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取付ブログ

スズキ新型ハスラー スピーカーの音質アップ

2020-04-08

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、スズキの新型ハスラーです。


先代と比べて大胆に変わったインパネで、2DINのワイドスペースにカロッツェリアの

楽ナビが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工を行いました。





ツイーターはJBLのP560のツイーターで、2台前のお車から移設し続けられています。



ベーシックパッケージなのでドアスピーカーは純正16センチをそのまま使用します。

 

 


国産メーカーのトレードインスピーカーは音域によって音の強弱が付けてあるので、

元の音とは違う造作した音になっており、こもって聴こえる純正スピーカーの高域をカットして

後付けツイーターに任せて、ピュアコンとドア防振で音の重みとキレをアップさせて、

それでトータルで元の音楽に近い音を再生させます。




新型ハスラーは初めて入庫だったので、ドアの響きを確かめて、どの位置が響きの中心で、

どういう音域の響きかを調べて、貼る材質を決めてからマーキングしました。


前後のドア共にベーシック防振の施工を行って、手順書も作成しました。

 





更に前後のドア共に内張裏のツルツルのプラスチックの表面を加工して、

セメントコーティングを行いました。




そしてリアのハッチの裏と内張りにも防振施工を加えて、ハスラー1台で合計5ドアの10面に対しての

防振施工で、かなり音質と静粛性と断熱性を上げた、スペシャルなハスラーへと変わりました。

 

 


グローブボックス下に取り付けたピュアコンは合計8ピース構成のバージョンで、

白いボビンのコイルは、もう生産が終わったコイルのボビンを3Dプリンターでそっくりに作って、

そこに輸入物の高性能の銅線を手作業で巻いた物を使用しています。

 

 



今回のハスラーの作業は基本的に先代のハスラーから移設して取付けを行っていて、

先代とスピーカーの特性は同じでもグリルの形状が違い、先代よりも音の抜けが悪いので、

ミッドの上限周波数を決めるコイルを3周ほどほどいた値の物を使って、

上限周波数を伸ばしてバランスを取っています。

 





最後に楽ナビのイコライザー調整を行って、2か所1クリックづつ動かして、

最も生音・生声に近づけたら作業は完成です。




遠方からお越しのお客様だったので午前中入庫の閉店前に出庫を希望されていて、

4人がかりで1日でドア5枚の防振と、パッケージの開発を行いました。
 

 

 

もう長くお付き合いして頂いていて、防振の重要性と効果は実感しておられるので、

防振を重視したシステム構成で取付して頂きました。

お問い合わせ
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