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取付ブログ

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5月7日の山下達郎・サンデーソングブックについて

2023-05-08
昨日は一日宇部店で仕事をしていて、午後2時からは運良くハンダ付けやコイル巻きの仕事が多く、
FM山口で『山下達郎・サンデーソングブック』をほぼ丸々聞く事が出来ました。



FM山口放送分では、サンデーソングブックの前か後にサウンドピュアディオのCMが流れていて、
昨日の放送では番組終了の2分後ぐらいにZSP編のCMが流れました。



そのサンデーソングブックの中でとても興味深いお便りがあったのでここで紹介させて頂きます。



内容は『最近軽のワゴン車を購入して、カーナビを取り付けましたが、
カーナビでFMラジオやCDを聴く時に音が酷く、満足に聴けません。』という内容で・・



更に『音楽のボーカル音は良いのですが、演奏のギター・キーボード・ドラム等の音が遠くから
演奏している様な感じで、クリアーに聴こえません。』と書かれていました。



続いて『改善方があればお教え願えませんでしょうか? 
達郎さんのCDも良い音で聴くには、カーナビを買い替えないといけない場合は、
どこのメーカーの商品が良いでしょうか? 宜しくお願います。』という内容だったと聞き返して
文章にしたらこんな感じだと思いますが、山下達郎さんは答えに困っておられました。



あれこれ話されて最後には、『自分に相談されてもねぇ~、ふふっ(笑い)。』という感じで
締めくくられていたので、山下達郎さんに変わりまして、
FM山口の『FMYサウンドピュアディオスタジオ』のネーミングライツスポンサーの井川が、
放送業界と音楽業界とカーオーディオ業界の3つに関わっている唯一の人間として
出しゃばってお答えさせて頂きます。



2000年初頭にはパナソニックのストラーダのCMソングが達郎さんの楽曲で、
その後はダイヤトーンのサンドナビのCMソングに使われていて、
サンデーソングブックのCMにもダイヤトーンが付いていてので、
『1、ダイヤトーン 2、ストラーダ』みたいな答えかなと想像していたら・・



『って言われてもですね(笑い)iPhoneとかそういうので聞いた方が今良い音がしますよ。』と
予想外の答えが返って来ました。



確かに2000年代の初めの頃はCD再生に音を造作する機能が付いていて、
それがオフに出来なくて、iPhoneだと何も造作していないから
そちらの方が素直な音という時もありましたが、今だと全ての音が造作されているモデルが多いので、
それも現在では当てはまらないと思います。



投稿者の方の『演奏の音が遠くから聴こえる』は
タイムアライメントやタイムディレイやタイムコレクションの類がかかっているからで、
これを全てゼロにしたらこういう聴こえ方はしなくなると思います。



更にDSP機能も全てゼロにすれば素の音に近くなり、わざとらしい素人騙しの音ではなくなるので、
達郎さんのライブ会場に足を運ばれる様なファンの方が求められる音に近くなると思われます。



後はALSなどの車速に合わせてボリュームが上がる機能は、
オフもしくは最低限でかけておかないと音がえぐい感じに聴こえるので、ここの上げ過ぎも注意です。



イコライザーが付いているナビは、最初からパッケージされているパターンは
とんでもなく派手なものがあるので、一度全てフラットに戻して、
最低限の上下で合わせると素の音に近くなるでしょう。



まあサウンドピュアディオに車を持ち込んで、
ベーシックパッケージのWパッケージやトリプルパッケージを取り付けると
そんな調整も全てしてもらえると自社のPRは最低限にしておいて、
とにかくナビを付けて初期設定のままで音楽を聴くと、
機種によっては『うちのメーカーはこんな音に変化を付ける機能がてんこ盛りです!』という、
これ見よがしな状態で音楽を聴かされる事になるので、
今回のサンデーソングブックのリスナーの方の様になる可能性が十分にあります。



なおスピーカー交換については、市販のトレードインスピーカーは特定の音域を強調したり、
車のドアでこもる周波数帯を意図的にスポイルしたりして、
メリハリが効いても本来の音楽とは違う意味での良い音になるので、
音楽に精通した方やコンサート会場に足を運んでおられる様な方には絶対にお勧め出来ません。



何故なら車のドアでこもる周波数は楽器の調律の基準になる440ヘルツから442ヘルツ付近を
スポイルしてしまっているので、この様なスピーカーに交換する事はノリは良いが
音楽性を台無しにしてしまうので、絶対に交換してはいけません。



昨日聞かれた方はサウンドピュアディオから遠いリスナーさんばかりだと思うので、
もし昨日の放送を聞かれて、「自分もそう思う!」と感じられた方は、
このブログを参考に自分で操作パネルを動かしてチャレンジしては如何でしょうか?



コツはライブ会場に行った時の音を思い出しながら、そこに近いイメージになる様な方向に持って行く事です。



なおサウンドピュアディオでは音調整のみの作業や、
イコライザー操作などのアドバイスは行っていませんので、あくまで自分のセンスと自己責任で、
このブログの内容を参考にして下さい。



JU60ブラックツイーターのセッティング

2023-05-07
今日ご紹介する2台は、連休に入る前に取付というか、交換させて頂いた、
JU60ツイーターからJU60ブラックツイーターへの交換の作業です。



タイトルが以前の『取付』ではなく『セッティング』となっているのは、ツイーターの交換時間に比べると、
ピュアコンの交換と音のセッティングに関する時間の方が多くかかっていて、
写真で見ただけでは交換してそれ用のピュアコンに変えただけと思われる方もあるので、
これまでよりは少し詳しく書き込まさせて頂きます。



まず1台目はトヨタのアクアで、前の前のお車からシステムを移設し続けられていて、
今回で3個目のツイーターでJU60のブラックとなりました。



ただミッドスピーカーだけはピュアディオブランドのZSP-MIDを15年ぐらいお使いで、
使い込んでいるZSPと新品のJU60を融合させるために時間をかけてセッティングを行いました。



もう1台はトヨタのライズで、こちらのお客様も3台前のお車からZSP-MIDを移設し続けておられます。



JU60ツイーターからJU60ブラックに交換してセッティングのやり直しです。



この車は前に掲載しなかったかな?と思ったら、
こちらはトヨタ純正のディスプレイオーディオ付きなので別なお車でした。



それとセッティングやり直しと言ってもブラックボックス4個は全て交換して、
交換しただけでなくその車のシステムやドアスピーカーの高さなどによってコイルと同時に交換するので、
合計6個を何回も交換して、最も生音・生声に近くなる組み合わせを探します。



なぜこれだけの交換が必要になるかというと、
最新版のツイーターアシストユニットは従来品よりもインピーダンスがボーカル音域に近い部分が
低く設定してあって、もう1個のメインユニットと組み合わせた時の合成インピーダンスを
特定の周波数で4Ωに近くするために、中のコイルとコンデンサの比率をコイルの比率を上げて、
インピーダンスをやや高くして、4連ボックスにした時に理想の動作をする様に設計してあります。



更にアシストユニットのパーツの係数を3桁で選べる様にして、
例えば197と198のユニットの違いでは約0・5%の違いながらこの差で音が変わったのが分かると
言われるお客様が多くおられます。



そういうお客様は音楽に精通されている方で、楽器の調律が分かる方が多く、
セッティングというよりもシステムの調律をしているという微細なレベルの音調整を行っています。



最後に音域別のレベル調整でイコライザーを動かしますが、その手前のインピーダンス調整は、
高すぎると音が重たく暗くなってしまい、低すぎると音が鋭く明るくて疲れてしまい、
それを普通はイコライザーで何とか誤魔化しているのですが、
ピュアディオのピュアコンを使ったレベルだけでなくインピーダンスも変えられる音調整は、
音色を正確に合わせるという、他店では出来ない調整方法で音を調律しています。



フォルクスワーゲン・ゴルフ カーオーディオの音質アップ 後編

2023-05-06
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、フォルクスワーゲンのゴルフです。



空っぽだったラゲッジルームは、ピュアディオブランドの25センチのサブウーファーと、
ナカミチのパワーアンプ2台と、ピュアディオチューンの30バンドのアナログイコライザーと
チャンネルディバイダーが付いています。



もう1品黄色いマルの中にはナカミチのCD-700KKが付いていて、
固定ボリュームにして純正オーディオの音をラインアンプとして整えています。



純正オーディオのスピーカー出力をRCA化しているのは、
ピュアディオチューンのハイローコンバーターで、
これまではオーディオテクニカ製の4CHの物の内側2レーンを撤去して2CH化していたのが、
最新の2CHモデルをモノラル化して、左右に1個づつセパレートで使用している贅沢仕様です。



ツイーターは以前乗られていたお車からユニコーンツイーターを移設して取り付けて・・



ピュアコンのブラックボックス4連は、全て最新の物に入れ替えました。



ブラックボックスはミッド側がZSP-MIDかLTD15かで値が違い、
今回はMIDのためにLTD15よりは周波数レンジが広くて、インピーダンスが低い物を取り付けています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、
ピュアコンの値合わせとイコライザーとチャンネルディバイダーの調整を行います。



純正のオーディオは音にクセが付いていたら聴感上のフラットに合わせてから、
それより後の調整を行いますが、この年式のゴルフはほぼフラットなので3トーンはセンターにして、
そこから他の調整を行いました。



CD-700KKのラインアンプ化と、左右セパレートのハイローコンバーターの使用で、
これまでに聴いた事の無い素晴らしい純正べースのフルシステムが完成しました。



2023-05-05
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、フォルクスワーゲンのゴルフです。



VW純正のナビオーディオ付きのお車に、フルシステムの取付を行っています。



まずは前後のドアの内張を外して、ドア防振の施工を行います。



この年式のゴルフのドアスピーカーは、6個のゴムのドットが付いて重みを持たせていて、
かなり深い音がなるので、普通はこのスピーカーはそのまま使いますが、
今回はピュアディオブランドのZSPを使いますので外します。



外した内張は表側に布を貼った上にマスキングして、
吸音フェルトを外した上で裏面に粗目を付ける下処理を行います。



前後のドアにセメントコーティングを行って、音質と静粛性と断熱性を上げて、
他とは一味違ゴルフになります。



ドアの鉄板側は外板裏の防振材が貼ってない場所に防振マットを貼って、
フロントは樹脂のパネルに金属シートを貼った上に防振メタルを2枚貼って・・



リアは外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせて、樹脂のパネルには防振メタルを2枚貼って、
前後のドアの防振は完了して、下地が出来た状態です。



リアのラゲッジのアンダーにはウーファーボックスとアンプなどを取り付けるためにカバーを外して、
前からアンプ用の電源ケーブルを引いて来ています。



フロントドアの表面にはアウター・スラントのバッフルを製作して、
以前乗られていたお車からピュアディオブランドのZSP-MIDを移設して取り付けました。



今日のところはここまでで、明日はこれより先を『後編』でお届け致します。



ランドクルーザー・プラド カーオーディオの音質アップ

2023-05-04
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、
熊本県からお越しのお客様のランドクルーザー・プラドの続きです。



方ドア3層のフル防振の施工の後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
前のお車でお使いのピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。



ツイーターも以前のお車から移設で、JU60ツイーターを取り付けています。



ラゲッジには25センチサイズのエンクロージャーを製作して、
ZSPの黄色いケブラーコーンのサブウーファーを、今回新たに取り付けました。



以前のお車はフロントのみだったのでナカミチのパワーアンプは1台でしたが、
今回サブウーファー用にフロントと同じPA-2002Pをもう1台追加しています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、音の調整に入ります。



グローブボックス下にはブラックボックス4連の、合計8ピース構成のピュアコンを取り付けて、
値をあれこれと変えて音の当りを探りました。



ピュアコンは3連休前にかなり使って、数字のコマが途中無い物がかなりあったので、
3連休中に作って足して、今日車で持って来て付けては鳴らしてを繰り返して、
最も生音・生声に近くなる値を探りました。



音源はCD-700KKに自分の調整用CDを入れて確かめて・・



今日は運良くクロスFMサウンドピュアディオスタジオからの放送時間と、
調整の時間がピッタリ合って、聴き慣れたスタジオの音とパーソナリティーの声でビッグXの調整を行い・・



最後の最後にピュアディオチューンのデジタルプロセッサーの調整を、
タブレットを繋いでゲインとイコライザーとチャンネルディバイダーの機能を微調整を行って仕上げました。




待ちに待ったランドクルーザー・プラドの新車に、
以前からこうしたかったという夢のフルシステムの取付が出来て、他のプラドよりはかなり優れた、
特別な一台に仕上がりました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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