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取付ブログ

ホームオーディオのスピーカー

2020-11-12

先日広島県から来店されたお客様が、

「JBLのホーム用のスピーカーは昔のモデルの方が味があっていい音がしていた様な・・」と話されていて、

自分は「確かに昭和の時代に売られていたスピーカーの方が魅力がありましたね。」と答えました。

 

 

 

店頭にはJBLの昭和の名機L100センチュリーの復刻版のL100クラッシックが置いてあって、

実はノーマルモデルだと音に不満があって、ツイーターがJU60に交換してあります。

 

 

 

もう1セット3WAYモデルが置いてあって、自分は昭和の名機の4311が好きなのですが、

もう中古でも程度の悪い物しか市場になくて、4311の伝統を受け継ぐと言われている4319を

購入したものの、満足出来ずにスコーカー部をZSP-LTD15に、

ツイーター部をJU60に交換しています。

 

 

 

2セット製作して、1セットは自宅で使っています。

 

 


ただそれも大きすぎるので、パソコンの横にちょこっと置いて、

コンパクトながら正確な音色でという事で、4312Mをツイーター交換して、

ネットワークを全て交換したモデルも作りました。

 

 

 

ただこれよりももっと低音の量が欲しいとのお客様からの要望もあり、

16・5センチウーファーを使った2WAYスピーカーの試作品を現在作っています。

 

 

 

箱の大きさとポートの径と長さを探り出しているので、かなり武骨なデザインですが、

これは分解組み立てを短時間で行うための仮の姿です。
 

 

 

他には今から20年前に発売されたB&Wの限定モデルのチューニングを行っていて、

16・5センチのウーファー付の物ながら、当時の価格で56万円とかなり高級なモデルでした。

 

 


しかし発売から20年が経過して、ユニットを新品に入れ替える作業と合わせて、

内部配線を交換する事にしました。

 

 

 

ケーブルはピュアディオブランドのPMBを使用するので、ノーマルモデルと同じ長さのケーブルの

焼き入れを行います。

 

 

 

もう寒いのでハンダ槽のスタートが17度で、1時間かけて目標の370度まで上げます。

 

 

 

370度に到達したら表面に浮かび上がった不純物を取り除いて、ケーブルの末端の焼き入れを行います。

 

 

 

焼き入れが終わったらネットワークの基盤に取り付けます。

 
 
 

2枚基盤になっているので、ツイーター用とミッドバス様にPMBケーブルを取り付けて、

エンクロージャー内にもPMBケーブルを取り付けて、中に組み込んだら完成します。

 

 


コロナ禍で外をあまり出歩かなくなった分、ホームオーディオの需要が増えて、

でも生演奏や生の声に近い音で聴きたいというご要望が多く有り、ノーマルでは音ががさつとか、

音色が作った感じがするなどの不満が多く聞かれ、

「サウンドピュアディオのカーオーディオみたいな音で聴きたい。」というご要望が多くて、

カーオーディオの作業の合間をぬって、ホームオーディオのスピーカーのチューニングや、

ホームオーディオ用のケーブルを製作しています。

 

 

 

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