取付ブログ
ポルシェ911 カーオーディオの音質アップ
2022-11-16
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、ポルシェ911です。
珍しいカラーですが工場で作られた時のそのままの色で、ミツワのステッカーがリアガラスに貼ってある
正規物です。
空冷のポルシェのために新たに作られたディスプレイオーディオを装着した状態で入庫となって、
フロントスピーカーの取付と、バックカメラ用のディスプレイの取付を行いました。
フロントスピーカーは13センチサイズのミッドとその上にツイーターの2WAYで、
元々のミッドが傷んでいたからか、コアキシャルの2WAYスピーカーに替わっていたので、
ツイーターがWで鳴ってバランスが悪い状態でした。
それを取り外してヨーロッパサイズのJBLのクラブ5000Cのミッドを取り付けました。
ツイーターはおなじみのピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
シンプルながらフラットでクリアな音質の2WAYシステムが完成しました。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、6ピース構成のピュアコンを取り付けました。
今年の前半に空冷のポルシェに同じ組み合わせのスピーカーを取り付けていますが、
モデルがタルガだったのと、デッキの種類が違うので、
その特性に合わせてピュアコンの値を少し変えて聴いてみて、今回はイコライザー付きなので、
その調整も合わせて行いました。
最初はけっこうな個所を上げて音を合わせていたのが、ピュアコンの値をあれこれ変えて音を整えて行くと、
不思議とイコライザーはあまり動かさないのに生音・生声に近づいて来ました。
これまで水冷の最新式のポルシェを何台も乗り継いで来られたお客様は、
一度空冷ポルシェに乗られてみたら、その素晴らしい魅力に取りつかれて、
何台かの空冷ポルシェのオーディオの作業に預けて頂きました。
今回も限られた条件の中、精一杯のセッティングをさせて頂きました。