取付ブログ
BMW7シリーズ カーオーディオの音質アップ
2020-02-14
当社のデモカーのBMW740eは4台目のJU60用のピュアコン・通称4桁シリーズが付いておらず、
実質的にはデモカーとしては1世代前でした。
理由は4桁シリーズが出来た物を全てお客様に取り付けていたら装着が遅れて、
でもさすがにもう入れ替えないとデモで使えないと、
今日の午前中に入れ替える事にしました。
ピュアディオのデモカーは長い間ベンツのEクラスか、その派生モデルが続いていましたが、
現行モデルからCD・DVDプレイヤーが無くなったのでBMWに換えて、
ベンツのEクラスはエアサスモデルがあるものの、
BMWでは7シリーズでないとエアサス車が無いので、
クラスを上げて7シリーズとなりました。
BMWのスピーカーレイアウトはドアの中ほどに10センチスピーカーで中音を鳴らして、
シート下にウーファーとミラー裏のツイーターで3WAY構成となっています。
シート下のウーファーは純正でも価格が18万円ぐらいするそうで、
そこはそのまま使用して、
ドアはピュアディオブランドの9センチミッドのISP-90の上級バージョンのISP-91を取り付けています。
ミラー裏のツイーター位置は使用せず、ダッシュにワイドスタンドを製作して、
JU60を取り付けています。
トランクルームのアンダーにはピュアディオチューンのデジタルプロセッサーと2台のアンプが付いていて、
1台で床下のウーファーを鳴らして、
もう一台を左下に設置している10ピース構成のピュアコンを通して分配して、
ドアのISP-91とダッシュの上のJU60を鳴らしています。
ピュアコンのブラックボックスを第四世代に交換すると、
同時にMTLと呼んでいるコイルも交換して、4桁シリーズでマッチングを取りました。
ちなみにJU60用の第一世代のピュアコンは
JBLの60周年記念モデルのスピーカー用のネットワークの値を参考に少しチューンして、
第二世代はそのJBLの値はドンシャリ気味ではないかと疑い始めて改善を加えて、
第三世代でコンデンサの表記を2桁から3桁に上げて、
左右のペアリングを厳しくする様になって、
第四世代ではラジオ番組で年間にかなりの数のボーカリストの方にお会いする様になって、
「もっと追い込めばまだ生音に近づけられるのでは?」と
思い始めて作ったのが現行の4桁シリーズです。
お客様の装着からかなり遅れてBMWは4桁シリーズに付け替える事が出来て、
タブレットでイコライザー調整を行って、細かい音の追い込みを行いました。
3桁の時はそれほど感じなかった、純正から送られている信号がフラットではないというのが
ハッキリと分かって、純正の送り出しを調整した後に
31バンドで調整した方がより生音に近くなる事が分かり・・
車輛のイコライザーを動かして後付けのイコライザーの動かすレベル下げて、
よりスムーズな音を表現しました。
ダッシュの中央にはセンタースピーカーが付いていて、
ここが鳴り過ぎるとモノラル成分が強くこじんまりした音になり、
切ってしまうとそれはそれでどこか足りなくなり、
Lパッド方式のアッテネーターの値をあれこれと変えてバランスを取りました。
紺屋の白袴的なデモカーで1世代遅れていましたが、
これで最新バージョンとなりました