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取付ブログ

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スバルXV カーオーディオの音質アップ その3

2022-08-28
今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の完成車から、スバルのXVです。



オーディオレスのお車で、当初はお盆明けに納車と思われていたところが、お盆前に納車となったために、
ナビオーディオ付きの代車で長期に過ごして頂いて、その間に作業を行って、
お盆が明けてからでないと入庫しない商品の取付を行って、昨日やっと完成しました。



今回は以前からお持ちの商品を移設と、新しく購入された商品の取付を行って、フルシステムとなっています。



マスキングを広範囲にしていたダッシュは・・



ワイドスタンドが完成してJU60ツイーターが付いています。



フロントドアは片側3層のフル防振の施工を行った後に、アウタースラントのバッフルを製作して、
以前のお車でお使いだったピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けています。



ラゲッジの右サイドは広範囲にマスキングを行って、B&Wの20センチウーファーを取り付けるための
エンクロージャーを製作しました。



完成したらこんな感じで、フロアー下にはナカミチのPAー2004のアンプと、
ピュアディオチューンのチャンネルディバイダーが入っています。



インパネは2DINスペースの上に小物入れがあった所を加工して、
1DIN+2DINの3DINとしています。



そのため標準のインパネが合わず、時間をかけて加工して、
下段ナカミチのCDー700KKで上段がアルパインのディスプレイオーディオの3DINルックに
仕上がっています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、グローブボックス下に取り付けているピュアコンの値を
あれこれと変えて音を調整します。



以前のお車で第三世代だったピュアコンは、XVでは第五世代に交換して、全工程井川がハンダ付けして、
コンデンサのハンダ付けは可能な限りの放熱クリップを行って、透明感のある音を再生させています。



新しく購入された商品と、15年以上使われている商品を合わせて、
このシステムまで限界まで生音・生声に近いシステムに仕上げました。



ちなみの今回のXVのお客様が好きなボーカリストの方は、
これまでラジオ番組の制作で何回かお目にかかっていて、生の声を確実にイメージ出来る方で、
音の仕上げについては安心して作業に預けて頂いています。



トヨタ・ヤリス カーオーディオの音質アップ

2022-08-27
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのヤリスです。



当社のデモカーと同じサイズのディスプレイオーディオが装着されているお車で、
今回はシステムアップのために再入庫致しました。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて・・



フロントドアには片側3層のフル防振の施工を行って、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15をインナーで取り付けて、フロント2WAYのシンプルながら
極めたシステムに仕上げていました。



今回はリアのラゲッジにナカミチのPAー2002Pと30バンドのアナログイコライザーを取り付けて、
これから上にアンプボードを作っている途中です。



ディスプレイオーディオはスピーカー出力しかないので、
ピュアディオチューンのハイローコンバーターを取り付けて、RCA信号を作っています。



ベースはオーディオテクニカの物で、4CHの製品の内側2レーンを撤去して、
パーツを大型化してクオリティーを上げているのと、
左右のパーツの距離を離す事で磁気漏れの影響を受けない様にして、
左右のセパレーションを上げている手間がかかった極めた製品です。



これを見てオーディオテクニカに問い合わせをされた方があるそうで、
これはテクニカの製品をピュアディオで分解して改良しているので、
テクニカさんが対応に困っておられるので、決してオーディオテクニカさんには問い合わせをしない様に
お願い致します。



そしてスピーカーケーブルは全てピュアディオブランドのSKY3に交換してあり、
かなり極めたフロント2WAYシステムとなっています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、以前のピュアコンと微妙に値を変えて、
音を追い込んで行きます。



最近のトヨタ車のスピーカーグリルはデザインや便利性を重視していて、
かなり音のセッティングには苦労しますが、ピュアコンの値を微妙に変える事でイコライザー調整では
動かせないインピーダンスをコントロールして、心地良い音色が表現出来る様にしています。



ディスプレイオーディオのセッティング画面も合わせて調整を行って、
先ほど音がまとまって音調整を終了しました。



フロント2WAYのシンプルなシステムですが、サブウーファーの音域に近い部分まで表現出来ていて
驚きました。



マツダ・アテンザ カーオーディオの音質アップ

2022-08-26
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、マツダのアテンザ・セダンです。



ケンウッドのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
サブウーファーの取付と、フロントドアの防振とスピーカー交換を行いました。



使用したツイーターはピュアディオブランドのアップグレードのATXー30Jで・・



ドアスピーカーは13センチのUSナカミチのミッドをインナーで取り付けて、
ベーシック防振の施工を行っています。



トランクルームには25センチサイズのエンクロージャーを取り付けて、
ピュアディオブランドのISPーW25を取り付けて、JBLのモノラルアンプでウーファーを
駆動しています。



グローブボックス下にはMDF板を敷いて、6ピース構成のピュアコンを取り付けて、
ミッドがナカミチのUSモデルなのでいつもよりも多き巻きが必要なので、コイルの形状が違っています。



ピュアコンのブラックボックスは4種類とコイルを5種類から最もアテンザのドアで生音・生声に
聴こえる値を選んで、後はイコライザーを使って音を整えました。



このモデルにはグラフィックとパナメトリックの2種類のイコライザーが入っていて、
調整が難しいが細かい音の調整が出来るパナメトリック方式を選んで調整を行いました。



調整の初めの頃は音が物足りなくて、音を強調する機能を使って勢いを付けていたのが、
調整が進むに連れて色んな機能をどんどんオフにして来て、
最終的に透明感とパワフルさが両立するサウンドに仕上がりました。



こういった音調整の時にお客様のSDカードの中に自分がお会いして直接生の声を聞いた事のある
ボーカリストの方の楽曲があって、放送関連を通じてそういった普通のカーオーディオ専門店では出来ない
音調整を行っていて、誰も答えを知らない部分の答えを知っているので、
日本で井川だけのスペシャルな調整で納車させて頂いています。



今日の宇部店

2022-08-25
今日の宇部店にはアルパインからディスプレイオーディオが3台届いています。



オーディオレス車の穴あき状態で新車が納車されると音楽が聴けないので、
とりあえず代車を長めに出していて、それで商品の到着を待っていました。



ピットの奥ではピュアディオブランドのSKY3のケーブルの焼き入れを行っていて、
新品をそのままでは中の細い銅線がエナメル質で絶縁されていて音が出ません。



焼き入れの時にハンダ槽に入れて表面を焼き切った後に、エイ!と床に遠心力で
焼き入れに使ったハンダを叩きつけて、その後に銀入りハンダを入れてもう一度エイ!と叩きつけて、
銀入りでない部分の比率を減らしています。



これが数百回と集まるとこんなになって、今までは捨てハンダとして再利用していなかったのですが、
ロシアのウクライナ侵攻による金属不足による異常な価格上昇で、これまで捨てていたハンダは集めて
再利用しています。



そしてケーブルやピュアコン作りで製作机で出た小手先のたまりや端物を集めたらこうなって、
一緒に炉に入れて溶かして再生します。



ここまで集めないと製品の価格上昇につながるので、値上げをしないでこれまで通りに販売するために
必死で集めています。



集めたハンダは何回かに分けて炉に入れて、ターミネータの最後のシーンの様に中に沈んで行きます。



そして不純物は高温で炙り出して・・



上をすくって純度の高い部分にSKY3を漬け込みます。



そしてエナメル質を焼き切って、細い銅線の束が導通する様にして、
24金メッキの端子を付ければお客様のお車に取り付ける事が出来ます。



この焼き入れのタイミングは絶妙で、漬け込みが少ないと内側に半焼けの部分が出来て導通が悪く、
逆に漬け込み過ぎると外側が溶けて本数が減って、ただ浸けるだけでなく、
熱く焼けたハンダ槽の中をどう回すかで良い焼き入れかどうかが決まります。



すくった不純物の中にも純度の高い部分が残っていて、それを抽出したらランダムに動物みたいな形が
出来ます。



これも金属不足でいずれは炉に戻されるでしょう。



新型ヴォクシー スピーカーの音質アップ 後編

2022-08-24
今日ご紹介する1台は、先日の新型ヴォクシーの作業の続きです。



ATXー25を使ったベーシックパッケージの取付が終わって、ドアの内張を外してベーシック防振の施工を
行います。



最近は何も防振材が貼ってないドアが多い中、
新型ヴォクシーはフロントドアの後ろの方に防振マットが貼ってありました。



よほどここからロードノイズが入っていたのでしょう。



新型ヴォクシーは初めての作業だったので、ドアの響きを調べて、どの位置にどんな材質を貼るかを
マーキングします。



工場装着の防振材の他に、3種類の防振マットと防振メタルの4種類の防振材を貼り合わせて、
純正1枚と後付け8枚の、合計9枚の防振材でドア全体の響きをスムーズに抑えています。



この車の泣き所はスピーカーグリルの上の便利なドリンクホルダーと小物入れで・・



ドア内の16センチスピーカーは固い材質を使っていても中音域が上の方まで届かず・・



ダッシュ上の中高音を鳴らすコアキシャルスピーカーのスコーカー部分で
中音域を再生させないといけない部分です。



コアキシャル裏のスピーカーの周波数レンジを決めるコンデンサは小型なのと、
精度が低いために本来の性能が得られておらず、ここを交換して音の透明感を上げるのと、
ベーシックパッケージと組み合わせるために独自の数値を選んでいます。



赤丸はツイーターの下限周波数を決めるコンデンサで、
青丸はスコーカーの下限周波数を決めるコンデンサで、1キロヘルツのインピーダンスの測定では
実際に1キロを再生していないツイーター側のコンデンサを外すと
何故か1キロヘルツのインピーダンスに影響を与えて、
ツイーター側の配線をカットするとスコーカーの音質が上がるという、不思議な現象が起きました。



プラスしてグローブボックス下に取り付けたピュアコンの4ピース構成の物と合わせて、
実質的に6ピース構成と同じ内容となっています。



通常はドアの中低音とツイーターの高音のフロント2WAYとなるベーシッツクパッケージが、
新型ヴォクシーはドア低音のスコーカー中音のツイーターの高音で3WAYとなり、
ピュアコンの値も3WAY用であれこれと探して合わせました。



以前に今は必要無いが、将来的には必要になるかも知れないと、
あらかじめ用意していた値が見事にはまって、新型ヴォクシーのベーシックのWパッケージは完成しました。



完成した時はやや低音が強い状態で、負けない様に中高音を上げると音が荒くなったので、
中高音をセンターでバスを少し下げて、全体のバランスがスタジオレベルとなりました。



かなり苦労して開発したベーシックのWパッケージですが、
ノーマルのディスプレイオーディオの音からするとかなり自然で聴きやすくなって、
長時間聴いても疲れなくなったので、かなりお勧めのパッケージと自信を持ってお勧め出来ます。



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