取付ブログ
ベンツCクラス カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、W205型のメルセデスベンツのCクラスセダンです。
全車異形パネルの専用ナビオーディオ付き車で、既にシステムが付いているところからの
システムアップを行いました。
ドアのスピーカーは純正から9センチサイズのISP-91に交換していて・・
ダッシュにはB&W製の30ミリ外ドームツイーターを、ワイドスタンドを製作して取り付けています。
ウーファーはダッシュ下の奥にある純正の物をそのまま使用して、
4CHアンプの2CHで純正ウーファーを鳴らして、残りの2CHでピュアコンを通して
ツイーターと9センチを鳴らしていました。
ただCクラスの前は国産車に乗られていて、それに比べると低音のレンジ感が狭いという事で、
リアシートの背面に25センチのエンクロージャーを組み付けて、ピュアディオブランドの
25センチウーファーを取り付けました。
走行中は背面を縦て使用していて、その状態で9センチスコーカーと音が合う様に、
ピュアディオチューンのデジタルプロセッサーで音のつながりを調整しました。
マイナーチェンジ前のCクラスなのでCDプレイヤーが付いており、
お客様のCDと自分のCDを交互に聴いて、9センチと25センチがつながるポイントを探しました。
ラゲッジ下にはパワーアンプとピュアコンとデジタルプロセッサーが付いていて、
プロセッサーだけで音を追い込むのは無理だったので、ピュアコンは通常は使わない値を新たに作って、
これまでに無かった組み合わせに対応しました。
普通は100番台から500番台のドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルも、
今回の30ミリと9センチと25センチの組み合わせという、
これまで無かった組み合わせに対応するために、1000番を超える巻き数の多い物を製作しました。
スピーカーケーブルはツイーターとスコーカーだけでなく、ウーファーにもPMBを使用して、
W205のベンツとしてはこれまで表現出来なかった音を再生出来る様に仕上げました。