取付ブログ
トヨタ・ルーミー カーオーディオの音質アップ 前編
2020-07-22
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのルーミーです。
デンソーTENイクリプスのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
スピーカーやアンプの取付を行って。
まずはドアの内張と防水シートを外して、外板裏にベーシック防振の施工を行います。
低い響きの部分には防振マットを貼って、入り組んだ部分の高い響きの部分には防振メタルを貼ります。
ルーミーのドアは入り組んだ部分が多いので、メタルを使う比率が高くなっています。
そしてフロントとリアのドアの内張裏にはセメントコーティングの施工を行いました。
ルーミーのリアのハッチは樹脂で出来ていて、複雑に入り組んでいるので、ここは防振せず・・
ハッチの内張には金属シートを貼って響きを抑えました。
実はこれは上から全体に貼っているのではなくて、格子の中に全て同じ形に切って貼って行っています。
フロントドアにはサービスホールを塞ぐ防振を加えて、表にアウター・スラントのバッフルを製作して、
アウターとドアを金属リングで繋いで、内側をセメントコーティングして剛性を上げています。
パワーアンプも取り付けるので、ボディーアースを引く必要があって、
今回から良いアースポイントを見つけるのに、新アイテムを導入しました。
日置製の10万円以上する抵抗測定専用の測定器で、小数点以下4桁まで正確に表示出来る優れ物です。
「自分は長年の間でここが最良のアースポイント!」と見付ける事が出来ますが、
それを数値化して、誰が見ても確実に解る様にしました。
ルーミーの作業は現在半分ぐらいまで進んでいて、後は後編にてお届けいたします。