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取付ブログ

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新型ヴェゼル カーオーディオの音質アップ

2022-09-22
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、ホンダの新型ヴェゼルです。


オーディオレスのお車にアルパインのディスプレイオーディオを取り付けて・・


シフト前を加工して1DINスペースを造作して、ナカミチのCDー700KKを
取り付けて、それをベースにフルシステムを構築しています。


フロントドアは片側3層のフル防振の施工を行った後、アウター・スラントの加工を行って、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、
ピュアディオ推奨のハイエンドフロント2WAYになっています。


リアの左サイドは作り込んで、ピュアディオブランドの25センチウーファーが
埋め込んであり、頑丈なグリルでガードし、荷物がズレて当たっても
大丈夫な様にしてあります。


リアのアンダーにはナカミチのパワーアンプとピュアディオチューンの
デジタルプロセッサーが入っていて、タブレットを接続して
イコライザーとチャンネルディバイダーの調整が前で出来る様になっています。


グローブボックス下にはブラックボックス4連のピュアコンと、
オーディオテクニカのデジタルトランスポートのチューニングしている物が
取り付けられています。


オリジナル商品満載で、通常のカーオーディオ専門店では表現出来ない音を
再生していますが、ブログを書きながら写真を見ていたら、ピュアコン4連プラス
コイルとデジタルトランスポートのチューニングで1日かかり、デジタルプロセッサーの
チューニングがまる1日かかり、デジタルケーブルとRCAケーブルと
SKYのスピーカーケーブルの末端処理で1日以上と、合計製作室の机の上での仕事だけで
3日以上かかっています。


ブログで書けばあっという間ですが、気を入れて誰も出来ないレベルの作業を行って、
生音・生声に近いサウンドを表現しています。

ノート・オーラNISMO  スピーカーの音質アップ

2022-09-21
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、日産のノートオーラです。


日産純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、
前後のドアのベーシック防振とセメントコーティングの施工の、
5thパッケージの作業を行いました。


そういえばその前に入庫していた大阪からのお客様と同じ内容です。


まずは前後のドアの内張を外して、指ではじいて鉄板の響きを確かめて、
どこに何の材質を貼るかマーキングします。


カーン!という高い響きの場所に柔らかい物を貼っても
ほぼ効果が得られないので、複数の金属を重ね合わせた
多重構造の防振メタルを貼って、マットで取れない音域の響きを抑えています。


外した内張はセメントコーティングの施工を行って、青白いコーティング剤が乾燥して
化学変化が終わって茶色っぽくなったらドアに組み付けます。


ツイーターはアップバージョンのATXー30ツイーターで、純正16センチのドアスピーカーと
合わせて中級クラスの2WAYスピーカー化して使用します。


新型のノート・オーラ系の車で困るのがこのセンターコーンが見える
スピーカーグリルで、中音域のヌケを良くしたために初期の車では
キャンキャンすると不評で、途中からディスプレイオーディオの
アンプの特性が変わって来て、今分かっているだけで
3種類特性の違う時期が存在しています。


そのため同じノート・オーラに同じパッケージを取り付けても
出て来る結果が違って、毎回ほぼワンオフに近い状態で値を探っていました。

専務は「この前入ったオーラと同じでいいんじゃないの。」と言いますが、
これが同じ値を付けたら何かまったりした音になりました。


そして聴感上のフラットにするためにディスプレイオーディオの操作も
かなり違って、これが新型のノート・オーラ系の難しい所で、
その差にピュアコンの値を変えて対応出来る所がピュアディオの強みでもあります。


あれこれとパーツを変えて調整を行って、最後の最後はDEENさんの
プラスティック・ラブで池森さんのボーカルが本人らしく聴こえたら作業は完了です。


今回の作業で思ったのが、これまで新型ノート数台と、オーラのBOSE付き車と、
オーラNISMO3台の取付を行って、同じアンプの特性が1台も無くて、
100%ワンオフで値を選び出しています。

トヨタのカローラ・ツーリングで3種類の特性があったり、先代のBMW3シリーズは
前期・中期・後期で特性が違っていて、それのノーマルとプレミアムで
合計6種類のパッケージが必要と、同じパッケージが4年も5年も使える
という時代では無くなって来て、より細かい対応が求められる時代になって来ています。


ちなみにアンプ内蔵のDSPとよく比較されますが、それとピュアコンの違いは、
アンプ内蔵のDSPは周波数ごとのレベル調整が細かく出来ますが、
インピーダンスの調整が全く出来ず、ピュアコンのレベルとインピーダンスを
同時に調整している方式とは全く違います。
結果の違いはレベルのみの調整か、レベルと音色の調整の両方が出来る
という違いがあり、音楽業界と繋がっているからこその細かい音色の調整で、
本来の音楽に近い生音・生声に近いサウンドを表現しています。

プジョー2008 カーオーディオの音質アップ その2

2022-09-19
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、プジョーの2008です。



ディスプレイオーディオ付きのお車にフルシステムの取付の後編です。



ドアの内張裏のセメントコーティングが終わって、
スピーカーグリルを切り取ってアウター・スラント化の準備をします。



アウターバッフルを製作してドアに組み付けて、ドアとサービスホールを金属リングで繋いで、
表面をセメントコーティングを行って、剛性をアップさせています。



またスピーカー裏の背圧を散らす役目も持っていて、ここは高音質のツボとなっています。



そしてピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けたら、ドアの作業は完了です。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、
ピュアディオ推奨のハイエンド2WAYシステムが完成しました。



リアのラゲッジには25センチサイズのエンクロージャーを組み込んで、
ピュアディオブランドのウーファーと、ナカミチのパワーアンプとピュアディオチューンのイコライザーと
チャンネルディバイダーが付いていて、完全なフルシステムとなりました。



一般的なカーオーディオ専門店はアンプやイコライザーカッコよく付けるというのが常識ですが、
ふたをすれば見えなくなるので、RCAケーブルに最も負担が少ない状態で配列しているので、
音質を最大限に重視したらこの配列になりました。



ちょうどこの作業を行っている時に他で取り付けた車の手直しをしていたら、
見た目はカッコいいのに音が窮屈で、伸び伸びと鳴っている感じがしないので、
トランクを開けて見た目で満足させるのか、ボードで塞いでもう見る事は無いので最大限音にこだわるのかで、
当店は後者を選んでいます。



そして今回取付にかなり時間を要したのが、助手席のグローブボックスのフタを外して、
ナカミチのカセットデッキと、カロッツェリアの1DINのサイバーナビが取り付けてあります。



昔からコレクションしていたカセットテープが沢山あって、その音を最大限に引き出したいという事で、
1000TDという限定モデルが付けてあります。



2008のスピーカー位置は国産の同クラスの車に比べると上の方に付いているので、
ピュアコンのミッドの上限周波数をのコイルは巻きの多い物が必要で、
棚のコイルでは適合が見つからなかったので、ワンオフで2008専用の物を巻きました。



ディスプレイオーディオとサイバーナビと1000TDの3ヘッドで、
ナビの音声ガイドはディスプレイオーディオ裏にスピーカーを取り付けて、
音楽とガイド音声は完全に分離して、プジョー2008で今考えられる最高のシステムに仕上がりました。



ワイルドバンチフェス2022の会場から

2022-09-18
昨日は山口市阿知須のきらら浜で行われた『ワイルドバンチフェス2022』に行って来ました。



当初は9月17日・18日・19日の3日間の予定が、台風の影響で17日のみの開催となりました。



宇部店を8時20分に出発して、会場の近くでガードマンがいる関係者入り口から車を入れて、
かなり遠回りですが、渋滞に巻き込まれずに会場の真裏まで行く事が出来ました。



会場に着いた時はまだ一般入場が始まる前で、
ステージの前のスタンディングの所は番号が書いたポールが立っていました。



そして開場時間になったら次々に入って来て・・



ステージ前にはどんどん人が集まって来て、よいよ演奏が始まります。



サウンドピュアディオが関係しているブースはフードコート側の奥の方で・・



こちらのステージでトークイベントを行って、
後半はステージが終わったラッキー・キリマンジャロのメンバー3人が来られて、
そこからのトークはFM山口で25分間生放送でお届けしました。



一番海よりのステージでラッキー・キリマンジャロさんの歌と演奏が行われていて、
『エモめの夏』などの楽曲を聴いていましたが、自分たちはラッキリさんが出演される30分前から
トークを始めないといけなかったので、早めにFM山口のステージに戻りました。



ラッキー・キリマンジャロさんの演奏があるうちはパラパラの人の入りで、
ステージでは以前カーオーディオトーキングでお世話になっていた大和良子さんがメインパーソナリティーで、
井川も横で話していました。



ラッキー・キリマンジャロさんの演奏が終わって、こちらのステージに来られた時は、
ファンの方も追いかけて移動されて来て、今までに体験した事がない大盛り上がりの生放送でした。



当初はあまり会社のPRはせずに、山口県の音楽通的な感じで喋るつもりで、
いわゆる文化人気取りで参加したつもりが、FM放送や音楽関係に関わる事で生の音に近いサウンドを
表現すると、会社のPRをガッツリしてしまいました。



12時からのステージトークと、12時30分からのラジオのオンエアーが12時55分に終わって、
夕方に福岡店で音調整を行う車があったので、直ぐにワイルドバンチフェスの会場を後にしました。



帰りも関係者用の謎の通路を通って、一度宇部店に帰ってから福岡店に向かいました。



三週続けての音楽・放送関係のイベントは、9月23日の祝日の福岡ドームの隣のマークイズ福岡ももちの
2階にある、クロスFMサウンドピュアディオからの生放送の出演でとりあえず終了します。



10月はまだ他のスケジュールがありますが、秋は音楽イベントが目白押しです。



新・お客様の質問にお答えして 第30話

2022-09-15
お客様の質問にお答えしてのシリーズも新シリーズになって遂に30回目を迎えました。

昨日は予定に入っていなかった緊急作業が入ったために、
今日掲載予定の完成車がズレて、
更に明日は私が山口市阿知須のきらら浜で開催される、ワイルドバンチ2022の放送イベントに
参加するので、作業ブログは夕方まで書けないと思います。

そんな訳で昨日今日の緊急作業から派生した今日の『お客様の質問』は、
過去に県外のピュアディオ製品の取扱店の取り扱いをやめた件で、載せ替えしても
新しいピュアコンを出してもらえないとか、新製品が出ても入手出来ない
というご不満を頂いています。

昨日は県外からピュアディオ製品を取り付けられた方が、ピュアディオグループを抜けた後に
載せ替えしたシステムについての音調整や、ピュアディオ製品の追加の取付のお話があり、
一旦作業を止めて車を診させて頂く事になりました。

その方は井川ブログをよく読まれていて、「アウターバッフルの車に
インナー用のピュアコンを取り付けて、同じ音域が重なってしつこい音になっている。」
というものをご存じで、その事で専務を交えて話をしていたら、専務が
「音がすかしてある。」というので、「いえいえ、これは同じ周波数を重ねているから
すかしではなくて、かぶせです。」と言っても専務と自分の話は水と油で話が上手くかみ合いません。

そこで説明をすると普通2WAYスピーカーの音の鳴り方は3種類あって、
ツイーターの下限音域とミッドの上限音域が離れていてすいて聴こえるパターンがあり、
そてを中音域が薄く聴こえるので別名ドンシャリとも言います。

逆にツイーターの下限周波数が伸びていて、ミッドの上限周波数も伸びていて、
同じ周波数が重なって中音域が濃くなっている音をかぶった音と呼んでいます。


そして自分が生音・生声と呼んでいるのがツイーターの下限とミッドの上限が
濃くも薄くもなく、ドンピシャに歌っている本人に聴こえるのが井川の調整です。


ここまでで3つのパターンの音の傾向がありますが、実はドンピシャの手前は
少し音が重なるとか、少し音がすいているは逆に聴き難く、それを避けて通ると
透かしや被せの方が良い音に聴こえるので、本当のピッタリには簡単には
到達出来ないのでそこを避けてしまうのが一般的な音調整で、神業的な調整が必要になります。


ただこれまでピュアディオ製品を扱っていたお店がドンピシャに合わせる事が出来ずに、
アウターバッフルの車にインナー用のピュアコンを取り付けて、かぶせの状態で
納車しているのが当たり前になって、更にピュアコンの改造までしていて、
もうピュアディオの音とは違う音になって来て、それで宇部と福岡以外の店には
ピュアコンやオリジナル商品は扱わせないという事になっています。


昨日来店された県外のお客様は旧加盟店でアウターバッフルの車に、
インナー取付でスピーカーが奥にあっても音が前に出て来る値のピュアコンが
取り付けられており、それが載せ替えでアウターからインナー化した状態で持って来られてので、
「100%合っているとは言えませんが、大筋で音は合っています。」
という状態になっていて、適合の端の方の音という感じがしました。



しかし細かい値合わせが出来ていないのと、これまでオーディオレス車だったのが
ディスプレイオーディオ車に変わって、ハイローコンバーターが
ピュアディオチューンの物ではなくて市販の物を使っているので、
音のクオリティーと左右のセパレーションが悪く、拒絶する音でもないが
モノラルに近いこじんまりまとまった音という感じでした。


そこで3桁のインナー用のピュアコンを4桁の物に交換して欲しいのと、
ハイローコンバーターをピュアディオチューンの物に付け替えて、
クオリティーとセパレーションを上げたいという話になって緊急作業にお預かりしました。


その話のなかで専務のすいているというのと、自分のかぶっているという話が合わなくて、
それは今より前の車の音が数値からして自分は重なっていると言っているのに、
専務が「あの店の音はほとんどがすいている。」と言ってもめていました。

ただきちんと話をすると、ツイーターの下限周波数を思いっきり下に広げて、
ミッドの上限周波数を思い切り上げると、重なっているのが度が過ぎると、
同じ周波数が斜め方向からぶつかる事により、位相のズレから
キャンセルされる状態になって、実際には重ね過ぎた事によって聴感的には
すけて聴こえる状態になっている車が多くて、重ねも度が過ぎるとすけて聴こえる
というので専務には納得してもらいました。


これまで音造りはすかしとドンピシャとかぶせの3種類という認識でしたが、
専務には重ね過ぎるとすいて聴こえる第四のセッティングがあると納得してもらいました。


ここまで音のセッティングに我流を通されるともう指導の範疇を越えていて、
旧加盟店のお客様には全く別な店の別なセッティングとして、車を持ち込まれた場合は
有料で手直しさせて頂いています。



音がズレているお店はなぜズレるかというと、自分は絶対にやらない長話で
お客様と仲良くなって、お友達になって商品を買ってもらうという営業スタイルが、
長く自分の主義主張を話す事で骨伝導で自分の声を長時間聞いて、それでその音の部分を
下げて聞くクセが耳に付いて、それで音のズレを生んでいると自分は考えています。

自分は話すのは30分から最大でも1時間30分までと決めていて、
なるべく相手のお話を聞く側に回るという事で自分の耳が良い状態を保つ様に心がけています。


サウンドピュアディオでは3時間・4時間の長話を禁止していて、
世の中のカーオーディオ専門店は長く話してお友達になるという手法が
当たりまえになっていますが、「申し訳ございませんが、他のお店と同じ長さのお話は出来ません。」と
あらかじめお断りしていて、その長話は必ず音の不正確さに繋がるので、
長く話の相手をしてもらってズレた音を聴くのか、適正な長さの話で正しい音色の
音楽が聴けるのかで、私はお客様が払われたお金に対して最高のパフォーマンスで
表現したいので、ブログを通じて情報を出す事で、日常の会話は控えめにさせて頂いています。
お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

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山口県宇部市妻崎開作484-1
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