取付ブログ
ノートオーラ BOSEサウンド車の音質アップ
2024-12-04
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、日産のノートオーラeパワーです。
日産純正のディスプレイオーディオ付きで、BOSEのプレミアムサウンド車の音質アップを図りました。
これまでもBOSEサウンド車のヘッドレストスピーカーの音が嫌という方が何人も来店頂いて、
ヘッドレススピーカーを僅かに鳴らして、後はフロントの2WAYスピーカーで鳴らす様にして改善しました。
中にはフェダーで完全に絞って、全く鳴らなくてもいいと言われた方もおられました。
まずはフロントスピーカーの改善で、ピラー下のツイーターがサイズが小さく、
向きが逸れているので、ピュアディオブランドのATX-30ツイーターをスタンドを取り付けて、
適切な仰角・振り角を付けて音質と音場を改善しました。
次にドアの内張を外して、外板裏に工場装着の防振材が貼ってない部分を避けて、
4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせるベーシック防振の施工を行います。
次に外した内張裏にセメントコーティングの施工を行って、片側2層の防振の出来がりです。
内張りを元に戻して、
グローブボックス下にブラックボックス4連のピュコンを取り付けたら音調整に入ります。
この年式のオーラはバスとトレブルの2トーンしかなく、
音の調整幅が少ないので、ピュコンの値をあれこれと変えて、
ツイーターとドアスピーカーの音域幅を交互に調整して、音色に関わっているインピーダンスの調整では、
下げ過ぎると音色が軽く明るくなり過ぎて、上げ過ぎると重く暗くなってしまうので、
ユニットの値を変える事で適切な本来の音楽に近い音色に合わせて行きます。
上質だと言われているノートオーラが、ベーシックのトリプルパッケージを装着する事で、
オーディオの音質とドアの静粛性と断熱性が上がり、
真のプレミアム・コンパクトカーになって納車されました。