取付ブログ
チャンネルディバイダーのチューニング
2020-05-29
昨日は宇部店に一日いて製作机で作業を行っていました。
サブウーファーを取り付ける時に使うチャンネルディバーダーのチューニングした物がゼロになったそうで、
2台のチャンネルディバイダーが運ばれて来たので、チューニングする事にしました。
フタを取るとRCAジャックの根元のリード線が余っていて、ここを適正化して行きます。
基盤を外してリードを伸ばすと、こんなに余っています。
基盤に差し込んでメンテナンスに問題長さまで短くするとこうなりました。
切り取ったケーブルをケースの周りに並べて行くと、1周してもまだ余るぐらいありました。
外した基盤は音に影響が大きい部分で、再加熱しても大丈夫な所はハンダを付け直します。
黒くペーストが焦げた跡がある所がハンダ付けし直した所で、銀入りハンダを使用しています。
最初に普通のハンダと銀入りハンダをミックスして、一度ハンダ吸い取り線で吸い取って、
下地が出来た所に銀入りハンダを差し込んでいます。
吸い取り線を吸い取ってはカットしてを繰り返したら、こんなに吸い取り線の残骸が出来ました。
ケースに戻せばこんな感じで、一部パーツが交換してあるのと、ダイヤルはピュアディオ推奨商品を使えば
この辺りが多く出るという位置に合わせてあります。
最初の状態よりも見た目もスッキリしていますが、音も当然ゴチャゴチャ感が無くなって、
スッキリした音に変身しています。
最後にサウンドピュアディオのエンブレムを取り付けたら完成ですが、昨日は他の仕事で呼ばれて、
何度も製作机から離れたので、結局1台しかチューニング出来ませんでした。