデジタルプロセッサーが新しく購入された物で、
ピュアコンの最新バージョンと合わせて究極のピュアサウンドに音を仕上げています。



FM山口で16時30分ぐらいから生放送で

2024-01-31
毎月最終水曜日の16時30分ぐらいからは、FM山口の『コージネス』の中で井川が少し喋っていて、
今日はその日になっています。



いつもは25日ぐらいに放送日が来るのですが、今月は末の末の31日で、先週ぐらいから
「もう放送日が来ていて、忘れていないか?」とハラハラしていました。



コージネスは新山口駅北口のゼロスタジオから月曜から木曜まで午後に生放送されていて、
パーソナリティーの大和良子さんが長年サウンドピュアディオの製品を使っておられるという事で、
番組の中で月に1度喋らせて頂いています。



山口市緑町のFM山口の本社第一スタジオはサウンドピュアディオのネーミングライツになっていて、
本来ならここで喋るのが筋でしょうが、大和さんがピュアディオ商品の良さを体感して頂いている事から、
自分の喋る時間はゼロスタジオからにして頂いています。



新山口駅は宇部店から近い宇部駅から行くと、4駅で着いて行きやすいのですが、
そこはあえて車で行く事で、行と帰りに車の中で大和良子さんの声を聞きながら移動して、
ゼロスタジオで本人の生声と比較出来ると絶好のチャンスなので、そこはあえて車で移動しています。



仮に列車で行くとすれば、北口に向かう通路をKDDI維新ホールが見えて来たら階段を下りて・・



その先に見える小さなブースがFMYゼロスタジオです。



本当はこのスタジオの名前をサウンドピュアディオスタジオにしたいとFM山口にお願いしたのですが、
この建物が山口市の持ち物のために、FM山口の所有している本社第一スタジオでどうですか?という事で
今の状態になっていて、それで生放送はこちらから出演しているというのが、
そういえば今回で1周年となっていました。



そんなこんなで何とか1年が経過した井川のFM山口の生放送出演ですが、
今日は自分がFM放送と関わり出した頃の懐かしい話が出来ればと思っています。



もしリアルタイムでFM山口が聞ける方や、ラジコのタイムフリー機能で後から聞ける方がありましたら、
本日16時30分ごろからの『コージネス』を是非お聞き下さい。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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