取付ブログ
トヨタ・オーリス カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのオーリスです。
トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、何度かシステムアップで
再入庫されているお車に、今回もシステムアップを施しました。
ドアには方ドア3面のフル防振の後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
元々インナー取付けされていたJBLのP560Cのミッドを表に付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。
今回はシフトの前にナカミチのCD-700Ⅱを取り付けました。
CD-700Ⅱはアンプレスなので、助手席の下にナカミチの
PAー2002のピュアディオチューンの物を取り付けています。
システムが変更になったので、グローブボックス下のピュアコンの値を変えて、
ブラックボックスは最新の4桁シリーズに交換します。
同じ様な数字に見えますが、微妙に違う数字がブラックボックスに記されていて、
あれこれと付け替えて、最も生音・生声に近い音に合わせて行きます。
コイルは1マイクロヘンリーごとにストックしていて、1マイクロの違いを出すのに
1周も差が無く、普通のパーツはプラスマイナス5%程度の誤差が許されているのに、
完全に誤差の許容範囲内で音の調整を行っています。
フラットになる手前では10マイクロや20マイクロ違ってもあまり音に変化が無くて、
本当にフラットにピッタリ合う前になると1マイクロの違いでも大きく音色が違って、
この差を体感したらもう普通のパッシブネットワークやマルチアンプシステムで
音楽を聴く気にはなれなくなります。
音源はCDの他にCD-700Ⅱの内蔵DAコンバーターに入力した
ポータブルプレイヤーでも音確認を行って、両方でバランス良く音楽が聴ける様にセッティングしました。
フロント2WAYのシンプルなシステムですが、素直な音色で
綺麗に音楽を聴く事が出来るシステムが完成しました。