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取付ブログ

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カローラフィールダー スピーカーの音質アップ 後編

2018-11-04

今日ご紹介する1台は、昨日に引き続いて
宇部店のピットからトヨタのカローラフィールダーです。
 
 
入庫された時はカロッツェリアの1DINデッキだったのですが、
サイバーナビに付け替えました。
 
 

 
ベーシックパッケージではダッシュにピュアディオブランドのATX-25スタンドを使って
取り付けていますが、ツイーターから出ている細いコードが、
ピラーの内張りの中ではPSTの太いケーブルに繫ぎ換えています。
 
 
 
PSTケーブルはグローブ下のピュアコンに取り付けていて、
サイバーナビから送られて来た音信号を高音域と中低音に分離して、
ATX-25と純正のドアスピーカーに分配しています。
 
 
ピュアコンと呼んでいても高音域と中低音を分配する装置は
一般的にはパッシブネットワークとかパッシブクロスオーバーと呼ばれていて、
同じ動作をするのに別な呼び方をするのはおかしいと思われる方もあるでしょう。
 
 
その理由は一般的なカースピーカーのネットワークに付いているコンデンサと
ピュアコンのコンデンサの精度の取り方が全く違うので、
同じに扱われるとこちらが損をするのであえて名前を変えています。

 
ここに付属ネットワークから外したコンデンサが8個あります。
 

 
これを高度な測定器で測定して、判定結果をマーキングして行くと、
1個目の3.9マイクロは3.814だから少し少な目となっています。
 

 
 
次に6・8マイクロを測定すると6.511でかなり少ない値となっていて、
工場から出荷されたコンデンサをそのまま基盤に
組み込むとこのぐらいの誤差は出てしまいます。

 
 
8個すべて測定したら、左右でピッタリ値が合っていないというのが分かります。
 

ピュアディオでは入庫したコンデンサは全て高度な測定を行い、
マーキングをして分類しています。
 
こちらは1マイクロのコンデンサですが、測定上で0・999となっています。
 
 
次の1マイクロは0・985を表示していて、この二つが左右になる事は絶対にありません。
 
 
実際のピュアコンのブラックボックスを見ると、一番上の181と書かれている物は
1.81マイクロのコンデンサを使っていると言う意味で、
その下の180は1.80マイクロのコンデンサを使用で、
179は1.79マイクロで、178は1.78マイクロのコンデンサを使っているという意味で、
普通だと同じ1・8マイクロと一くくりにするところをこれだけ分別して使っています。
 
 
つまり0・01の違いは実際に音の変化を感じられて、
スピーカーと車種と取り付け条件の違いでこれだけ細かく分類して在庫していると、
同じパッシブネットワークとは言えないレベルの差が出ます。
 
 
もうひとつブラックボックスに後付けするコイルも数百種類用意してあって、
種類の違いだけでなく、コイルを巻いているプラスチックボビンの材質でも音に影響があります。
 
 
自分が手にしているのは市販のネットワークからアクリルの透明ボビンを取り出して、
そこの巻き数を変えて金メッキギボシを取り付けてピュアコンに使ったのですが、
目立たせるために厚い透明のアクリルを使ったのが影響して、
オ音色がとても固くてボーカルの生の声を知っている自分からしたら違う声に聴こえてしまい、
いくら巻き数をピッタリ合わせても綺麗に見せるための材質が音を汚くしているという、
見た目と音が反比例という状態になっています。
 
 
そんな苦労があってカローラフィルダーにピッタリのピュアコンの組み合わせを探し出して
セッティングしたら、イコライザーは2カ所1クリックづつ動かしただけで、
最も生音・生声に近い状態になりました。
 

カローラフィールダー スピーカーの音質アップ

2018-11-03

今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、
トヨタのカローラ・フィールダーです。
 

 
カロッツェリアの1DINタイプのデッキを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、
ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行ないました。
 

 
ベーシックパッケージなので純正の16センチフルレンジスピーカーはそのまま使用して、
ダッシュに後付けツイーターを足して、フロント2WAY化します。
 

 
高音は出ないものの中音域は厚く、低音は出過ぎるぐらい出ていて、
イコライザーで下げる事が多く、
軽くて量が出る低音をピュアコンを通す事でインピーダンスをやや上昇させて、
音に重みを持たせています。
 
 
デッキからパッシブネットワーク部のピュアコンと、
ピュアコンからツイーターまでは全てピュアディオブランドのPSTケーブルを使用していますが、
国産車の場合はドアを通っているケーブルは純正の細い物をそのまま使用しています。
 
以前自社車両でここをPSTケーブルに換えて鳴らしてみたら、
後付けの16センチスピーカーではバランスが取れるものの、
純正の16センチのそれでなくても低音が出るスピーカーは更に出て、
あまりにバランスが悪いのでベーシックパッケージではそのまま使用する事にしています。

 
逆にドアスピーカーを交換した時にはほとんど交換しています。
 
 
最近の国産車は外板裏に防振が貼って無い事が多く、
今回のフィルダーでは一番響く場所に一枚だけ貼ってありました。
  
ベーシック防振では車種ごとに全て響きを調査しているので、
ここを剥がして違う材質を貼る場合と、密着が悪い純正マットを暖めてからきちんと貼り付け、
その後に周りに違う防振材を貼り合せる場合の2つの方法があって、
車種ごとの手順書にどの方法を取るかが書かれています。
 
 
 
手順書通りに防振作業を行った後に内張りを組み付けたらドアの作業は完了です。
 
ただカローラのドアはグリルがリスナーからやや反れた方向に傾いていて、
ここからの中音域に近い高音がよじれた状態で聴こえます。

 
そこでよじれて聴こえる音域をピュアコンでカットして、
いつもよりもツイーターをワイドレンジで再生させて、
それを合成して全ての音域が綺麗に鳴る様にセッティングします。
 
 
 
フィルダーの作業はまだ続いているので、また続きは明日書き込みます。
 

アバルト595 カーオーディオの音質アップ

2018-11-02

今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、アバルトの595です。
 
 
既にシステムを取り付けて頂いているお車ですが、
スピーカーケーブルを1メートル1000円のPSTケーブルから、
12000円のSKY3ケーブルに引き替えを行いました。
 
 
SKY3ケーブルは銅線が1本1本絶縁してあって、
音を送っている時に他の線とつながらない様になっていて、
末端で焼入れを行って絶縁を取り除き、
そこで全ての線を導通させるという特殊な方式を使って良い音を再生しています。
 

ただし、その焼入れがとても難しくて、焼き入れする人の腕の良し悪しで音が変わってしまいます。

 
例えば焼が甘いと一部の絶縁が取れていなくて、実質的に導通している本数が減ったり、
逆に焼が強過ぎると外側の線が解けて落ちてしまって本数が減ってと、
ほんの数秒の焼入れのタイミングで音質が大きく変わってしまいます。
 
 
 
ここで焼入れの工程をご説明しましょう。

 
まず秘伝のタレみたいに17年間足し続けて来た独自の配合のハンダが入った
小型の溶鉱炉をオンにします。

  
設定温度は370度で、スタートした時の室内温度が22度ですから、
ハンダの塊は22度と弔辞されています。
 
 
101度まで温度が上昇したところでラジオペンチでつついてみると、
ザ・ブングルのギャグではありませが、カッチカッチです。
 

 
スタートから約1時間半後にはほぼ設定温度まで上がって来て、
表面がザラザラして艶が無い状態です。
 
 
そこでヘラを使って表面のザラザラを取り除きます。
 
 
するとキラキラと帳面が輝くハンダのプールが出来上がり、
そこへ先ほどの全ての線が絶縁されているSKY3のケーブルを漬け込みます。
 
 
 
数秒でハンダをくぐらした後に、床に線と線の間に含まれたハンダを床に叩き落として・・
 
 
隙間にモーターで自動送りのハンダ小手で高速で高級ハンダを差し込んで、
更に余分なハンダを床に叩き付けて抜いて、最後にエアーで急冷却をかけて冷まします。

 
 
そして出来上がったのがこの状態で、全ての銅線が導通して、
こ後にターミナルを取り付けて車にはわす様になります。
 
 
アバルト595ではアンプとピュアコン間2本と、
ピュアコンかミッド2本・ツイーター2本の合計6本を付け替えて、
1本当り4ヶ所の焼入れで合計24ヶ所の焼入れで、
1台分の焼入れが終わった時は1日分の仕事を終えたぐらいの疲れが出ます。
  
SKY3のケーブルはケーブル自体の性能にプラスして、
焼入れの機材・ハンダの材質の組み合せ・加工のタイミングの3つの要素で、
他の店では表現出来ないナチュラルなサウンドを再生させる事が出来る様になります。

レクサスGS カーオーディオの音質アップ

2018-11-01

今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、レクサスのGSです。
 
 
全車異型パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、
スピーカーやアンプの取り付けを行いました。
 

 
まずスピーカーを取り付ける前にドアの内張りを外して、
防振作業を行います。
 
先代のGSに比べるとバッサリと防振材が減っていますが、
逆に中途半端な材質が沢山貼ってあるよりは、
こちらの方が良い響きを出し易い構造です。
 
 
複雑な構造に合わせて材質を使い分けて、隅の方まで響きを取って行きます。
 

 
内張り裏に吸音フェルトを大量に貼って、
ドアから入ったロードノイズを抑えようと手法を取っていますが、
まずドアの鉄板の響きを抑えて、内張り裏にセメントコーティングを施すので、
かなりの静粛性と断熱性アップになっています。
 

 
ドア防振が終わって基礎がしっかりしたら、次にドアにアウター・スラントのバッフルを製作して、
以前乗られていたお車から移設して来たピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
 
 
ツイーターはワイドスタンドを製作して、
JU60の前のハイエンドツイーター・ユニコーンを取り付けています。
 
 

 
リアのトランクルームは大幅に加工して、
純正の20センチウーファーの下にエンクロージャーを取り付けて、
25センチサイズのウーファーを取り付けています。
 
写真では見えませんが、ピュアディオブランドのZSPウーファーが取り付けてあります。

 
またトランクの右横の純正パワーアンプからフロント信号を取り出して、
中高音と低音に分割されたマルチアンプの信号を
ピュアディオチューンのミックスコンバーターこ通してフルレンジ化して、
チャンネルディバーダーでウーファー信号と100ヘルツ以上のフロント信号に分離して、
ナカミチのPAー2004のPバージョンにつないで、
車1台で3WAY構成のシステムとしています。
 
 

 
グローブボックス下のピュアコンはブラックボックス4連で、
スピーカーケーブルも最上級の物を使用しています。
 

 
GSの純正システムはセンタースピーカーが付いていて、
これを鳴らさないと物足りなくて、
かといってフルに鳴らすと後付けのシステムと融合せず、
アッテネーター回路を入れて微調整して、他のスピーカーとマッチングさせました。
 

以前乗られていたお車はプレミアムサウンド車でも
2DINのスペースを作る事が出来たのですが、
今回は全く純正システムが外せず、
純正がベースながらここまで出来るという指針が示せた作業となりました。

 

ダイハツ ミライース スピーカーの音質アップ

2018-10-31
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から
ダイハツのミラ・イースです。
 
クラリオン製のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の作業を行いました。

まずはドアの内張りと防水シートを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せます。

狭い入り組んだ部分の高い音の響きを防振メタルで抑えます。
 
四角いマットが2種類あると先日のブログで書き込みましたが、こういう横に長い部分では
カットして貼りつける事が出来る材質と、そのまま四角で使わないといけないマットの2種類を
使い分けています。
 
 
外板裏の響きの種類と、貼る材質の共振点の違いを上手く利用して、
ドアが重たくならない割りに効果的な防振を実現したのがピュアディオのベーシック防振です。
 
ドアの作業が終わったらクラリオン製のナビを一度取り外して、裏から音信号を取り出して、
PSTケーブルでグローブボックス下まで送ります。
 
 
回のベーシックパッケージは以前乗られていたお車から移設した物で、ピュアコンは
オプションを含んだ4連ボックスになっていて、後付けのコイルをミラ・イース用の物に交換して
マッチングさせています。
 
ツイーターはJBLの25ミリ外ドームタイプで、スタンドを使って適切な仰角と振り角を付けて、
ダッシュの上から上質な高音を降りそそいでくれます。
 
全ての結線と組み立てが終わったらクラリオンのナビの音調整を行います。
 
純正のかったるい状態なら音を強調する機能も有効ですが、ベーシックのWパッケージで
音質は大幅に改善してあるので、強調機能は逆に邪魔となり、ほとんどの項目をオフにして
イコライザーのみの調整を行います。
 
 
クラリオン製のナビオーディオ音は調整機能をオフにすれば極めて素直な音になり、
以前のデモカーのアウディA3や現行のデモカーのNボックスなどで予想を超えた音質で
多くの方を驚かせていました。
 
純正スピーカーは音が悪くて使い物にならないとか、ナビの銘柄はここでないといけないとかいう、
世の中のトレンドと真逆を行きながらも、何故か本来の音楽に近い音を再現するのがピュアディオ流の
音造りです。
  • 株式会社オーディオボックス
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山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712
FAX.0836-44-9191
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