取付ブログ
アクセラ BOSEサウンド車の音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、マツダのアクセラです。
ドアにフロントマグネットのウーファー付の、BOSEサウンド車に、
ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の作業を行いました。
まずは前後のドアの外板裏にベーシック防振の施工を行いました。
続いて前後のドアの内張にセメントコーティングの施工を行いました。
この日は天候が良かったので、天日干しでコーティング剤を乾かしました。
リアのハッチの内張と、Aピラーの内張にもセメントコーティングを加えているので、
かなり静粛性を上げる施工となっています。
ベーシックパッケージのツイーターは、アップグレードのATX-30Jを使用して、
ダッシュのスコーカを中音のみの再生として、高音域をガラスの反射無く鳴らしています。
車輛のBOSEアンプから取り出した音信号はグローブボックス下に取り付けたピュアコンに送って、
ここで中音域と高音域に分配しています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、マツダコネクトの音調整を行います。
バスとトレブルとフェダーを動かして、スタジオレベルとコンサートホールのPAの音の中間ぐらいで
セッティングして、納車の前にスタジオレベルだともう1クリックバスを下げて、
「PAレベルだとトレブルを1クリック上げて。」とご説明しました。
アクセラのお客様はある女性バンドグループのファンで、ライブにも行かれた事があるとの事で、
入庫時に低音が強めに設定してありましたが、ノーマルのドアではかなり低音が逃げていた音が、
防振の効果でかなり低音が前に出て来る様になって、バスは1クリック下げる状態になりました。
その女性グループの方のボーカルの方はピュアディオ関連の番組に出演された事があって、
生の声を直接聞いた事があるので、その事を井川ブログで知られて、わざわざ鳥取県からお越し頂きました。
GOTOトラベルキャンペーンを利用して良い宿に安く宿泊されたそうで、
1泊されて代車で山口県観光をされて、作業が出来上がったらご自分の車で帰る事が出来るという、
「GOTOキャンペーンは自分の仕事とは全く関係ないと思っていたのに。」と、
こんな恩恵があるんだなと感じた作業でした。