取付ブログ
新型シエンタ カーオーディオの音質アップ
2023-11-02
今日ご紹介する1台は、当社のデモカーのトヨタの新型シエンタです。
ベーシックパッケージとして使用したいてところから、
純正16センチスピーカーを取り外してフロントスピーカーの交換を行います。
インナーパネルの響きを抑えるために金属シートを貼り付けて・・
車室内からピュアディオブランドのPSTケーブルを引いて来ます。
ピュアディオブランドのZSP-LTD15をインナーバッフルを製作して取り付けて、
内張を組み付けたらドアの作業は完了です。
ダッシュにはワイドスタンドを取り付けて、
JU60ツイーターを使ってフロントハイエンドの2WAYシステムですが、
リアに25センチウーファーも付けてあるので、車1台で3WAYシステムとなっています。
これまでは上段のサイバーナビの内蔵アンプを使って鳴らしていたのが、
下段のナカミチのCD-700KKのアンプレスデッキをリアに付けたアンプに繋いで、
ピュアディオチューンのデジタルプロセッサーを通して鳴らします。
グローブボックス下に取り付けたピュアコンは、以前日産のキックスで使っていた値をそのまま使用して、
そこから差異を見つけて値を変えて行っていたのですが・・
なぜかキックスの方がスピーカー位置が高かったのに、シエンタの方がグリルのヌケが良くて、
ミッドの上限周波数を決めるコイルはシエンタの方が多い巻き数が必要という、
予測とは逆の値を付ける様になりました。
スイフトスポーツ フロントスピーカー
2023-11-01
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、スズキのスイフトスポーツです。
スズキのディーラーオプションの9インチナビオーディオが取り付けられた状態で入庫となって、
フロントスピーカーの取付と、ドア防振の施工を行いました。
一般的なトレードインスピーカーの取付では純正スピーカーを外して末端から音を取り出すのですが、
ピュアディオではナビを一度取り外して、裏から直接音を取り出しています。
ベーシックパッケージだと純正の16センチスピーカーはそのまま使用しますが、今回は取り外して・・
インナーバッフッルを製作して、JBLの16・5センチスピーカーを取り付けました。
フロントドアの内張にはセメントコーティングの施工を行って・・
前後のドアの外板裏の響きを確かめて、ベーシック防振の施工を行いました。
ツイーターはクラスが上になるJU60をワイドスタンドを取り付けて2WAY化して、
ちょっと豪華なフロントシステムが完成しました。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、
その上にブラックボックス4連のピュアコンを取り付けて、ミッドの上限周波数を決めるコイルは、
16・5センチスピーカーなので高い周波数は13センチほど伸びないので、
白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物を使っています。
巻き数が少ない時は機械巻きよりも、
ギッチリと強い引きでムラの無い巻き方の手巻きの方が何故か音に透明感が出ます。
それは巻き数が少ない割に高いインダクタンス値が得られて、直流抵抗が少なくなるからで、
こういうコイルをQが高いと言います。
全ての結線が終わって音が鳴ると、ピュアコンの値を変えながらイコライザー調整を行なって、
最も生音・生声に近くなる組み合わせを探して、お客様に納車しました。
N-BOXカスタム カーオーディオの音質アップ その4
2023-10-30
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、ホンダのNボックスカスタムです。
インパネには下段にナカミチのCD-700KKが収まり
上段にはアルパインの9インチのディスプレイオーディオが収まっています。
ドアのアウターバッフルには以前乗られていたお車から移設して来た
ピュアディオブランドのZSP-MIⅮを取り付けて・・
ダッツシュ上のJU60とでフロント2WAYのハイエンドスピーカーとなっています。
そこにラゲッジのB&W製の20センチウーファーを加えて、
Nボックスで考えられる車1台で3WAYシステムで、
ラゲッジに全く出っ張りの無い状態で納めたシステムです。
運転席の下にはピュアディオチューンのデジタルプロセッサーが収まっていて、
これでチャンネルディバイダーと31バンドのイコライザーの機能をコンパクトに納めています。
助手席下のナカミチのパワーアンプがほぼいっぱいで収まっていて、前にはボードを取り付けて、
物が当たらない様にしてあります。
グローブボックス下にはブラックボックス4連のピュアコンを納めていて、
これでフルシステムが完結しました。
さすがにここまでのシステムを取り付けると新車でもバッテリーはBOSCHに交換しないと
後一歩物足りなくて、最初から新品バッテリーを外して取り付けています。
全ての組み立てが終わって音が鳴ると、
ピュアコンのパーツの値を交換しながら、同時にタブレットでプロセッサーと繋いで、
チャンネルディバイダーと31バンドイコライザーの調整を行いました。
音調整は昨日から行っていて、
ピュアコンのブラックボックスはカスタマイズして⇒取り付けて音を確認して⇒またカスタマイズして⇒
取り付けて音を確認してを繰り返していて、先ほどやっと納得出来る組み合わせが見つかったところです。
基本システムは20年以上前から移設を繰り返されていて、一部は今回最新の物を加えて、
コンパクトな車内ながら極めたシステムが完成しました。
N-BOXカスタム カーオーディオの音質アップ その3
2023-10-28
今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、
ホンダのNボックスカスタムで、先日からのフルシステムの取付の続きです。
アウターバッフルの作業は、元々は板2枚から加工して行って・・
綺麗にパテを塗って磨いてを繰り返して、最後にレザーを貼ってここまで変わりました!
ドアとアウターを金属リングで繋いで、内側をセメントコーティングして固めています。
ダッシュは大掛かりなマスキングを行って、ワイドスタンドの型取りを行ってパテ形成して・・
JU60のブラックを組み付けて、こんな感じに仕上がりました。
Aピラーに取り付けるのではなくて、ピラーから独立したツイーターで細かな音の表現を可能にしています。
Nボックスはダッシュ上が左右非対称なので、全く別な形状で右側のスタンドを製作しています。
ラゲッジ下のウーファーボックスも出来上がって、上に頑丈なグリルを付けているので、
荷物を積んでもユニットは傷みません。
中身はB&W製の20センチユニットで、前のお車から移設してきている貴重品です。
助手席下に4CHのナカミチのパワーアンプを取り付けて、2CHでフロントスピーカーを鳴らし、
残りの2CHをミックスしてモノラル化して、20センチウーファーを鳴らします。
ナビ部分はデュアルでユニットを付けるのでかなり配線が多く、これから処理して納めます。
今日のところはここまでで、これより先は『その4』でお送りして、
次回は完成した状態でお届け出来ると思っています。
ジムニーシエラ カーオーディオの音質アップ その2
2023-10-27
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、スズキのジムニーシエラです。
スズキ純正のケンウッド製のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックのWパッケージにオプション2品の4thパッケージの作業を行いました。
ツイーターはおなじみのピュアディオブランドのATX-25に・・
ミッドはインナー取り付けでJBLの13センチユニットで、
ジムニーのドアに付く奥行きで最も深いP560Cの物を取り付けました。
リアはP560Cや他のモデルで奥がつかえるので、
クラブ5000Cの13センチミッドをスズキの純正ブラケットに取り付けてインナーで納めて・・
フロントドアの残響を抑えるために、防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
車1台でツインミッドバスの2WAY構成として仕上げました。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、
4ピース構成のピュアコンを取り付けて音域とインピーダンスとレベルの調整を行っています。
まず音を慣らすと少し物足りない感じがしたので、音響調整の機能を少し入れてメリハリを付けたのですが・・
その前にクロスFMのベイサイドスタジオに行って番組に出ていて、
八木徹さんの声と次の番組待ちで来られていたハニーさんの生声を聞いていて、
「メリハリがあってもさっきの声と少し違う様な?」と音響機能を全てオフにして
ピュアコンの値を変えるのと、イコライザー調整でパワフルさが得られる様に調整しました。
このケンウッドのナビは音源によってイコライザーパターンの違うものがメモリー出来て、
ソースによって2か所1クリックか1か所1クリックか変えてメモリーしました。
音を追い込んで行くと1か所1クリックでもかなり音が違って聴こえて、
元の音に忠実に再生しようとすると、音を強調する機能は変な倍音成分が発生して、
改善した音域とは別な部分に余分な音が付帯してしまうので、
生っぽい音でなく作り物の音になってしまいます。
ジムニーシエラは山道で使われる様で、
ある程度回転数を上げて走られる事を前提として音をセッティングさせて頂きました。
車は長崎ナンバーでも福岡店から見ると一番遠いぐらいの地域からお越し頂いていて、
毎日私のブログを読まれているそうで、遠くからのご来店と毎日のご愛読、心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。