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取付ブログ

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年末年始のお休みのお知らせ

2023-12-13
カーオーディオ専門店サウンドピュアディオの年末年始のお休みのお知らせを致します。



12月は30日(土曜日)と31日(日曜日)
明けて1月の1日(月曜日)・2日(火曜日)・3日(水曜日)の合わせて5日間を連休とさせて頂きます。



お客様にはご不便をおかけ致しますが、何卒ご理解のほどお願い致します。



以上年末年始のお休みのお知らせでした。



新・お客様の質問にお答えして 第51話

2023-12-13
お客様の質問にお答えするシリーズは、日ごろ自分が店頭でお客様から頂いている質問を、
これは他の方も知りたい内容かも?と感じた事を書き込んでいます。



今日のご質問は、「ツイーターとミッドの音の調整はピュアコンを使っているのに、
なぜミッドとウーファーの調整はピュアコンを使っていないのですか?」という、
けっこうこれまでに何度か質問頂いた内容で、よく考えたらこれにかんしてはこれまで答えていませんでした。



どの周波数で音域を切っているかは秘密の部分もありますので、
大雑把な数字で表現しますと、ツイーターの種類にもよって違いますが、
例えばJU60とZSPは4キロヘルツ付近で役割分担を分けているとします。



JU60とZSPの調整ではブラックボックスだけでこれだけの種類があり・・



ミッドの周波数を決めるコイルは初期モデルのMID用がブラックの物だけでこれだけの数があり、
その中から最も合う数字の物を1品選んで取り付けます。



これはLTD15を使ったブラックボックス4連のピュアコンで、
この組み合わせが選ばれるまでかなりの数を交換して最も生音・生声に近い値を選んでいます。



それを考えたらミッドとサブウーファーの繋がりもピュアコンを使って欲しいという要望が
1990年代にから既にあって、その頃はピュアコンで全帯域の3WAY用の試作品も作ってみました。



ただし困った事は大きさで、ツイーターとミッドがクロスする周波数が約4000Hzとすれば
ウーファーの音域では80Hzとなり、大きさが4000÷80で50倍となります。



これはラゲッジに付けるには無理で、
ホームオーディオが320Hzから400Hzで13センチスコーカーとウーファーを繋ぐと
大きさは4分の1から5分の1で、何とかエンクロージャーの中に入れる事が出来ます。



またホームオーディオでは鉄心入りコイルのインダクタンスが大きい割に
大きさを半分以下に出来る方式を使っている物もあり、
それで3WAYを1つのエンクロージャーの中に収められるので、カー用とは違う訳です。



そこで鉄心入りのコイルを車のトランクに入れてはみたものの、
それでもかなりの大きさがあり、鉄心でインダクタンスを無理に上昇させているので、
音に変な勢いが付いていて、大きさ以外に音色の意味でも使う事が出来ませんでした。



そこで考えたのがチャンネルディバイダー方式で中をチューンして音のクオリティーを上げる方式で、
これは2001年にピュアディオブランドを立ち上げた時からスタートしました。



今ではデジタルプロセッサーの中をチューンして、タブレットで細かく調整出来る物や、
デッキが交換出来ない車種にはハイローコンバーターをバラバラにしてチューンして組み替えた物など、
電子的に微弱な信号をコントロールする物と、
ピュアコンの様に一度スピーカーを駆動する信号になった音をコントロールする物の組み合わせで
音を良くしています。



1990年代に作ったとんでもなく大きなウーファー用のピュアコンは、
今の宇部店に1999年に引っ越した時にどこかに行ってしまい、今は見る事が出来ません。



今回はウーファーにピュアコンは使わないのですか?というご質問にお答えしました。



新型ステップワゴン カーオーディオの音質アップ その1

2023-12-11
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ホンダの新型ステップワゴンです。



ホンダ純正ギャザーズの大画面ディスプレイオーディオを装着した状態で入庫となって、
広範囲にシステムの取付を行っていますが、まだ入庫した事が無い新型車なので、
まずはベーシックパッケージの取付を行って特性を調べました。



まずはダッシュ先端の純正ツイーターを鳴らなくして、
ダッシュ端の中央部分にスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-30ツイーターを取り付けました。



純正はほぼ反射で高音を聴く様になっているので、
周波数レンジの広いATX-30ツイーターではストレートかつワイドレンジの上質な高音を奏でてくれます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、
その上にブラックボックス4連のピュアコンを取り付けて音を鳴らします。



最初に先代のステップワゴンで出た値を入れて音を聴いてみましたが、
同じ16センチユニットを使ってもグリルの音のヌケの違いでコイルの値が変わって来て、
白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルの、
更にその中でも巻き数の少ない物を何種類か付けてみて適性を探りました。



今回はツイーターアシストユニットを含むブラックボックス4連の取付ですが、
通常はブラックボックス2個の方が多いので、
4連で適性を出した後に2個の状態でもそれ用の値を探し出して、
どちらでも対応出来る様に手順書を作りました。



ディスプレイオーディオの中身はダイアトーンのサウンドナビと同じ内容で、
ほとんどの音を強調する機能はオフにしてから調整に入りました。



バス・ミッド・トレブルの3トーンと20バンドのイコライザーの両方が付いていて、
双方の調整をそれぞれ調整してベストな値を出して、
低音が勝ち気味だったので高音側をやや上げて聴感上のフラットに合わせました。



調整が終わると結果は先代のステップワゴンとは違う数字の組み合わせになって、
同じ様な車内で同じ16センチスピーカーでもこんなに特性が変わっているんだと驚きました。



それ以上に驚いたのはシフトレバーが無くなっていて、スイッチで前後に動かす部分でした。



システム構成はこれからまだ先があり、これより先は『その2』でお届け致します。



ジムニーシエラ カーオーディオの音質アップ 前編

2023-12-10
今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、スズキのジムニーシエラです。



オーディオレスの状態で入庫となって、ナビオーディオとベーシックパッケージの取付と、
ドア防振の施工の後にドアスピーカーの交換を行います。



そういえば最近入庫したジムニーやジムニーシエラはほとんどがミッション車の様な気がします。



ドアスピーカーは12センチサイズの純正を13センチのJBLに交換する事が多いのですが、
他店では16・5センチスピーカーを取り付けたという例もある様です。



中のサイズ的にはギリギリ16・5センチが入るのですが、
外のグリルが12センチでやや余裕がある開口部なので、
16・5センチでは端の方が音が出て直ぐに跳ね返って来るのでお勧め出来ません。



またサイズが小さい方が中音域のヌケが良いという特性もあるので、
低音は防振で稼ぐとして、トータルバランスでジムニーには13センチがベストという事になります。



作業はまずドアの内張を外して、マスキングを行ってからセメントコーティングの施工を行います。



ツルツルの内張裏はセメントコーティングが剥がれてしまうので、機械を使って粗目を付けています。



前の作業の下地作りと刃も本体も違うのですが、合計3種類の刃を使い分けて下地作りを行っています。



下地作りが終わったらコーティング剤をランダムに厚い薄いを作りながら塗り込んで、
遠赤外線ヒーターで乾燥させます。



ドアはスピーカーと防水シートを外して、何も貼ってない外板裏を指ではじいて響きを確かめて、
どの位置にどの材質を貼るかマーキングして行きます。



今の時点ではここまでで、これより先は『後編』でお届け致します。



VWポロ カーオーディオ

2023-12-09
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の完成車から、フォルクスワーゲンのポロです。



VW純正のクラリオン製のナビオーディオが装着されているお車に、
フロント2WAYのシステムを取り付けておられる所から、システムアップを行いました。



ドアはフル防振の後にアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けていて、
レモンイエローのゲブラーのタイプ3が装着されています。



ツイーターはワイドスタンドを製作してJU60を取り付けていたのですが・・



今回JU60のブラックタイプに交換しました。



グローブボックス下のピュアコンの10ピース構成の物は全て最新バージョンに入れ替えて、
音の感じは随分と変わりました。



変わり方は音の量は若干増えたぐらいですが、音色の正確さが格段に変わっています。



音楽好きでライブに度々足を運ばれるお客様にとってはかなり重要な改善部分になります。



以前からパワーアンプを換えたいというご希望はあったのですが、
全てのユニットを前回りで納めないといけないという条件があって、
ARCのピュアディオチューンのアンプが大きさ的には限界でした。



今回オーディオテクニカ製のブラックのハイローコンバータを左右独立のセパレートタイプに替えて、
これまで以上のセパレーションと解像度をアップさせる事が出来ました。



あっ!セパレートモデルがもう奥にしまわれていたので、他の車種の写真から実物をお見せします。



純正ナビに6バンドのイコライザーが付いていますが、これは最小限に動かして・・



運転席シート下に付いているアナログの30バンドイコライザーを手を奥に入れて操作して、
最も生音・生声に近い状態に調整しました。



見た目はツイーターのシルバーからブラックに変わっただけですが、
細かい部分は最新の最上級の物を使って、フロント2WAYというシンプルなシステムながら、
限られた条件で極めたシステムに仕上げる事が出来ました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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