取付ブログ
ホンダ・ヴェゼル カーオーディオの音質アップ 前編
2022-06-09
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダのヴェゼルです。
この前にヴェゼルの作業が3台連続してありましたが、全てシステムだったのが、
こちらは新車に1から取付です。
ホンダ純正のナビオーディオ付きで入庫していますが、撮影しようと思ったら既にバラバラになっていました。
ダッシュをマスキングしてJU60用のワイドスタンドの型取りを行って・・
ドア4枚の外板裏にベーシック防振を行って、低い響きの部分に3種類の共振点の違う防振材を
貼り合わせて・・
カーン!という高い響きの中心には防振メタルを貼ります。
前後のドア4枚にセメントコーティングの施工を行って、乾燥するのを待ちます。
乾燥したらフロント2枚にはアウターバッフルの施工を行います。
またフロントドアには金属シートを重ねて貼り合わせて、切り口に全てシリコンでコーキングして、
将来剥がれを起こさない様にしてあります。
一般的にはブチルゴムと金属の合わせのシートを広く貼る防振が当たり前になっていますが、
ピュアディオではブチルゴムの鈍い響きが低音に乗って量が増えるのを良しとしておらず、
低音の響きがおかしいだけでなく、倍音成分が発生して中音域に被ってその音域もおかしくなるので、
ブチルゴムは外板裏に最低限の量を使うという考えです。
今回もスピーカーケーブルはピュアディオの最高級のPMBを使用して、
一度ラインナップから消えた商品ながら、再発売するほどの人気です。
欠点は値段の割に見た目がパッとしないぐらいでしょうか。
後から発売した下のグレードのSKY3の見た目を豪華にしたので、もう売れないだろうと思ったところに、
再発売を望む声が多くて復活しました。
作業はまだまだ続いて、これより先は後編でお届け致します。