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取付ブログ

トヨタ・ヤリス スピーカーの音質アップ

2021-06-20
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の作業から、トヨタのヤリスです。



トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



ベーシックパッケージは純正の16センチスピーカーはそのまま使用して、
純正でこもっている音域はピュアコンを通してカットして、軽い低音なインピーダンスを少し上げて
重みを持たせて、今回はオプションのSSFを加えて低音のレスポンスも向上させています。



トレードインスピーカーを取り付けるのとの違いは、こもりやすい周波数をスポイルするのではなく、
こもりの根本を改善するという違う発想の商品です。



なぜトレードインスピーカーを使用しないかというと、そのスポイルしている周波数が
ピアノの調律の起点になっている音域で、芯となる部分がこもりやすいのではあれば、
そのこもりの根源を解消しないと、ノリの良い音でも本来の音楽の音とは違うので、
もう15年ぐらいは販売していません。



ピュアコン以外ではドアの外板裏のベーシック防振でこもりを改善していて、
一般的なデッドニングと明らかに違うのは防振メタルを使ったり、
防振材の形や種類を変えて少ない防振材で効率が高くて、響きの周波数が偏らない防振を行っています。



ディスプレイオーディオから取り出した音信号は、ピュアディオブランドのPSTケーブルを使って
グローブボックス下に送り、比重の高いMDF板の上に合計6ピース構成のピュアコンを取り付けました。



全ての結線が終わって音が鳴ると音調整を行って、ディスプレイオーディオはCDプレイヤーが
付いていないので、スマートフォンとFMラジオを使って音調整を行いました。



4ピース構成だとバスをマイナスにしないといけないのが、
SSFで低音域を適切にコントロールしているので、3トーンは全てセンターで最もバランスが取れます。



それとヤリスは16センチにしては開口部が少なく、グリルも下向きのために
ピュアコンのコイルは巻きの少ない物を使用して、ドアスピーカーの上の方の周波数は
他の車種よりも伸ばして聴感上のフラットにしています。



リアドアは防振をしていない状態なので、フェダーで前の方の負担を大きくして、
防振してある側のパワーの比率を上げてこもりを感じないサウンドにしています。



今回はベーシックのWパッケージにSSFを加えて1万1千円プラスでしたが、
ローエンドのコントロールがプラスさているので、ベーシックの2・5パッケージ的な内容で、
あともう1歩が出せるのでお勧めな組み合わせです。
 


追伸


ヤリスのディスプレイオーディオの後ろにはセンタースピーカーのグリルみたいな物が付いていますが、
これは中の熱を抜くためでは?と思いながら見ていました。


お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

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