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取付ブログ

トヨタ86 カーオーディオの音質アップ

2020-05-20

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタの86です。

 

 


カロッツェリアの楽ナビに、ナカミチのアンプとスピーカーを取り付けた状態で入庫となって、

ベーシックパッケージの取付とドア防振の作業を行わせて頂いたところから、システムアップのための

2度目の入庫となりました。
 

 

 

楽ナビのオープニング画面にナカミチのロゴが映る様にしてあって、

かなりのナカミチファンですが、福岡店に入庫される前は他のお店で取り付けられていたので、

ナカミチの製品の良いところが活かされていませんでした。

 

 

 

ドアには一見アウターバッフルに見えますが、実は純正グリルとナカミチのグリルが付け替えてあって、

インナーでミッドが取り付けてあります。
 

 


トランクルームにはナカミチマーク付きのサブウーファーが付いていて、100PAの4CHアンプを

2チャンネル遊ばせて、2チャンネルをミックスモノラルにしてウーファーを鳴らして、

フロントスピーカーは楽ナビの内蔵アンプで鳴らしていました。

 

 


そのためアンプには楽ナビのウーファー出力を使って・・
 

 


フロントは楽ナビのハイパスフィルターを使わずに、ピュアコンのオプションパーツでローカットして、

ウーファーとフロントスピーカーの音が重ならない様にしていました。
 

 


今回の作業ではトランクにピュアディオチューンのハイローコンバーターを取り付けて、

ここで正確にフロントスピーカーとウーファーの音域を分けて、これまでの少し曖昧な音の繋ぎを、

クリアーな状態で分配して、余っていたアンプの2CH部分でフロントスピーカーを

駆動する様に改善しました。
 

 


ラインケーブルはこれまで使っていた安い物から、ピュアディオブランドのSKYに交換しました。

 

 


楽ナビはRCA出力が無いので、ピュアディオチューンのハイローコンバーターを取り付けて、

スピーカー出力をRCA化して、チャンネルディバイダーでフロントの低音をカットしているので、

ピュアコンは6ピース構成から4ピース構成に変更して、フロントの聴こえ方が変わった分、

コイルの値を2マイクロヘンリー上げてバランスを取りました。
 

 

 

ツイーターは前回取り付けたピュアディオブランドのATX-25で、

こちらはシステム変更の影響を受けない音域だったので、周波数レンジとレベルはそのまま使用しました。
 

 

 

そして全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、楽ナビの音調整機能を動かして音を追い込みます。

 

 


いつもの様にタイムアライメントは全てゼロで使用します。
 

 


一般的にはタイムアライメントを使って高音質にすると言われていますが、

これは全くの間違いで、実際に歌っているボーカリストに会って生の声を聞いたら、

タイムアライメントを入れたら音色が変わるというのが分かります。

 

 


以前あるボーカリストの方から、「今のカーオーディオの考え方は間違っている!」

とご指摘を頂いた事があるのですが、その方は自分がタイムアライメントを使わずに、

大手メーカーの音の良いショップリストにも載っていないという事をご存じ無い方で、

「うちの車は他とは違いますから!」とデモカーを聴いて頂こうと思ったのですが、

自分の作品をめちゃめちゃにされたという思いが強くて、それ以上話も聞いてもらえなくて、

当然デモカーも聴いてもらえませんでした。

 

 


そのぐらいタイムアライメントは音楽を作っている方からすると迷惑な存在で、

自分もこれまで数十人のボーカリストの生声を聞いた上で必要ないと思います。

 

 

 

最終的にイコライザーを1カ所1クリック下げた所でセッティングを終了して、

86はナカミチ製品の良い部分を十分に引き出して、より生音・生声に近い状態で仕上がりました。
 

 

 

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