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取付ブログ

ホンダNボックス スピーカーの音質アップ

2021-02-24
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、ホンダのNボックスです。



ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの
取付を行いました。



入庫したら直ぐに純正の音を一度確かめて、ドアの下の方に付いている16センチスピーカーでは、
高音域や中音域の上の方の表現はかなり欠けている状態でした。



ダッシュ上にピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、
市販のトレードインスピーカーよりはワイドレンジで高音域を再生させて、
フロント2WAYスピーカーに変身させます。



グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックスとコイルの
4ピースのセットに、オプションのSSFを加えて6ピース構成で取り付けていて、
純正16センチスピーカーは2つの音域をコントロールしているので、
かなり音質が改善出来て、その上に上質なATXー25の高音を重ねています。



またピュアコンからATXー25までは高音域を重視した赤みがかった専用のPSTケーブルで
送っています。



以前はベーシックパッケージのツイーターはアメリカのJBL社の25ミリ外ドームタイプの
普及モデルを使用していて、JBL社が25ミリをやめて
19ミリのレンジの狭いツイーターにモデルチェンジした時に、
ピュアディオブランドのATXー25の外ドームツイーターをベーシック用として採用しました。



ただ大手JBLのツイーターから自社ブランドに変えるというのはイメージ的にリスクがあって、
それを払拭するためにツイーター用に高音域重視の専用のケーブル新開発するという事で、
これまで以上の音質アップを図って、逆に自社ブランドのツイーターになってからの方が
売れ行きは上昇しました。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、純正ナビのサウンド設定を行います。



この画面はケンウッド製で、音を強調する機能は全てオフにして、素の音にしてから
イコライザー調整を行います。



ケンウッドのナビは高音が強くて低音が薄いというイメージがあったのですが、
このモデルは低音がかなり強くて、低い方の周波数を1クリックづつ下げて音のバランスを取りました。



それでもまだ高音側が負けている様な気がしたので、
イコライザーの高音側を上げると音が荒くなったので、ピュアコンの値をあれこれと変えて
高音側を伸びる様にしました。



自分が実際に何度もお会いして生音・生声を知っているアーティストさんの楽曲を使って
音を追い込んで行って、最後の最後はDEENさんの最新アルバム『ポップ・イン・シティ』から、
4曲目のプラスティック・ラブでボーカルの池森さんの声が
本人の声に一番近い組み合わせと判断して、そこで調整を終了しました。



今回入庫したNボックスはとんでもなくピカピカのタイヤだなと思っていたら、
走行距離は20キロ台で、以前家族の方がベーシックパッケージを取り付けられて音が良かったので、
納車されて直ぐに入庫されたのだと思いました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
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SOUNDPUREDIO 福岡店

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