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取付ブログ

エクリプスクロス オーディオレス車の音質アップ

2021-05-13
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、三菱のエクリプスクロスです。



カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工と、セメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。



エクリプスクロスのオーディオレス車のスピーカーは、ドアに16センチのセンターコーン付きの物に、
ダッシュに中高音を鳴らすスコーカーが付いているので、かなり中高域が濃くて、
しかしその反面粗削りな音がしているので、純正スコーカーを活かした3WAYのベーシックパッケージで
音質改善を行います。



まずはドア内の防水シートを取り外して、3種類の防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
外板裏の響きを抑えます。



次にツルツルの内張裏に粗目を付ける下処理を行った後に、ランダムに厚い薄いを作った
セメントコーティングを行います。



防水シートと内張りを元に戻せば、ロードノイズの進入が少なく、音質がアップしたドアに変わりました。



ダッシュのスコーカーはそのまま使用して、ピュアコンで中音のみの再生にして、
グリルの上にピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて上質な高音を再生させます。



グローブボックス下のピュアコンは標準仕様の4ピース構成の物にオプションを加えて6ピース構成にして、
より細かい音調整が出来る様にしてあります。



コイルの巻きがいつもよりも大きいのは、ドアの中のデュアルコーンで荒い音が出るのを防ぐためで、
実質的にウーファー部分の1部しか鳴らない様に、大幅に上限周波数を抑えています。



全ての結線が終わったら楽ナビの音調整を行って、まずはタイムアライメントがゼロになっている事を
確認してからイコライザー調整に入ります。



イコライザーはフラットでも音楽が楽しめるレベルでしたが、2カ所1クリックづつ動かして音を整えて、
エクリプスクロスのトリプルパッケージの作業は終了しました。



これまでエクリプスクロスは何台も入庫していますが、マイナー後のオーディオレス車への
ベーシックパッケージの取付は初めてで、純正では同じ周波数がかなり重なっていたところから、
ピュアコンで音の交通整理を行って、つながりの良い3WAYスピーカーとなって、
自分でも驚くぐらい音が良くなりました。



これは固定式コイルを使ったトレードインスピーカーでは絶対に得る事が出来ない感動です。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

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