取付ブログ
日産デイズ カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、日産のデイズ・ハイウエイスターです。
日産純正の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
以前の乗られていたお車に付いていたスピーカーを移設して取り付けました。
まずはドアの内張を外して、一度防水シートを剥がして、外板裏にベーシック防振の施工を行った後に、
防水シートを元に戻します。
純正の16センチスピーカーを取り外して、インナーバッフルを取り付けて、
上半分にレインガードを取り付けて、スピーカー裏のマグネットや端子が濡れない様にしています。
これをやるかやらないかでスピーカーの寿命がかなり違います。
車室内からはピュアディオブランドのPSTケーブルをひいて来て、
24金メッキの端子の根元にハンダ付けして湿気が入って酸化しないようにした後に、
ビニールテープで縛って更にガードしています。
スピーカーは前のお車から移設して来たJBLのPS62Cのミッドで、
まるで新品の様な良いコンディションです。
ツイーターはJBLのP560用の物の単品販売で、こちらも前のお車からの移設です。
ATX-25が発売される前のベーシックパッケージ用のツイーターで、専用ロットで生産した物と、
セット物を分割して販売した物を合わせて約570セットを販売した人気商品です。
純正ナビから音信号を取り出して、グローブボックス下にピュアコンを取り付けて、
ブラックボックスは以前のお車でお使いだった物をそのまま使用して、
コイルは新しくデイズに合わせた物を取り付けました。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったらナビの音調整で、この画面はパナソニック製です。
パナソニックのナビは最初に各スピーカーに100センチのタイムディレイがかかっていて、
ここを全てゼロにして素の音にしてから調整に入ります。
13バンドのイコライザーを2カ所1クリックづつ動かして、
音を整えたらユーザーにパターンをメモリーします。
メモリー前とメモリー後では微妙に音色が違って、再生画面の戻って一度音を確認してを何度も繰り返して、
最も生音・生声に近いパターンを見つけてから納車の準備に入りました。
午前中お預かりで夕方納車のタイトなスケジュールで作業を行いましたが、
それなりの年月をお使いのスピーカーでも、かなりコンディションが良くて、
新品当時に近い特性で納車する事が出来ました。