取付ブログ
ジムニーシエラ カーオーディオの音質アップ
2025-03-10
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の完成車から、スズキのジムニーシエラです。
カロッツェリアの1DINデッキを装着した状態で入庫となって、ベーシックのWパッケージの取付と、
ドアスピーカーの交換とパワードのウーファーの取付を行いました。
ジムニーのドアスピーカーは12センチサイズで、無理すれば16センチサイズも入るのですが、
その場合はスピーカーの口径に対してグルルの開口部が小さいので、
音が跳ね返って来て良い状態ではありません。
そこで12センチよりもやや大きな13センチサイズのJBLのP560Cのミッドを取り付けました。
ドアの残響を防ぐために防振作業を行いましたが、ジムニーシエラのドア内はけっこう入り組んでいて、
中音から高音域の残響が多いので、スピーカー裏以外は中高音に強い減衰力のある材質を貼り合わせています。
13センチサイズでも前後のストロークが大きくなっているのでノーマルよりは低音が出ているのですが、
更に座席下に25センチの薄型のパワードのサブウーファーを取り付けて、
ラゲッジを全く使わない状態としては低音から中低音は最も得られる構成となりました。
ダクトチューンを使ったパワードのウーファーを使えば低音の量はもっと稼げますが、
そこは生音に近い低音という事でこの組み合わせになりました。
ダッシュの上にはスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けた
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、前周りで3WAY構成となっています。
グローブボックス下に取り付けた音のコントロールを行うピュアコンは、
オプションのSSFを加えた6ピース構成で、音を聴きながらここの数値を変えて音を追い込みます。
1DINデッキに内蔵のイコライザーを調整しながら・・
グローブボックス下のピュアコンのパーツの値を変えて音を追い込んで行き、
もうこれ以上生音・生声に近づかない!というところまで追い込んで行ったら音調整は完了です。
かなりカスタムしてある個性的なジムニーシエラに、
シンプルながら極めたフロント3WAYシステムを取り付けて、特別な1台に仕上がって納車されました。