取付ブログ
デリカミニ カーオーディオの音質アップ 前編
2025-02-14
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、三菱のデリカミニです。
アルパインのデリカミニ専用のビッグ✕を装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、フロントのスピーカーの取付と、ドア防振の作業を行いました。
まずはドアの内張を外していって・・
防水シートと純正スピーカーを取り外して、防振作業にかかります。
ドアの響きの中心と周波数を調べて、その場所の響きを抑えるのに最も適切な材料を張り合わせていきます。
外した内張は裏のプラスチックに粗目を付ける下処理を行って、
ランダムに厚い薄いを作りながらコーティング剤を塗っていきます。
最初は青白かった表面も乾燥してたわみを持たせる材質が化学変化を起して、茶色っぽくなったら完成です。
今回はスピーカーが付いていないリアのスライドドア部分にも、
静粛性を上げるためにセメントコーティングを行っています。
セメントコーティングの乾燥を待つ間に、ドアのサービスホールを金属シートで塞さぐ防振を行って、
将来湿気で剥がれを起さない様に、切り口を全てシリコーンで塞いでいます。
今回は純正の16センチスピーカーを使わずに、
JBLの13センチスピーカーを使用するので、インナーバッフルを製作して、
ラミネート加工した金属シートで穴の上半分にレインガードを作って、
スピーカー裏が濡れない様にしています。
使用するミッドスピーカーはP560Cの物で、
ツイーターは上のグレードのGTIシリーズの物を使用して、スタジオで優れたエンジニアが使用する、
ツイーター側のグレードを上げるという手法を使います。
今日のところはここまでで、これより先は『後編』でお届け致します。