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取付ブログ

スペーシア・ギア カーオーディオの音質アップ

2021-09-25
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、スズキのスペーシア・ギアです。



カロッツェリアの大画面楽ナビと、他店でロックフォードのスピーカーを取り付けられているお車で、
急に高音が出なくなったという事でお越しになりました。



付けられたお店はとてもきれいに配線が引いてあって、どこに何があるか分からない状態で、
逆に言うとメンテナンス性がとても悪く、メンテナンス性を良くする様に配線を引き替えて、
それから原因を探るためにナビは一度取り外しました。



これまで他店購入で高音が出なくなったと持ち込まれた時は、100%プロセッサーがバグって
イコライザーがフラットになっていたり、中にはチャンネルディバイダーの機能が勝手に初期化して
バンドパス状態になっているかのどちらかで、それらを撤去してからダイレクトで配線を引き替えていました。



配線をたぐって行ったらぱっと見分からない部分にネットワークが埋め込まれていて、
それを取り出したら左右がくっついて付けてありました。



その下にはわざわざ薄いMDF板が敷いてあって、「これはピュアディオの真似か?」と思って取り出して
指ではじいてみたら、薄くて比重が軽いので鳴きが出ていました。



そこは左右は磁気の影響を受けない距離に放して、ピュアディオ仕様の厚くて比重の重たいMDF板に変えて、
次は配線の引き回しを変えました。



ナビの前後の4CHの出力をバイアンプで引いてあったのでリアがなっておらず、
ナビ内のフェダーやポジションの影響をもろに受けてしまうので、通常のシングルワイヤーに引き替えて、
2分配ケーブルなどを作るのに余ったケーブルを使って、これだけケーブルが余りました。



ものすごく時間をかけて綺麗に付けたあった割には末端は先バラで、
ピュアディオと時間をかける場所が完全に違っているなと思いながら作業を進めました。



全ての結線が終わってナビのセッティング機能を動かして、まずタイムアライメントは全てゼロにして・・



イコライザーは1カ所1クリック動かして、クロスFMの聞き慣れたナビゲーターの声が、
ここが一番普通に聴けるポイントでした。



最初はバイアンプで全ての出力でフロントのみを鳴らしていたのですが、
この場合はツイーター側の音がレベルが高くて音色が明るく勝ってしまい、
確かに派手だけれども長時間聴くと疲れてしまいます。



ツイーターの高い周波数のみを2CHのアンプで鳴らすと、
ミッドの広い範囲を2CHで鳴らすのでは消費するエネルギーが違って、
仮にフェダーでレベルを下げても音の明るいのはそのままで、特に内蔵アンプの場合は広い範囲で
パワーを消費しないと、バイアンプだと高音の明るさばかり目立ってしまい、
本来の音楽の音色と違ってしまいます。



もうこれでいきなり高音がバッサリ消える事も無いので、安心して音楽を楽しんで頂けます。



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