取付ブログ
トヨタRAV4 カーオーディオの音質アップ
2022-06-10
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのRAV4です。
カロッツェリアの大画面ディスプレイオーディオとトレードインスピーカーが付いた状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、前後のドアの防振と、フロントスピーカーの交換を行いました。
まずはドアの内張を外してトレードインスピーカーを取り外します。
メーカー製のインナーバッフルがレインガードらしき物が無いのでひょっとしてと思っていたら・・
やはり濡れた部分が腐食しかけていました。
パッシブネットワークはスポンジに包んで内張と鉄板の間に挟んであって、
これはグローブボックス下に置いているピュアコンに当たる部分です。
ちなみに今回使ったピュアコンは、SSFのオプション付きで6ピース構成で、
白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物で、比重が高くて厚いMDF板を使用しているのは、
ピンクのコイルとブラックボックス内のコイルから出る微弱振動をここに逃がすためと、
車体の鉄板から少しでも距離をおいてコイルが理想的に動作させるためなので、
鉄板にネットワークをくっつけるのは絶対に良い音が出るはずがありません。
ドアスピーカーはJBLの16・5センチの物に交換して、
ダッシュのツイーターグリルの上にスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、
シンプルながらスタジオ的な音が鳴るフロントの2WAYにしました。
ドアの防振は前後のベーシック防振と・・
内張り4枚のセメントコーティングに加えて・・
インナーパネルの樹脂には金属シートを貼り付けて、
フロント3層のリア2層の音質・静粛性・断熱性を上げたオーディオ以外にも効果がある施工を行っています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、
まずはディスプレイオーディオにかかっている音を造作する機能を全てオフにして・・
31バンドで0・5デジベルステップのイコライザーを動かして音を調整しました。
これまでメーカー推奨のかなりどぎつい音を聴かれていたので、
いきなりスタジオレベルに合わせると物足りなく感じられるかも知れないので、
コンサートホールのPAの音に少し寄せてセッティングして出庫させて頂きました。
お客様に「どうして当店に来店されたのですか?」とお聞きしたところ、
会社にサウンドピュアディオで取付されている方がおられて、その評判を聞いて来店されたという事でした。