取付ブログ
トヨタ・プリウス スピーカーの音質アップ~後編~
今日ご紹介する1台は、福岡店の先日の続きの作業から、
トヨタのプリウスです。
トヨタ純正の大画面ナビ付のお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、
フロントドアにフル防振の施工と、リアドアにベーシック防振の施工を行いました。
30系のプリウスはドアに縦に楕円の大型スピーカーで、低音はかなり出るので、
プラスチックのケースに入った安いパワードのウーファーを取り付けるよりは、
ドアをフル防振した方が上質な低音を再生出来ます。
ダッシュのスコーカーは大型のパーツを使って上質でレンジの広い中音域を再生させて・・
純正スコーカーのグリルの手前にスタンドを使ってピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取り付けます。
これで低音から高音までワイドレンジのフロント3WAYスピーカーとなり、
既にある4個のスピーカーを利用しているので、低コストで良い音を再生出来ます。
純正のナビオーディオから取り出した音信号はグローブボックス下に送って、
MDF板を敷いてピュアコンを取り付けて音域分けを行います。
スコーカー裏にパーツがついているので、実際には6ピース構成です。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、次はナビオーディオの調整画面で音調整を行います。
まずは音を強調する機能は全てオフにして素の音にします。
防振なしの純正スピーカーだけのかったるい状態だと音を強調しないと物足りませんが、
既に音が整えてあるので、逆に大げさになって、本来のテイストが出せなくなります。
フェダーは少し前に振って、方ドア3面のフル防振をしているフロントスピーカーを重点に鳴らします。
イコライザーはフラットでも十分音楽は楽しめますが、自分が実際にお会いして
生声を聞いた事があるボーカリストや、PA無しの生音で楽器をの音を聴いた事のある
アーティストさんの楽曲を聴いて、あれこれとイコライザー調整を行って、
最終的に1か所1クリック動かした所でメモリーして調整を終了しました。
純正の6スピーカーはそのままに、ドア防振とベーシックパッケージの力で
より生音・生声に近いサウンドが再生出来る様に改善されました。