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取付ブログ

スズキ・スイフト スピーカーのグレードアップ 後編

2021-07-22
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのスイフトです。



昨日の宇部店のピットはたまたま同じ様な紺色の車が2台入庫していました。



スイフトはケンウッドのナビオーディオに、以前ベーシックパッケージにプラスオンしたシステムを
お使いでしたが、今回グレードアップのための作業で・・



ダッシュにワイドスタンドを製作してJU60ツイーターを取り付けました。



ドアにはアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-MIDを
取り付けています。



現在ZSPはLTD15に代わっていますが、お客様は山口県から東京にライブによく行かれていたのが、
コロナ禍で行けなくなって、その代わりにカーオーディオで音楽を楽しもうという事で、
どちらかといえばライブ会場のPA寄りの音が合うだろうとの事で、若干数残していたZSP-MIDの方を
お勧めしました。



ピュアコンはグローブボックス下に4ピース構成の物が付いていたのを、JU60とZSP用に
10ピース構成にアップしました。



数字で4ピースと10ピースと聞くとそれほど差がありそうに感じませんが、実際に並べてみたら
かなり差があり、かなり細かく音の調整を行っています。



これが多バンドのイコライザーと違うのが、イコライザーは各周波数ごとのレベルは合わせても、
インピーダンスは合わせる事が出来ないので、インピーダンスが下がり過ぎて音がシャープ過ぎるとか
冷た過ぎるとか、逆にインピーダンスが高くて音が重たいとかもっさりするというのを
レベルだけで無理くり合わせようとすると無理があり、正確な音色に合わせ様と思えば
インピーダンスの調整が必要になります。



そもそもピュアコンはお客様からの、「カーオーディオのマルチアンプではモニタースピーカーの音は
出ない。」というお叱りから生まれた製品です。



そして今回スピーカーケーブルはPSTからトップグレードのPMBケーブルに交換してあって、
撚り線が全てエナメルで絶縁してあるのを、ハンダ槽で焼き入れを行って、全ての銅線を導通する様に
しています。



ハンダ槽の温度が約270度になったら、上に浮いて来た不純物を取り除いて・・



細い銅線の束を漬け込んでエナメル質を焼き切って導通させます。



この焼き入れは絶妙なタイミングがあって、焼き過ぎると周りの銅線が溶けて本数が減って、
焼きが足らないと中の方が半焼けで導通が悪くなるので、今のところこの作業が出来るのは自分だけです。



多くの手間をかけてフロント2WAYのシステムが完成して、コロナの影響でライブに行きたくても
行けなかったお客様にはとても満足して頂きました。


 
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