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取付ブログ

トヨタ・ヤリス ディスプレイオーディオ車の音質アップ

2022-05-18
今日ご紹介する1台は、最近納車された当社の車両で、トヨタのヤリスです。



工場装着で2種類のディスプレイオーディオから選べるZグレードで、
大型の画面の方の車にベーシックパッケージの取付を行いました。



まずは一度ディスプレイオーディオを取り外して、裏から音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプでグローブボックス下まで引いて行きます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、ピュアコンのブラックボックスのRRタイプと、
白いボビンにピンクのラベルの自分が一から手巻きしたコイルを取り付けました。



この手巻きコイルはヨーロッパ製の上質な空芯コイルをほどいて、
別なボビンに巻き替えて小さい値に変換しているという、かなり手間がかかった物で、
音質についてはかなり好評を頂いています。



またPSTケーブルはディスプレイオーディオからピュアコンまでと、
ピュアコンからドア用の純正配線まではフルレンジタイプを使用して、
ピュアコンからツイーターまでは色が赤みがかった高音用専用チューンの物を使用しています。



何年か前にJBLツイーターからピュアディオブランドのATX-25ツイーターに替えた時に、
「やはりJBLの方が安心出来る。」というご要望がありましたが、
JBL自体がカー用の25ミリドームのツイーターを作るのをやめてしまって、
19ミリだけになっているので、オリジナルブランドの25ミリに替えたと当時に、
ツイーター用ケーブルに高音域重視の物を用意して、
そこでの性能を上げて販売価格はそのままという事でマイナスイメージを排除しました。



そのツイーターのATX-25は、スタンドで簡単に仰角・振り角が変えられて、
ピラー根元の純正ツイーターのデザインを重視してリスナーに対して美味しいゾーンから
指向性が逸れている状態とは明らかに違う音を再生させています。



トヨタのディスプレイオーディオは画面サイズや車種で微妙に特性が違っていて、
更にデザイン重視でドアのスピーカーグリルの形状がそれぞれ違っているので、
それにピュアコンの値を微妙に変えて生音・生声に合わせるのが大変な作業です。



ディスプレイオーディオなのでUSBメモリーを挿して音調整を行うのですが・・



当社のヤリスは代車に出す事も想定して、助手席下にディーラーオプションのCDプレイヤーが
付けてあります。



このプレイヤーが付いているかどうかで、配線の引き回しが多くなるからか微妙に音の傾向が違っていて、
それも加味した上で音の調整を行いました。



納車時に比べたらヤリスはかなり音が良くなって、何んとか代車に出せるレベルになったかな?と
思ったのですが、やはりドア防振が全くしてないので、ロードノイズの進入と、
スピーカーの残響が残っているので、よほどの緊急の時以外はまだ代車に出せない状態です。



防振後のレポートはまた掲載します。



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