取付ブログ
ボルボV40 スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、ボルボのV40です。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
入庫した時にはトレブルがマックスまで上がっていて、それでも音がスカッとしない状態で、
低音ばかりが目立っていました。
フロント2WAYのスピーカーは、ツイーターが弱い割にミッドがインピーダンス通常よりも低い2Ωで、
抵抗が少ない分低音が勝っています。
純正ツイーターは能率が悪くて場所も悪いので、ダッシュの両端にピュアディオブランドの
ATX-30Jツイーターを取り付けて、質感とレンジをアップさせます。
ツイーターの根元まではピュアディオブランドの高音域専用のPSTケーブルをひいて来ています。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にピュアコンを取り付けます。
V40でATX-30Jの取付は初めてなので、とりあえずATX-25用の値を借り付けします。
助手席の下の純正アンプから音信号を取り出して、PSTケーブルのフルレンジタイプを繋いで、
ピュアコンまで送ります。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、あれこれとCDを替えて試聴を行い、
ボンネットの先にある棚からピュアコンのブラックボックスを持って来て、ATX-25用から
徐々に周波数ンジを広げて行きました。
一番良いレンジを通り過ぎて、音が荒くなって来たところでレンジを元に戻して、
最も音が綺麗になる値で取り付けました。
最後に5バンドのイコライザーとトーンコントロールを組み合わせて音調整を行って、
ボルボV40の作業は終了しました。
(イコライザー写真がピンボケだったので、イメージで他のボルボの写真を転用)
入庫時がトレブルをマックスでも音がハッキリしなかったので、音の抜けがよくなった変化と、
生音に近くなった進化に、お客様は喜んでおられました。