取付ブログ
マツダ・アテンザ BOSEサウンド車の音質アップ
2023-01-27
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのアテンザ・ワゴンです。
マツダコネクト付きのお車で、ボーズサウンドのプレミアムサウンドのお車に、
ベーシックパッケージの取り付けを行いました。
ドアにBOSEのエンブレムが付いて、ドアスピーカーには車両アンプから低音のみが送られて来ていて、
ダッシュのスピーカーには中高音が送られているマルチアンプシステムのお車です。
インピーダンスが特殊なのと、フルレンジ信号が出ていないので、
通常のカーオーディオの製品の取り付けには難があり、
アップグレードのATX-30ツイーターを使ったベーシックパッケージを取り付けて
音質アップを図りました。
グローブボックス下にピュアコンを取り付けて、ダッシュの中高音を中音と高音に分離して、
ATXー30と純正スコーカーを独立して鳴らします。
これまでアテンザのボーズ車は何度も取り付けを行っていますが、年式によってアンプの音のクセが違って、
初期の物と後期の物ではピュアコンの値が全く変わっています。
何種類かのユニットとパーツをはめ換えて、
しかもATXー30に対応させるために最も生音・生声に近くなる組み合わせを探りました。
マツダコネクトの調整機能の中にはボーズセンターポイントと、
ボーズオーディオパイロットの機能が入っていて、純正では入れた方が音に勢いが付くのが、
システムの調整が進むと入れない方が音が自然に聴こえて、体感音圧もオフの方が得られました。
またこのボーズサウンドにはセンタースピーカーが付いていて、
ここのレベルもアッテネーター回路を使って適切に調整して・・
低音はやや出過ぎでマイナス1にして、高音はやや足りないのでプラス1にして、ここで調整を終了しました。
アテンザのお客様は山口県の隣の広島県から起こし頂いていて、
高速道路が冬タイヤ規制だったために下道で5時間かけて来店されたそうです。
車がボーズサウンドというものありますが、
最初からスピーカー周りはサウンドピュアディオでと決めておられて、
広島の専門店に行く事無く当店で施工して頂きました。
お客様は商談室のボーカリストの方々と写っている写真を見られて驚かれていて、
多くのボーカリストにお会いして生の声を知っているからこその他店では出来ないセッティングに
喜んで頂きました。