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取付ブログ

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新・お客様の質問にお答えして 第53話

2024-01-25
お客様の質問にお答えする新シリーズも53話となり、今回は昨年末ぐらいから最もご質問の多い内容と、
前から多く頂いていた福岡店についてのご質問にお答えいたします。



サウンドピュアディオは5年2カ月前に福岡市中央区地行のマークイズ福岡ももち2階の
クロスFMのサテライトスタジオのネーミングライツ権を取得して、
5年間に渡ってクロスFMサウンドピュアディオスタジオとして、
サウンドピュアディオのイメージアップに貢献してきました。



しかし昨年の11月末を持って5年の契約期間が終了して、契約継続の手続きをする事なく、
現在はネーミングライツスポンサー無しのクロスFMマークイズ福岡ももちスタジオとなっています。



ただマークイズのスタジオと前後して、他の博多ベイサイドスタジオと、
セントシティ小倉のスタジオもネーミングライツのスポンサーといないスタジオとなって、
多くのお客様や自分の知人からも、「9月に堀江貴文さんが会長になったから、
それに不満を持ったスポンサー3社が集まって話し合って撤退を決めたのですか。」と、
行く所行く所で同じ様な内容の事を聞かれて、もうお一人お一人にお応えするもの辛くなって来たので、
ここでお答えしたいと思います。



まずネーミングライツ権を持ったスポンサー3社は全く面識が無く、
3社が話し合ったという事は全くありません。



当初小倉のスタジオは北九州ダイハツ販売は続ける予定だったはずで、
12月の途中まではネーミングが付いていましたが、
ダイハツ自動車の不正により新車販売が出来なくなってしまい、
ディーラーの判断かメーカーから指示があったか分かりませんが、
この件でスポンサーを降りられているので、新体制に不満ではないでしょう



サウンドピュアディオスタジオに付いては当初から5年を過ぎて継続の契約は行わないと
新体制になる前から言っていて、その理由は現在の福岡店の立ち退き問題があり、
当初は来月には出て行かないといけない事になっていて、引っ越し先を探してもなかなか候補地が見つからず、
一時的に倉庫を借りて既存のお客様の載せ替えとシステムアップなどを行う仮営業となるために、
その状態でネーミングライツスポンサーは無理ですとお答えしていました。



そういう動きもあって、サウンドピュアディオスタジオが消えてしまうという事で、
契約終了の11カ月前にFM山口の本社第一スタジオを
『FMYサウンドピュアディオ』というネーミングにして、
サウンドピュアディオと名の付くスタジオが無くなるという事をあらかじめ防いでいました。



福岡店の移転については候補地が無かった訳ではないのですが、
エアコン付きのピットを持つというのがかなりハードルが高くて、1度は移転地が見つかったものの、
大きな建物の一部を借りるのに、他の大きい部分を借りる会社が無いと消防法に触れるという事で、
その大部分を借りる会社が見つからなくてその場所に移転出来ない様なので、移転の話が進みませんでした。



そうこうするうちにクロスFMがホリエモンこと堀江貴文さんに買われるという話になって、
新体制に不満とか言う前にきちんとしたショールームが持てるかどうかという方が問題で、
ネーミングライツスポンサーは継続出来ませんとお答えしていました。



ところがその後に福岡店の場所が周りの開発が遅れているからか、
もう何年か営業してもいいという話になって、今の店舗で当分営業を継続出来る様になったので、
多くのお客様から「引っ越し先は見つかりましたか?」というご質問に、
「まだ当分引っ越さないでいいです。」という風にお答しています。



本来の予定では2月で営業を終了して、3月は引っ越しを行わないといけないところでしたが、
ある理由で旧九州大学の跡地の開発が遅れて、今のところ福岡店の前の空き地に何の建物も立っていないので、
こちらの方は契約を延長してしばらく立ち退く予定はありません。



そういう事でお客様には何かとご心配をおかけしていましたが、
もめてクロスFMと契約をやめた訳でもなく、福岡店も余裕を持って次の候補地を探す事が出来て、
いきなりどこかの倉庫で仮営業という事にもなりそうもないので、
皆様にご安心して頂きたいと思っております。



GRヤリス パワーアンプ取付

2024-01-24
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのGRヤリスです。



以前純正のディスプレイオーディオを取り外してアルパインのディスプレイオーディオに交換して・・



純正のJBLスピーカーをJU60ツイーターのブラックと、
ドアにインナーで560GTIのミッドをインナー取付していたお車に、パワーアンプの追加を行いました。



銘柄はナカミチのPAー1002Nで、取付場所は助手席の下です。



助手席下の取付なのにピットではリアのハッチを開けて作業を行っています。



その理由はラゲッジ下にバッテリーが付いていて、前後の重量バランスを5対5に近くしているからでした。



ここから助手席下まで電源ケーブルを引いて行き、
アンプのオン・オフはディスプレイオーディオのオン・オフに連動させます。



パワーアンプを取り付けただけですが、パワーが増した分ほどピュアコンの値を変えて行きます。



それと同時にイコライザー調整を行って、
ディスプレイオーディオの内蔵アンプでこのイコライザーパターンだったのが・・



パワーアンプを装着した後のイコライザーパターンはこうなり、これで聴感上のフラットとなっていて、
PAー1002Nの比較的フラットな特性で高音域はやや強く聴こえていたので、やや下げ気味にしていて、
内蔵アンプでは高音が不足して聴こえてやや上げ気味に調整して、それで聴感上のフラットを保っていました。



元々はJBLのプレミアムサウンド車で、プレミアムサウンド車にベーシックパッケージで一度音を聴いて、
その次は一気に2WAYのハイエンドスピーカーになって、今回で完結的なシステムになっていますが、
お客様はもう最初のノーマルのプレミアムサウンドでは音楽を聴く気にはなれないとおっしゃっていました。



自分もそう思いますが、自分のレクサスLSで出来ない加工がGRヤリスでは出来て、
そこの部分はとてもうらやましいと思っています。



アトレー スピーカーの音質アップ

2024-01-22
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ダイハツのアトレーです。



オーディオレス車にカロッツェリアの楽ナビが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、
トリプルパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張と防水シートを外して、ベーシック防振の施工を行います。



ベーシックですから純正の16センチスピーカーはそのまま使用します。



「純正スピーカーは音が悪いから使い物にならない!」と多くのショップが言われるなか、
あえて純正を使っているのは市販のトレードインスピーカーがあまりに音色が明るく、
周波数特性もここの周波数を上げてここの周波数を下げてを行ってメリハリを付けていて、
パッと聴き良く聴こえても実際の音楽と違う音色を聴かされている訳で、
これは音の出るカーアクセサリーで音楽を正確に聴く物ではなく、
音色が正確なスピーカーはそれなりの値段がするので、
そこで音がこもって聴こえる純正スピーカーをこもらない様にして聴ける様にしたのが
ベーシックパッケージです。



何も貼ってないドアの鉄板を指ではじいて響かせて、響きの中心と響く周波数を特定して、
4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせます。



外した内張はプラスチックが薄くてポコポコ響くのので、セメントコーティングで響きを無くします。



意図的にランダムに厚い薄いを作って、ドアが重たくならない割に振動が消える様に工夫しています。



2面の防振作業が終わって内張をドアに組み付けて、ドアの作業は完了しました。



このドアスピーカーの位置が下で、その上のドアポケットがちょっと出ているのが、
後の音のチューンでかなり苦労する事になります。



ダッシュの上にはピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
フルレンジのドアスピーカーの高音をピュアコンでカットして、上質な高音を後付けツイーターで再生して、
中級グレードの2WAYスピーカー的な鳴りに変えていきます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、
ブラックボックスと白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルを付けて、
音を聴きながら何度もここの4つのパーツを交換して音を合わせました。




取り付け位置が低いのとドアポケットが出っ張っているので、
それを加味しながらピュアコンの値とイコライザー調整を行って、
かなり時間をかけてアトレーで最も生音・生声に近い組み合わせを探しました。



自分は以前からオレンジのアトレーが欲しいと店頭で言っていて、
仕上がって表に出たアトレーを見たお客様から、「社長アトレーを買ったんですか?」と聞かれましたが、
これはお客様のアトレーで自分の物ではありません。



限られたスペースで限られた予算で、音質だけでなく遮音性も断熱性もアップした、
時別なレーに仕上がりました。



CXー5 BOSEサウンド車の音質アップ

2024-01-21
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのCX-5です。



マツダコネクト付きでBOSEのプレミアムサウンド付きのお車に、
お持ちだったB&WのATX-40を使ったプレミアムベーシックを取り付けさせて頂いていました。



BOSEサウンド車はドアにフロントマグネットの薄型ウーファーが付いていて、
ここは低音だけ鳴らしていて・・



ダッシュの上に専用の中高音用のスコーカーが付いている所に、
ピュアコンで高音をカットしてATX-40で高音を鳴らす3WAYシステムにしていました。



そのスコーカーがビリビリなり出したので、もう1度純正を買うか後付けに買い替えるかで、
ちょうど輸入車用の予備のスコーカーを少量生産していた物がピッタリ合ったので、
交換してピュアコンの値を変えてマッチングさせました。



ブラックボックス4つのうちの2つを交換して、
スコーカーの上限周波数を決めるコイルを白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物を使って、
音のチューニングを取り変えました。



ピュアコンの値が決まったらマツダコネクトのバス・トレブルとフェダーを調整して、
最も生音・生声に近いと感じたところで音調整を終了しました。



調整項目の中にはBOSEセンターポイントと、
BOSEオーディオパイロットの2つの機能がありますが、片方づつと両方入れて聴いてみたのですが、
音がわざとらしくなるので、ここの機能はどちらも使いませんでした。



普通はシステムアップ出来ないと言われているBOSEサウンドシステムも、
サウンドピュアディオのピュアコンを使ったインピーダンス変換技術で、
素晴らしくクリアーで正確なサウンドに生まれ変わります。



R31スカイライン カーオーディオの音質アップ

2024-01-20
今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業から、日産のR31型スカイラインです。



一時期R31型のセダンが覆面パトカーに使われている事があって、
31型が後ろに付くとドキッとしていました。



既にシステムが取り付けられているお車にデッキの交換を行って、音調整を行いました。



お客様は1DINのスペースで一枚がけにこだわられていて、
これまではカロッツェリアのDEH-P940をお使いでした。



ただもっとグレードが高くてカロッツェリアの製品がいいという事で、
それでいてピュアディオ的なサウンドをという事でDEH-P01の銅メッキシャーシーの銅を剥がして、
塗装をし直してから取付を行いました。



一般的に銅メッキシャーシーは外部からの電磁波を遮断するから音が良いと言われていますが、
実は中から出ている電磁波を閉じ込めてしまい、プラスとマイナスではマイナス面の方が多く、
レコーディングスタジオや放送局では絶対に使わない手法で、
銅メッキレスにする事で見た目はP01でも音はギラギラした感じではなくて滑らかという物を
1品で作りました。



システムはフル防振のドアにピュアディオブランドのZSP-MIDをアウターバッフルを製作して
取り付けて、グリルは個性を出すためにJBLのP560Cの物を使っています。



ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60を取り付けて、
ピュアディオ推奨ハイエンド2WAYになっています。



トランクの左下にはアンプ2台とチャンネルディバイダーが取り付けてあって、
元々はオーディオソンで前後が鳴っていたところから、オーディオソンはウーファーのみを鳴らして、
フロントはピュアディオチューンの2CHアンプを後から取り付けて鳴らしています。



トランク内には20センチサイズのエンクロージャーが付けられていて・・



セダン車のアームレストから車内に音を送る様になっていて、
黄色いコーンのZSPの限定の20センチウーファーが取り付けられています。



グローブボックス下にはブラックボックス4連で8ピース構成のピュアコンが付けられていて、
デッキを交換して音の傾向が変わったので、ブラックボックス1組とコイル1組を交換して音を整えました。



スピーカーケーブルはピュアディオブランドの高級タイプの、SKYⅢに交換されています。



最後にデッキに内蔵されている31バンドイコライザーと、
トランクに積んであるピュアディオチューンのチャンネルディバイダーのV2モデルの調整を行って、
限界まで生音・生声に近づけたら作業は完了します。



長い期間かけてちょこちょことシステムアップやシステム変更を行って、
どんどん本来の音楽の形に近くなっていますが、
お客様のお持ちのCDの中に自分が実際にお会いして生の声を知っている方の物があると、
この人の生の声により近く合わせているという責任と、
合っているからこその音造りで満足して頂きたいという気持ちを持って音調整を行っていました。



お問い合わせ
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山口県宇部市妻崎開作484-1
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SOUNDPUREDIO 福岡店

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