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取付ブログ

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スバル・ジャスティ カーオーディオの音質アップ

2023-01-28
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、スバルのジャスティです。



スバル純正の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
プレミアムベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工と、ドアスピーカーの交換作業を行いました。



まずはフロントドアの内張と防水シートを外して、
何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



響きの中心を見つけて、その場の響きの周波数を抑える材質を8カ所に貼って行き、
ドア全体の響きを静めます。



ちょうどこの角度からだと4種類の共振点の違う材質が見えます。



次に純正の16センチスピーカーは取り外して、13センチサイズのインナーバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、
JU60ツイーターを取り付けて、ピュアディオ推奨のハイエンド2WAYの構成になりました。



ナビオーディオからはピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を引いて来て、
ブラックボックス4連のピュアコンを通して、
周波数幅とインピーダンスとレベルを調整して各スピーカーに送ります。



ナビのイコライザー調整に入る前にタイムコレクションは全てゼロにして・・



イコライザー調整を行ってプリセットをしてから音を確認して、また動かしてプリセットしてを繰り返します。



不思議と良い音と思ってパターンを決めてもプリセットすると音がやや抑圧されて、
後であれっ?と思う事も多く、イコライザー調整は時間をかけて色々なパターンを試して、
最終的に最も生音・生声に近いパターンを探ります。



ジャスティのドアスピーカーは下の方にあり、ドアからの高音域が薄く聴こえるため、
ドアの上限周波数とツイーターの下限周波数を少しずつ伸ばして行き、
それでバランスを取った上でイコライザー調整を行って音を整えました。



このバランスのとり方が絶妙で、多くの演奏者やボーカリストにお会いして
生の音や声を知っているからこその音調整を行って、
自社のネーミングの勝手知ったるサウンドピュアディオスタジオからのFM放送の音も含めて、
他店では絶対に出来ないセッティングで仕上げました。



マツダ・アテンザ BOSEサウンド車の音質アップ

2023-01-27
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのアテンザ・ワゴンです。



マツダコネクト付きのお車で、ボーズサウンドのプレミアムサウンドのお車に、
ベーシックパッケージの取り付けを行いました。



ドアにBOSEのエンブレムが付いて、ドアスピーカーには車両アンプから低音のみが送られて来ていて、
ダッシュのスピーカーには中高音が送られているマルチアンプシステムのお車です。



インピーダンスが特殊なのと、フルレンジ信号が出ていないので、
通常のカーオーディオの製品の取り付けには難があり、
アップグレードのATX-30ツイーターを使ったベーシックパッケージを取り付けて
音質アップを図りました。



グローブボックス下にピュアコンを取り付けて、ダッシュの中高音を中音と高音に分離して、
ATXー30と純正スコーカーを独立して鳴らします。



これまでアテンザのボーズ車は何度も取り付けを行っていますが、年式によってアンプの音のクセが違って、
初期の物と後期の物ではピュアコンの値が全く変わっています。



何種類かのユニットとパーツをはめ換えて、
しかもATXー30に対応させるために最も生音・生声に近くなる組み合わせを探りました。



マツダコネクトの調整機能の中にはボーズセンターポイントと、
ボーズオーディオパイロットの機能が入っていて、純正では入れた方が音に勢いが付くのが、
システムの調整が進むと入れない方が音が自然に聴こえて、体感音圧もオフの方が得られました。



またこのボーズサウンドにはセンタースピーカーが付いていて、
ここのレベルもアッテネーター回路を使って適切に調整して・・



低音はやや出過ぎでマイナス1にして、高音はやや足りないのでプラス1にして、ここで調整を終了しました。



アテンザのお客様は山口県の隣の広島県から起こし頂いていて、
高速道路が冬タイヤ規制だったために下道で5時間かけて来店されたそうです。



車がボーズサウンドというものありますが、
最初からスピーカー周りはサウンドピュアディオでと決めておられて、
広島の専門店に行く事無く当店で施工して頂きました。



お客様は商談室のボーカリストの方々と写っている写真を見られて驚かれていて、
多くのボーカリストにお会いして生の声を知っているからこその他店では出来ないセッティングに
喜んで頂きました。



レクサスNX カーオーディオの音質アップ

2023-01-26
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業からレクサスNXです。



異形パネルの専用ナビオーディオ付き車に、
JU60を使用したプレミアムベーシックパッケージの取付を行いました。



ドアには内張裏のベーシック防振の施工を行って、
外した内張にはセメントコーティングの施工を加えています。



NXのドアスピーカーは当社のデモカーのLSと同様に、車両アンプから低音のみが送られて来ていて・・



ダッシュのスコーカーで中高音を鳴らすマルチ駆動となっています。



車輛アンプからのダッシュ用の中高音を取り出して、ピュアコンを通して中音と高音に分離します。



ダッシュには広範囲にマスキングして、ワイドスタンドを製作してJU60を取り付けます。



仕上がると簡単に見えますが、実は型取りや植毛塗装など、ワイドスタンドの作業は丸々一日かかります。



全ての結線が終わったらテスト用のCDを再生して音調整に入り、
宇部店のJU60専用のブラックボックスの棚からユニットを持って来て、
あれこれと交換しながら音調整を行います。



NXにはセンタースピーカーが付いていて、
ここからモノラルの成分を出してステレオ感の不足を補っていますが、
ベーシックパッケージやプレミアムベーシックパッケージではここからの再生音が強すぎると
音がわざとらしくなるので、最低限の再生にアッテネーターを使って抑えています。



もちろんベーシックパッケージとプレミアムベーシックパッケージではアッテネーターの値も独自で、
ツイーターの性能に合わせた値を取り付けて、適正なステレオイメージに仕上げています。



昨日の閉店前に音は出ていますが、今日もう少し音を追い込んでから完成させます。



今のサウンドピュアディオが出来るまでの40年史+12 第10話 1985年から87年

2023-01-25
今のサウンドピュアディオが出来るまでの40年史+12はよいよ10話目となり、
カーオーディオ専門店を始めた時はアルパインとケンウッドを主力に販売していた
『カーオーディオ専門店オーディオボックス』は、主力商品をナカミチとJVCに変えて行っていました。



その理由は当初は地味で音質一筋で売れていた会社も、
販売数が増えて量販店での店内シェアが上がって来るとどうしてもキラキラした仕様に変わって来て、
そこにちょうど地味な見た目で音質一筋で後発で出て来たナカミチとJVCに移って来て、
スピーカーはデッキの2社に加えてJBLとBOSEの2本立ての、合計4ブランドで商売が出来るという、
ある意味いい時代でした。



後にJVCは大きく方針を変えて、地味な音質重視の中級機から、
サンヨーと同じ価格帯の安くて鳴ればいいに変わってしまい、
メーカーぐらいあてにならないものはないと、かなり痛い目にあわされました。



そんなカーオーディオが過渡期の時代の1985年の12月には山口県にはこれまで無かった
FMの民間放送局が開局して、それが現在サウンドピュアディオスタジオがある山口市緑町のFM山口です。



これは山口県のカーオーディオに大きな変化をもたらせて、
これまで車の中ではカセットテープ音楽を聴いていたのが、FMラジオで音楽や会話が聴けるという、
画期的な市場に変化が起きて、カセットテープだけ聴ければいいから、
FMも良い音で聴けないとと販売の中心が大きく変わって来ました。



それまでもNHKのFM放送もありましたが、クラッシックに邦楽に朗読にとあまりに幅が広くて、
若者が好む音楽がめったに流れなかったのでFMチューナーやFMチューナー付きのデッキは
好まれませんでした。



これが一気に逆転した訳で、これを指をくわえて見ている訳には行かないと、
自分の家にあったミキサーとレコードプレイヤーとCDプレイヤーを駆使して番組のサンプルを作って、
FM山口に持ち込んで1986年から1年間ほど音楽番組のDJをする事となりました。



番組は洋楽のノンストップ物の30分番組で、
12・3分のノンストップ物を全半・後半で2タイプ流すというスタイルで、
日曜日の夜に放送していましたが、まあまあ人気のある番組だったと自分では思っています。



これは現在のスタジオですが、現在はCDプレイヤーが4台並んでいるのが、
当時はレコードの方がメインで、レコードプレイヤーが2台のCDプレイヤーが2台で、
番組としてはレコードとCDが半々ぐらいで再生していました。



スタジオのスピーカーは当時からすると2回入れ替えが行われていて、
今のスピーカーの3倍はある大型の物が使われていました。



銘柄は何と三菱電機で、ダイヤトーンのスピーカーも局内にありましたが、
放送局用の三菱ブランドのスピーカーと、市販用のダイヤトーンで全く音色が違うという驚きがあって、
三菱のスピーカーが無色透明の音に対して、ダイヤトーンは明るくキラッと輝いた音で、
同じ三菱電機が作りながらも全く別な物で、自分の音造りの原点は実は三菱電機の放送局用スピーカーでした。



ただ三菱電機の放送局用スピーカーは1世代で終わってしまい、
自分はその後B&W社のマトリクス801のスピーカーを購入して、
これがその後に世界基準のモニタースピーカーになったので、
これで音楽を再生させて車の音造りの手本としていました。



そのためサウンドピュアディオのデモカーは今でも指定ナンバーで801にしているのです。



番組は当初は『ソウル&ディスコステイション』という番組名の30分番組で、
後に『ソウル&ディスコステイション86』という60分番組して、
後で考えたら60分にしたのが明らかな間違いで、
60分になる時に自分の一人喋りから女性アシスタントが付くのを承認したら
当初のカラーが変わって不作に終わり、また30分番組に戻して『ディスコ・フリーク』と改名して
それなりのヒット作となり、まあ色々あって1年で番組製作と番組出演は終わりました。



この30分番組から60分番組にしたのは確かに間違いでしたが、
後のビジネスにおいて安直な拡大をしないとか、客層を無意味に拡大するために景品を配らないとか、
今のニッチな部分で確実なファンを掴むという手法に変わった基礎になっています。



それから25年ぐらいが経って、店名も『オーディオボックス』から『サウンドピュアディオ』と変わって、
FM福岡制作の音楽番組をサウンドピュアディオ提供でFM山口でも放送する様になって、
そのPRで懐かしいFM山口の第一スタジオに出入りする様になりました。



1986年当時はFM山口の建物のこの部分で、30分番組を作るのに2時間以上かけて、
曲と曲のつなぎがいまいちとか、レコードをクリーナーでピカピカに磨いで、
埃でピチッ!というノイズが少しでも入らない様にと、事前にリハーサルで再生させたりと、
モニタースピーカーを真剣に聴いてDJブースに入って、
ノンストップミックスに合わせて喋りを入れていました。



もちろん行は車の中でカーオーディオでレコードプレイヤーからカセットテープに録音した物か、
アルパインのCDで聴くかで、曲順に合わせて再生しながら移動していましたが、
あまりにスタジオとの音の差にうんざりする時も多々あり、
「車の中でスタジオの様な音を再生する事は出来ないのか?」という疑問が生まれて、
もし1年間FM山口のスタジオで番組制作をしていなかったら
今のサウンドピュアディオの音は存在しているのか?というぐらいの濃い1年間を過ごしました。



そこから20年ぐらいはFM放送は聴くものであって参加するものではなかった所から、
2023年の1月からあのFM山口の第一スタジオは
FMYサウンドピュアディオスタジオという名前に変わって、
毎日1名様にプレゼントされているサウンドピュアディオスタジオとデイカラーズのコラボステッカーが
リスナーから好評という話で、時代はどこでどうなるか分からないな、と思いながら過ごしています。



今のサウンドピュアディオの音造りはオーディオ業界の情報だけでなく、
放送業界や音楽業界に精通して、他には無線機業界にも精通していて、
これらの4つの情報を合わせて出来ているのが今のサウンドピュアディオの技術です。



FM山口に洋楽のノンストップのDJ物を持ち込む前は、
ミキサーを駆使して洋楽のノンストップ再生をしてパーティーなどのDJをしていて、
その曲と曲を繋ぐタイミングは高校時代苦労した国家試験に合格するためのモールス信号の
早打ち・早聞きでリズム感というかピッチを掴むの上手くなり、
カーオーディオ業界の中では異質の存在になっていると思います。



今回はカーオーディオ専門店として将来の方針が決まった、激動の1年間を書かせて頂きました。



トヨタ・シエンタ カーオーディオの音質アップ

2023-01-23
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのシエンタです。



これまでお使いだったカロッツェリアのサイバーナビを取り外して・・



アルパインのディスプレイオーディオに取り付けて、
ディスプレイオーディオのデジタル信号を下段のナカミチのCD-700KKのデジタル入力に入れて、
デジタルからアナログへの変換はCD-700KKのDAコンバーターで行っています。



そのためスマートフォンで聴く音楽が、これまでよりより生音に近く聴こえる様に改善されました。



使われているスピーカーは、ドアはフル防振の後にアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けて・・



ダッシュにワイドスタンドを製作して、JUツイーターを取り付けて、
ピュアディオ推奨ハイエンド2WAYスピーカーとなっています。



ミッドはもう20年以上使われていて、3台前のお車から使い続けておられます。



ラゲッジルームの下にはパワーアンプとチャンネルディバイダーが入れてあり、
その上にエンクロージャーを載せてピュアディオブランドの25センチウーファーが付いています。



ミッドは20年以上同じ物をお使いですが、ウーファーとツイーターは2個目となっていて、
それも長年に渡ってお使い頂いています。



今回はディスプレイオーディオの取付にプラスして、8ピース構成のピュアコンをフルに替える事になり、
これで2回目のフル交換です。



スピーカーを10年20年と使って行くと新品の硬い時と特性が変わって来て、
柔らかい音になって来るので、その特性で最高の音になる様にセッティングし変えます。



現在宇部店のピットにはJU60専用のブラックボックスの棚が出来ていて、
今数えたら30種類のメインユニットと、6種類のアシストボックスがありました。



この部分だけで180種類の組み合わせが出来て、後はコイルとSWRの組み合わせで
数千種類の組み合わせの中から最も生音・生声に近い組合わせを探しました。



メーターパネルの周りには防振メタルに植毛塗装をした物を貼って、ダッシュの微細な鳴りを抑えて、
とんでもなく生音に近いシエンタが完成しました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

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TEL.092-260-3660
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