取付ブログ
スイフトスポーツ カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、スズキのスイフト・スポーツです。
ナカミチのMD-95Zの2DINヘッドユニットを使用したフルシステムを取り付けられているお車に、
各部をリファインして音を良くする作業を行いました。
ドアスピーカーは以前乗られていたお車からピュアディオブランドのZSP-MIDを装着して
取り付けていて、フル防振の後にアウター・スラントのバッフルを製作して取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、B&W製の30ミリ外ドームツイーターを取り付けて、
かなりレンジの広い高音を再生しています。
リアにはJBLの25センチのサブウーファーと、ウーファー用のロックフォードのモノラルアンプと、
ナカミチのPAー1002のアンプと、ピュアディオチューンのデジタルプロセッサーが取り付けてあります。
今回の作業では一度PAー1002のアンプとPMBのスピーカーケーブルを取り外して、
アンプは中をリファインした後に使わないチャンネルディバイダーの切り替えスイッチをスルーさせて、
高音質化を図りました。
PMBのスピーカーケーブルは一度宇部店に運んで、末端を焼き直しした後に新しいターミナルに
付け替えています。
ハンダ槽を370度まで温度を上げて、一度遠心力でハンダ槽のハンダを抜いて、
そこに上質な銀入りハンダを差し込んでターミナルを取り付けます。
ここで使っている銀入りハンダは、アーティストに特注のエレキギターを提供している職人の方が
使われている物と同じで、「このハンダでないと!」と言われている銘柄を使用しています。
最初に焼き入れで使うハンダは、後から差し込む物に比べて伝導率が高くないので、
熱くて柔らかいうちに床に叩きつけて抜き取ります。
アンプとケーブルのリファインの他には、助手席シート下に取り付けているピュアコンを
最新の4桁シリーズに交換しました。
同じ4桁シリーズでもJU60用とB&W用は全く値が違うので、それぞれ別々にストックを用意しています。
全ての交換が終わったらタブレットを繋いで、デジタルプロセッサーの調整を行います。
各部をリファインしたので、音がザラザラした感じやツンとする感じがほとんど無くなって、
非常に艶があってふくらみのある音に変わりました。
システムは前の車から移設されている物で、システムの8割ぐらいは15年以上使われていて、
今回のリファインで本来の性能を100%出し切ったチューニングとなりました。