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取付ブログ

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Nボックス・カスタム カーオーディオの音質アップ その1

2022-06-29
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダのNボックス・カスタムです。



オーディオレスの状態で入庫となって、ナビとスピーカーの取付と、ドアの防振作業を行います。



まずはドアの内張を外して、防振作業を行います。



フロントの外板裏に防振マットと防振メタルを使った、ベーシック防振を行います。



それが終わるとサービスホールに金属シートを貼る防振を行います。



外した内張は下処理を行った後にセメントコーティングの施工を行って、
乾燥するのを待ってドアに組み付ければ、方ドア3層のフル防振になります。



内張りには吸音フェルトが貼ってあって、セメントコーティングの乾燥した後に、内張裏に貼り直します。



リアのスライドドアは大きなインナーパネルで覆われていて、ここはそのまま使用して・・



内張りにセメントコーティングの施工を行って、静粛性と断熱性をアップさせます。



今回はドアの16センチスピーカーは取り外して、JBLの16・5センチスピーカーに交換します。



今朝の時点で作業はここまで進んでいて、まだ下地作りの状態ですが、この後はその2でお届けいたします。



トヨタ・アクア スピーカーの音質アップ

2022-06-27
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、トヨタのアクアです。



トヨタ純正のナビオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



この年式のアクアは16センチのフルレンジスピーカーのタイプと、ドアの上部にツイーターが付いた
2WAYのタイプがありますが、2WAYの車でも純正ツイーターは鳴らなくしているので、
ベーシックパッケージを取り付けた時の音質アップは同じレベルになるので、フルレンジ車でも全く問題は
ありません。



まずはドアの内張を外して、ベーシック防振の施工に入ります。



吸音フェルトが3枚も貼ってあって、ロードノイズが入りやすいドアだという事が見て分かります。



何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせて、ドア全体の響きを静めます。



これしか貼ってないの?と思われる方もあるかも知れませんが、響きの中心とその周波数を調べて
場所と材質を選んでいるので、結構な振動が消えて、しかもドアが重たくならないのが好評で、
更にブチルゴムを使い過ぎて鈍い振動がスピーカーの音に混ざる事も無いのと、無駄が無いので
コストが安いという部分が喜ばれています。



次にダッシュの上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、
ピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けます。



ドアの中の純正の16センチスピーカーと合わせて、フロント2WAYのスピーカーとして
綺麗で正確なサウンドを再生させます。



一般的に純正のドアスピーカーは音が悪くて使い物にならないから交換しないといけないというのが
常識になっていますが、ピュアディオではピュアコンを通す事によってこもっている音域を切り取って
中低音のみの再生にして、更に低音域のインピーダンスをやや上昇させて、音に重みを持たせているので、
16センチスピーカーの音を先に改善してミッドレンジ化して、その上にATXー25の上質な高音を
プラスしているので、高額なチューンナップツイーターと思われがちですが、動作原理が全く違います。



国産のトレードインスピーカーに交換すれば一発で音は変わりますが、ちょっとクセが強くて、
本当の音楽の音とは変わってしまうので、あえて素朴な音の純正スピーカーの音を磨き上げて使っています。



そして純正ナビからピュアディオブランドのフルレンジタイプのPSTケーブルで音を取り出して来て、
ピュアコンを通した後にフルレンジのPSTケーブルで純正のドア配線に送って、
もう1方はツイーター音域専用のPSTケーブルでダッシュのツイーターに送って行きます。



ドアスピーカーの上限周波数を決めるのは、おなじみの白いボビンにピンクのラベルの井川が一から
手巻きしたコイルで、このコイルの音質の良さはかなり好評を頂いています。



最後にピット内でアクセサリーポジションでナビオーディオを鳴らしてイコライザー調整を行って・・



ピットからカーポートの下に移動してエンジンをかけてもう一度イコライザー調整をやり直して、
ハイブリット車なのでアイドリングで発電のために回転数が上がったところを基準にしてイコライザー調整を
行ってメモリーしました。



同じ車種でも付いているナビオーディオの種類で音の傾向は違うので、1台1台全て細かく調整した上で
出庫させて頂いています。



トヨタ・ルーミー スピーカーの音質アップ

2022-06-26
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのルーミーです。



トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージ取付を行いました。



ベーシックパッケージはダッシュの上にツイーターが乗っただけの見た目の差なので、
簡単な作業に思われがちですが、きちんとナビオーディオを一度取り外して、裏から音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下までひいて行きます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、4ピース構成のピュアコンを取り付けます。



比重が高いと書いているのは、この比重は音質に関係していて、
コイルから発生した微弱振動をMDF板に逃がしてストレスを与えずに良い音にするという考えで、
以前当店の真似をして半分の厚さで比重の低いMDF板を敷いていて、
まるでピュアディオと同じ様な音が出るみたいな表現をしているお店がありましたが、
たまたま音が変だと当店に持ち込まれた方があって、
そこで真似をしていると分かってから『比重の高い』を加える様になりました。



ただそのお店は今は営業していないので、新たにパクリ物は出ていない様です。



ダッシュにはスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATXー25ツイーターを
取り付けて、音質改善を図っています。



純正のミラー裏のツイーターからの改善点は・・



1   ツイーターのサイズがアップして音域が広くなった。

2  ツイーターが内ドームの指向性の強い物に前にプラスチックのパーツを置いて
   拡散させているのを、最初から外ドームで滑らかな高音を再生している。

3  リスナーまでの距離が近く、指向性がズレているのが、適正な距離と向きになった。

4  マグネットが金属の影響を受けて磁力線が曲がっていたのが、スムーズな磁力線になって
   音が滑らかになった。

5  裏に付いている中低音をカットするフィルターの性能が悪いのが、ピュアコンを通して
   大幅に改善された。


の5つのメリットと、純正の16センチスピーカーが全帯域で音が送られて来ていたのを、
ピュアコンでこもる音域をカットして、綺麗に再生出来る音域のみにして、
更にインピーダンスをやや上昇させて音に重みを持たせているという改善で、
見た目の変化に比べて音はかなりの改善がされています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、CDとSDとスマートフォンと、FMラジオで音を聴いて、
イコライザー調整を行います。



イコライザーパターンをメモリーするとやや抑圧されて聴こえるナビオーディオが多いので、
調整⇒メモリー⇒再生画面を何度か繰り返して、リアのサイドのスピーカーはフェダーでやや絞って、
最も生音・生声に近いパターンをメモリして、納車させて頂きました。



新型ノートeパワー カーオーディオの音質アップ

2022-06-25
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、日産の新型ノートeパワーです。



日産純正のディスプレイオーディオが装着された状態で入庫となって、
以前ベーシックパッケージプラス防振の作業をして頂いていました。



その後車全体の広範囲な防振を加えて頂いていて、今回は更なるシステムアップで入庫して頂きました。



まずはベーシックパッケージで取り付けて頂いたATXー25ツイーターを取り外して・・



ワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターに交換しました。



元々フル防振の施工を行っていたドアには、アウター・スラントのバッフルの製作を行って、
ドアの鉄板とアウターバッフルを金属リングで繋いで、内側をセメントコーティングで固めて
剛性を上げています。



ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けたら、
フロント2WAYのハイエンドスピーカーシステムの完成です。



新型のノートeパワーはベーシックパッケージの時点でピュアコンはブラックボックス4連になっており、
そこのコイルをZSP-LTD15がアウターの時用のコイルを入れてシステム変更に対応します。



ピュアコンの横にはピュアディオチューンのハイローコンバーターが付けてあり、
ディスプレイオーディオのスピーカー出力をRCA化して、SKYのラインケーブルでリアのラゲッジ底まで
送って行きます。



ラゲッジ下のバッテリーの後ろにはピュアディオチューンのJBLの2CHアンプを取り付けて、
ここで増幅した音信号をPSTケーブルのフルレンジタイプでピュアコンまで送ります。



全ての組み立てが終わって音が鳴る様になったら、ディスプレイオーディオのサウンド設定を動かすと同時に、
ピュアコンの値を細かく変えて音を追い込んで行きます。



新型ノートのディスプレイオーディオは製造時期で微妙に音の傾向が違っていて、
バスエンハンサーを入れるか入れないかが一つの分かれ道で、
そこから高音域が強いのでトレブルを2クリックか3クリック下げるかでかなり迷いました。



最近お会いして生声を聞いたディーンの池森さんの声をイメージして調整するのですが、
何度調整してもその時の音色に合わず、どうしたものかと頭を抱えていました。



そこで頭の中をよぎったのがアウディQ5やレクサスLSの純正オーディオで培った技術で、
でも今回は音のクセが強くてなかなか思う様に音色が合いませんでした。



合わない部分はインピーダンスの整合性で、直列にパーツを増やして行っても音色は変わらず、
アウディQ5とレクサスLSはパーツの直列・並列を2回繰り返してインピーダンスの整合性を
上げていたのが、今回のノートeパワーではこれまで初の3回のパーツの直列・並列を繰り返して、
それでやっといつもの池森さんのボーカルの音色に合いました。



もちろん他の楽曲の音色も合って、自動車メーカーの純正オーディオの変化に対応するのに
やっとの思いで追従していて、これも何台も新車を買って分解して実験しているからの成果だと、
ほっと胸をなでおろした作業でした。



スズキ・ハスラー カーオーディオの音質アップ その2

2022-06-24
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのハスラーです。



2日続けてのハスラーの完成で、こちらはモスグリーンでスズキ純正の大画面ナビオーディオ付きのお車です。



4枚のドアの防振に加えて、フロアーの防振も加えています。



フロントドアには金属シートを貼る防振が終わって、切り口は全てシリコンを塗って、
将来剥がれが起きるのを防いでいます。



ドアスピーカーはJBLの16・5センチスピーカーのGX600Cのミッドを取り付けて・・



ダッシュにはピュアディオブランドのATXー25ツイーターをスタンドを使って、
ガラスの反射が無い状態で取り付けています。



GX600Cの付属ツイーターは19ミリドームで、ATXー25は25ミリドームなので、
メーカーのパッケージでは表現出来ない濃い中高音を再生する事が出来て、
こちらの組み合わせの方が本来のスタジオモニターに近い音色になります。



今回スピーカーケーブルはピュアディオブランドのSKY3を使用していて、
末端を焼き入れして絶縁を取って使うタイプの、独特の透明感のある音で鳴らしてくれます。



最近車が変わっても2台・3台後でもケーブルは使い続けられるという事が浸透して、
高級タイプのケーブルを選ばれる方が増えて来ています。



これはケーブルなら何でも長持ちする訳ではなくて、末端を焼き入れしている部分以外は
全てエナメル質で絶縁されて空気に触れていないという所が、高音質と長寿命につながり、
それが多くの方に分かって来て頂いているからです。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、オプションのSSFを加えた6ピース構成の
ピュアコンを取り付けています。



ミッドの上限周波数を決めるコイルは井川が一から手巻きしている物で、
最近「機械巻した物とどこが違うのですか?」という質問を頂く事が多いのですが、
例えば水前寺清子さんの365歩のマーチの歌詞の『三歩進んで二歩下がる♪』ではありませんが、
2・3周巻いて1周ほどいて締め直してを繰り返して、ムラなくきつく絞めて、
同じインダクタンス値でもQ値の高いコイルを巻いています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、パナソニック製のナビのセッティング画面に入って、
イコライザー調整を行いながら、ピュアコンの値を細かく変えて、生音・生声に近い組み合わせを探ります。



ピュアコンのユニットはこれだけ聴き比べて一番生に近いと感じた物を組み込んで、
ハスラーの音調整は終了しました。



音が整った所で昨日の作業は終了して、今日は2人1組でハスラーに乗って、ロードノイズの測定を行って、
入庫時に素の状態測定したデーターと見比べて、広い範囲の防振がどのぐらい効果があったかを検証します。



音質・静粛性・断熱性ともにアップした、ノーマルよりかなりプレミアムなハスラーが完成しました。



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