取付ブログ
トヨタ・ハリアー スピーカーの音質アップ
2022-07-08
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのハリアーです。
これまで使っていたナビオーディオが古くなったので、
新しくケンウッドのCD・DVDプレイヤーに交換して、同時にベーシックパッケージの取付を行いました。
この年式のハリアーはドアにウーファーとダッシュにスコーカーの2WAY構成になっていて・・
ダッシュのスコーカーに手を入れて、ピュアディオブランドのATXー25を取り付けて、
ピュアコンで中音と高音に分配して、フロント3WAYのシステムに変更します。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、4ピース構成のピュアコンを取り付けて、
フロント3WAYの音域を制御しています。
全ての結線が終わったらCD・DVDプレイヤーの音調整を行って、
ケンウッドは車輛タイプが選べる様になっていますが、オフの項目もあるので、ここはオフにして・・
タイムアライメントは全てゼロにしてからイコライザー調整のピュアコンの値合わせを行います。
一般的にタイムアライメントを使えば定位が合うと言われていますが、
逆にこれを使うと音色が正確に合わせられなくなってしまい、
当店では音色を合わせるためにタイムアライメントは全てゼロにしてから調整に入ります。
ピュアコンの値合わせはブラックボックス1回にコイルの変更5回で、
これ以上値を上げても下げても音色がズレて聴こえるのでそこで固定しました。
イコライザーは最後の最後に少しだけ動かして、レベルの高い低いをフラットに近い状態に合わせました。
純正スピーカーはそのままですが、ソースユニットの交換と、
ベーシックパッケージの取付による3WAY化で、パワフルでスキッとしたサウンドに生まれ変わりました。
フィット・クロスター カーオーディオの音質アップ
2022-07-07
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダのフィット・クロスターです。
オーディオレスの状態で入庫となって、ナビオーディオとデッキとスピーカーの取付を行って、
防振作業も行いました。
まずはフロントのドアの内張を外して、外板裏のベーシック防振を行った後に、
サービスホールを塞ぐ防振とセメントコーティングを行って、方ドア3層のフル防振の状態にしました。
内張りの表にはアウター・スラントのバッフルを製作して、2台前のお車から移設し続けておられる、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
リアドアはベーシック防振とセメントコーティングの2層の防振を行い、遮音性と断熱性を向上させています。
2DINスペースの横のグローブボックスのフタを取り外して、1DINスペースを増設して・・
カロッツェリアのCD・DVD・MDのサイバーナビと、ナカミチのカセットデッキを取り付けて、
以前からの音楽ソースも全て聴ける仕様に仕上げています。
グローブボックス下には合計10ピース構成のピュアコンを取り付けて、スピーカーまでは
ピュアディオブランドのPMBケーブルで引いています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けて、ピュアディオ推奨の
フロント2WAYシステムとなりました。
全ての結線が終わって音が鳴る様になると、
ピュアコンのパーツのはめ変えとサイバーナビのイコライザー調整で音を追い込んで行きます。
フィットのお客様は自分がカーオーディオの専門店を始めた1982年10月にお越し頂いた方で、
それから40年に渡ってお付き合い頂いています。
1982年やそれ以前に発売された音源も入っており、当時からしたら考えられないぐらい
生音・生声に近くなったなと、開店当時のこもっている音をどうにか引き上げる的な音造りをしていた事を
思い出しながらセッティングを行っていました。
カセットデッキには先日購入した山下達郎さんのソフトリーを使って音調整を行って、
まだ数名ですがカセットデッキをお使いのお客様もおられるので、こんな時用に購入していました。
今年の10月10日はカーオーディオ専門店をオープンして40周年を迎えますが、
40年に渡ってお付き合い頂いて、本当にありがたいお客様です。
確か5年に1度のペースで車を買い替えられておらえるので、これで10台目のお付き合いですが、
40年で10台目で本当の音に辿り着けた様な気がします。
トヨタ・ビッツ カーオーディオの音質アップ
2022-07-06
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのビッツです。
パナソニックのストラーダを装着した状態で入庫となって、フロントスピーカーの取付とドア防振の作業を
行いました。
まずはドアの内張を外して、外板裏にベーシック防振の施工と、
サービスホールを金属シートで塞ぐ防振を行った後に、純正の16センチスピーカーを取り外して、
13センチサイズのインナーバッフルを製作しました。
外した内張にはセメントコーティングの施工を行って、方ドア3面のフル防振の状態にしました。
スピーカーを取り付けて内張を組み付けたら、見ためは取付前と全く同じですが、
ドアの開閉音に重厚感が増した、音質と静粛性と断熱性がアップした、プレミアムなドアに変身しています。
グリルを近くで見ると、黄色いケブラーコーンのピュアディオブランドのZSP-LTD15が見えます。
ダッシュの上にはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、
ピュアディオ推奨のハイエンド2WAYスピーカーとなりました。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、合計10ピース構成のピュアコンを取り付けて、
スピーカーからひいて来ているケーブルは全てSKY3の高級ケーブルを使用しています。
全ての結線が終わったらストラーダのセッティング画面に入って、
まずは全てのスピーカーに100センチのディレイがかかっているのを全てゼロにします。
今回はストラーダでもブルーレイの再生が可能なモデルで、CD・DVDモデルに比べて
高音域が強い傾向にあり、いつものストラーダのイコライザーパターンとは違う調整を行いました。
気に入ったパターンをメモリーするとやや音が抑圧されて違って聴こえるので、
メモリーして音を聴いて再調整をしてを繰り返して、生音・生声に近いパターンを探します。
イコライザーだけで音を追い込むのが限界に来たので、
これからピュアコンをカスタマイズして更に音を追い込んで行き、明日には納車出来る様に準備して行きます。
フィットe:HEV スピーカーの音質アップ
2022-07-04
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、現行型のフィットです。
e:HEVのほぼ電気で動くタイプで、お仕事用のお車に半日でベーシックパッケージの取付を行いました。
ホンダ純正のギャザーズの大画面ナビオーディオを活かして・・
ドアの16センチスピーカーはそのままに、ダッシュにピュアディオブランドのATXー25ツイーターを
取り付けて、2WAY化を図りました。
ツイーターを取り付けるだけのチューンナップツイーターと違うのは、ナビからの音信号を取り出して
ピュアコンを通している所で、純正もチューンナップツイーターでも車輛配線でダイレクトに繋がっている
16センチスピーカーに、回路を通す事でこもっている音域をカットして、軽い低音に重みを付けて、
その上に上質な高音を乗せています。
結線が終わったらナビオーディオのセッティング画面を出して音調整を行い、
これはパナソニックのストラーダが使われていますね。
CDとSDカードとFMラジなどあれこれと音源を変えて音を確認して・・
イコライザーを調整しました。
ピュアコンが通っていないリアドアの音はフェダーでやや絞って、トータルで最も生音・生声に近いパターンに
合わせました。
最近お仕事用のお車にもベーシックパッケージを取り付けられる方が増えて来て、
仕事の合間にパパっと付けられるベーシックのシングルパッケージが人気です。
実際には自家用車よりも営業車の方が乗っている時間が長いそうなので、
ノーマルではちょっとという事で、次に時間が取れたらベーシック防振を追加したいという事でした。
そして現行フィットが納車された後に、宇部店のピットにはもう一台フィットが入庫しています。
こちらは自家用車なので、時間をかけてかなり防振をガッツリ行った上で作業を進めて行きます。
トヨタ86 カーオーディオの音質アップ
2022-07-03
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業からトヨタの86です。
カロッツェリアのサイバーナビを使用したフルシステムのお車の、サブウーファーを交換作業を行って、
サウンドセッティングをやり直しました。
これまで使っていた30センチのナカミチ製のウーファーはエンクロージャーごと取り外して・・
新しく25センチサイズのエンクロージャーを製作して、ピュアディオブランドの25センチウーファーを
取り付けました。
リアにはピュアディオチューンのチャンネルディバイダーでフロントから送られて来たRCAの信号を
フロント用の中高音と、ウーファー用の低音に分離して、ナカミチの100PAに送って増幅しています。
フロントのドアは方ドア3層のフル防振を行った後にアウターバッフルを製作して、
ナカミチの13センチのミッドスピーカーを取り付けています。
13センチのドアスピーカーに対しては25センチのウーファーがちょうどつながりが良くて、
30センチだと少し間が空いてドンシャリ的な鳴り方になってしまう所を、
ピュアコンとイコライザーとチェンネルディバイダーを駆使して何とかフラットに近い状態を保っていました。
ツイーターはATXー30Jでレンジの広い物を使用して、ダッシュの上から中音域に近い周波数まで
再生しています。
純正の内側に寄ったツイーター位置ではボーカルが正面で聴けてもモノラルぽい鳴り方だったのを、
レンジの広いツイーターを両端に取り付けて、ステレオ効果でスピーカーとスピーカーの間の何もない部分で
音が浮いて聴こえる様に改善されています。
そのステレオ効果を得るためにはグローブボックス下のピュアコンを適切な値を選んで取り付けて、
音の音楽の音色に合う様にセッティングすると、不思議と音像も浮いて来ます。
またブラックボックス4連のピュアコンとリアのチャンネルディバイダーの効果で、
フロントとウーファーの音のつながりもどこで繋がっているか境目が分からない様にセッティンしていて、
車全体で3WAYのスピーカーとして音を表現しています。
自分の調整用のCDとFMラジオと、お客様が聴かれている音源で音調整を行って、
サイバーナビに入っていたDVDは自分も持っているディスクだったので、
自分の車のフルシステムではこう聴こえていたと調整を行っていました。
ピュアコンの値とイコライザーを駆使して、この組み合わせで最も生音・生声に近いパターンに
合わせながらも、ややコンサートホールのPA的な鳴らし方にしてセッティングを終了しました。
残念な事に納車を前にして福岡店から帰らないと行けなくて、
以前の取付で確かPA的な鳴り方の方が良かった様な印象を持っているので、
これで気に入って頂けると思って福岡店を後にしました。
その後福岡店のピットには赤い86が入庫して、一時86が2台並んで作業をしているという状態でした。