取付ブログ
マツダ・アクセラ スピーカーの音質アップ
2019-10-10
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
マツダのアクセラです。
マツダコネクト付きのお車にベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振とセメントコーティングの施工の
トリプルパッケージの作業を行います。
まずはドアの内張を外して、インナーパネルも外して、
防振メタルと防振マットを貼り合わせて、
外板裏の残響を抑えます。
手順書に書いてある場所を指で軽くはじいて、
ここが響きの中心という場所を見つけてから指定された材質を貼ります。
響かない部分や、響きと無関係な周波数に効果のある材質を貼っても
ドアが重たくなるだけなので、1台目で調査を行って
無駄の無い防振を行っています。
外した内張はツルツルの表面に粗目を付ける加工を行って、
セメントコーティングを行って、ランダムに厚い薄いを作って
振動の通過を防ぎ、こちらも重たくならない割に
有効な効果が得られる様にしています。
内張を組み付けてドアの開閉を行うと、まるで車格が上がった様にバフッ!
という感じで閉まり、高級感が増しています。
ベーシックパッケージなので純正ドアスピーカーはそのまま使用して、
ダッシュ上の純正ツイーターの位置は使用せず、
グリルの横にスタンドを使って仰角を付けた
アップグレードのATX-30ツイーターを取り付けています。
車輛のマツダコネクトのアンプから音信号を取り出して、
オプション1品を加えた6ピース構成の
ピュアコンをグローブボックス下に取り付けました。
全ての組み立てが終わったら音を鳴らして、
マツダコネクトの音調整を行います。
2重のドア防振の効果で音圧が漏れなくなって低音がパワーアップして、
バスをやや絞ってバランスを取りました。
フェダーは若干前に振って、レンジの広いATX-30ツイーターの音がより聴こえるしてあり、
アップグレードツイーターを使ったトリプルパッケージの良さがハッキリと体感出来ます!