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取付ブログ

スズキ・ハスラー カーオーディオの音質アップ その2

2022-06-24
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのハスラーです。



2日続けてのハスラーの完成で、こちらはモスグリーンでスズキ純正の大画面ナビオーディオ付きのお車です。



4枚のドアの防振に加えて、フロアーの防振も加えています。



フロントドアには金属シートを貼る防振が終わって、切り口は全てシリコンを塗って、
将来剥がれが起きるのを防いでいます。



ドアスピーカーはJBLの16・5センチスピーカーのGX600Cのミッドを取り付けて・・



ダッシュにはピュアディオブランドのATXー25ツイーターをスタンドを使って、
ガラスの反射が無い状態で取り付けています。



GX600Cの付属ツイーターは19ミリドームで、ATXー25は25ミリドームなので、
メーカーのパッケージでは表現出来ない濃い中高音を再生する事が出来て、
こちらの組み合わせの方が本来のスタジオモニターに近い音色になります。



今回スピーカーケーブルはピュアディオブランドのSKY3を使用していて、
末端を焼き入れして絶縁を取って使うタイプの、独特の透明感のある音で鳴らしてくれます。



最近車が変わっても2台・3台後でもケーブルは使い続けられるという事が浸透して、
高級タイプのケーブルを選ばれる方が増えて来ています。



これはケーブルなら何でも長持ちする訳ではなくて、末端を焼き入れしている部分以外は
全てエナメル質で絶縁されて空気に触れていないという所が、高音質と長寿命につながり、
それが多くの方に分かって来て頂いているからです。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、オプションのSSFを加えた6ピース構成の
ピュアコンを取り付けています。



ミッドの上限周波数を決めるコイルは井川が一から手巻きしている物で、
最近「機械巻した物とどこが違うのですか?」という質問を頂く事が多いのですが、
例えば水前寺清子さんの365歩のマーチの歌詞の『三歩進んで二歩下がる♪』ではありませんが、
2・3周巻いて1周ほどいて締め直してを繰り返して、ムラなくきつく絞めて、
同じインダクタンス値でもQ値の高いコイルを巻いています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、パナソニック製のナビのセッティング画面に入って、
イコライザー調整を行いながら、ピュアコンの値を細かく変えて、生音・生声に近い組み合わせを探ります。



ピュアコンのユニットはこれだけ聴き比べて一番生に近いと感じた物を組み込んで、
ハスラーの音調整は終了しました。



音が整った所で昨日の作業は終了して、今日は2人1組でハスラーに乗って、ロードノイズの測定を行って、
入庫時に素の状態測定したデーターと見比べて、広い範囲の防振がどのぐらい効果があったかを検証します。



音質・静粛性・断熱性ともにアップした、ノーマルよりかなりプレミアムなハスラーが完成しました。



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