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取付ブログ

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宇部店と福岡店の模様替え

2022-02-21
現在宇部店と福岡店は模様替え中です。



宇部店は1999年にオープンしてから、ずっと店舗のステージにB&Wのオリジナルノーチラスが
乗っていましたが、ここに22年ぶりに手を入れます。



この写真を見て気付かれている人は少ないと思いますが・・



端っこの方に福岡のゴッホ展で買った黄色い家と夜のプロヴァンスの田舎道をイメージしたぬいぐるみが
置いてあります。



実はこのぬいぐるみを買った時に、財団が販売しているゴッホの絵の
デジタルフルコピーの受注も受け付けていて、夜のプロヴァンスの田舎夜の道を昨年注文していて、
それが先日届いたので宇部店に飾りました。



デジタルコピーで油絵の微妙な凹凸も精密に表現してあって、値段もそれなりにしました。



この絵を置いたのもあって、22年間手を入れなかったこのステージを今日ばらしました。



オリジナルノーチラスを撤去しました。



オリジナルノーチラスは1990年代に作られたスピーカーの理想形で芸術品と言われたスピーカーですが、
自分は個人的にはスタジオで使用されていなかったので好きではありませんでした。



その後B&Wは経営陣が何度も変わって、今のB&Wは90年代の物とは名前が同じでも
違う物になっていて、B&Wをフラッグシップとして置いていること自体実際の仕事の内容と違うので、
この度撤去する事になりました。



代わりに並ぶのは現在福岡店に置いてあるJBLのエベレストを移設して置きます。



福岡店にはJBLの大型の3WAYスピーカーのチューンした物をスタンドを使って置きます。



JBLと言っても一度バラバラにしてチューンして、ツイーターはJU60に替えてあるので、
JU60の高性能をアピールする事が出来ます。



福岡店は店内デモカーがこれまで軽自動車だったのが、最近シルバーのデミオが入って、
店の設計が軽自動車が入る事を前提としていたのですが、何んとか普通車のコンパクトが入りました。



あまりに軽自動車の室内デモカーが当たり前だったので、
「前から車が入っていましたっけ?」と言われる方もあって、これまではつい立代わりになっていたのが、
デミオになって向こうが見える様になりました。



途中の視線を遮る物が無くなったので、何だか店内が広くなった様な気がします。



アルファード JBLサウンド車の音質アップ その2

2022-02-20
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の音調整から、トヨタのアルファードです。



トヨタ純正のJBLサウンド仕様車で、車両の多チャンネルアンプから帯域制限した音信号が
各スピーカーに送られているお車です。



それにプラスしてインピーダンスも特殊で、普通は手を入れられないと言われていますが、
そこはピュアディオのピュアコンを使ったインピーダンス変換技術で音を改善して行きます。



前回は4枚のドアの防振作業をお届け致しましたが、今回はウーファーとツイーター部分の改善で、
アルファードのお客様はバスがフルに上がるまで低音を上げておられて、
実際には音漏れなどもあってこれでも満足出来ない状態だったと思われます。



4つのドアの2層の防振に加えて、リアのハッチに付いているウーファーを鳴らなくして・・



ラゲッジの床に以前乗られていたお車でお使いだったMOMOの25センチウーファーと、
ロックフォードのパワーアンプを取り付けて、レスポンスの良い低音を再生させました。



これまで高音はダッシュの先端にあるスコーカーサイズのコアキシャルスピーカーのツイーターで
鳴らしていましたが、中音は純正スピーカーで鳴らして、高音は独立したツイーターで鳴らして、
完全なフロント3WAYで、リアのウーファーを加えて車1台で4WAY構成となりました。



こちらのツイーターは以前乗られていたお車で使われていたJBLのP560のツイーターで、
アルファードのJBL仕様での組み合わせは初めてだったので、ワンオフでピュアコンを製作しました。



通常のP560ツイーター用のピュアコンで一度音を鳴らしてみて、そこから値をあれこれ変えて、
低インピーダンスで合う様にカスタマイズして行きました。



一度鳴らして音を聴いて、また中をいじっては交換してを何度も繰り返して、聴感上のフラットになる様に
仕様を変えて行きました。



ダッシュの中央の先端にはセンタースピーカーが付いていて、ステレオ感の足りない部分を補っていましたが、
後付けツイーターでステレオ感が増した分、アッテネーター回路で徐々にレベルを下げて行って、
ちょうどバランスの良い値を探りました。



全ての値が決まって、最後にバス・ミッド・トレブルとフェダーの調整を行ったら音調整は終わります。



最初はあれだけ物足らなかった低音も、防振の効果と後付けのウーファーに替えた恩恵で、
センターから1クリック下げたところがスタジオレベルのフラットになり、
大幅な改善になった事が分かります。



今回の取付はツイーターとウーファーとアンプは、以前乗られていたお車からの移設で澄んだので、
音質アップ度合いに比べたらかなりリーズナブルな料金で仕上がっています。



ランドクルーザープラド リアドア防振をプラス

2022-02-19
今日ご紹介する1台は、先日宇部店で完成したランドクルーザープラドに追加の施工です。



ベーシックパッケージの取付と、フロントドアに2層の防振作業を行って、一度お客様に音を聴いて頂いて、
かなりの改善がされているものの、フェダーを中央にするとリアドアが防振されていないというのが分かり、
リアドアの防振もプラスする事になりました。



リアドアの内張を外して・・



内張り裏の吸音フェルトを一度取り外します。



内張りにマスキングを行って、機械と手作業でツルツルの表面に粗目を付けて、
コーティング剤が剥がれない様にします。



意図的にランダムに厚い薄いを作りながら塗って、一晩寝かせて乾燥させます。



乾燥を待つ間にリアドアの響きを指ではじいて確かめて、どの位置に何の材質を貼るかをマーキングしてから
ベーシック防振を行います。



前後とも片側2層の防振となって、前側はサービスホールを塞ぐ防振をプラスして、
フロントはフル防振の状態になりました。



さすがに前後合わせて3層の防振プラスになるとかなり音圧がプラスされて、
バス・ミッド・トレブルの3トーンも大幅に変更が必要になりました。



あまりに前後のミッドバスの音圧が上がったので、
ピュアコンのブラックボックスも変更して、ドアの音圧に合わせた高音に変更しました。



普通は一か月後にしていない部分の防振をプラスというお客様が多いのですが、
今回の様にそのまま続きで作業を行うと、防振の効果の威力を身をもって体験する事が出来て、
自分の頭の中のイメージよりも、聴感上の効果が高い事が分かりました。



アルファードJBLサウンド車の音質アップ その1

2022-02-18
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのアルファードのJBLサウンド仕様車です。



ナビ画面の左下にJBLのマークが入っている、多チャンネルの車両アンプが付いた、
インピーダンスが特殊なプレミアムサウンド車です。



ベーシックパッケージの取付と、ドア4枚の防振と、サブウーファーの取付を行います。



フロントドアの内張を外すとオレンジのエッジの楕円ウーファーが付いていて、
車両アンプから低音のみが送られています。



ダッシュの両端にはスコーカーサイズのコアキシャル2WAYスピーカーが付いていて、
こちらには車輛アンプから中高音が送られて来ています。



リアのスライドドアには音響レンズと呼ばれる中高音を抑えるカバーが付いている16センチスピーカーが
付いていて・・



リアのハッチにはサブウーファーが付いている、完全なプレミアムサウンド仕様になっています。



まずは下地作りの防振作業から始めて、フロントの内張にマスキングを行って、
粗目を付ける下処理を行った後にセメントコーティングを行います。



月曜日の夕方に塗って、火曜日の午前に福岡店に行った時にはまだ青白い乾いていない部分が
少し残っていました。



リアのスライドドアの内張も剥がして、こちらにも下処理を行ってセメントコーティングの施工を行いました。



内張りに格子が沢山入っているのは、フロントドアに比べて薄いので、格子で剛性を上げていますが、
セメントコーティングの施工で静粛性と断熱性が上がるので、プレミアムミニバンのアルファードの車内が
更に向上します。



こちらも青白い乾燥していない部分が残っていますが、この色の違いが化学変化を物語っていて、
意図的なランダムな厚い薄いでドアがあまり重たくならない割に高い防振効果が得られる様にしてあります。



(これより先はその2に続きます)



ランドクルーザープラド スピーカーの音質アップ 後編

2022-02-17
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、トヨタのランドクルーザープラドです。



マイナーチェンジでディスプレイオーディオになって、画面裏にアンプではなくなって、
運転席下に多チャンネルの車両アンプの方式に、駆動方式も変わっていました。



シート下の車両アンプからピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を取り出したのですが、
ここが思いがけない接続方法で・・



普通のプレミアムサウンドだと、ドアスピーカーに車両アンプから低音のみを送って・・



ダッシュに別なチャンネルで中高音を送り、ダッシュ上で分配してスコーカーを鳴らす方式が、
マイナーチェンジ後のプラドでは、フルレンジの信号でドアスピーカーとツイーターを鳴らして、
薄くなった中音をカバーするために別チャンネルのアンプで中音域のみをスコーカーに送るという手法で、
純正の状態ではツイーターの下限周波数とスコーカーの上限周波数が重なり、
ドアスピーカーの上限周波数とドアスピーカーの下限周波数が重なって、
違う向きから同じ周波数が重なるので、互いに薄くキャンセルし合って、
スピーカーがの数が多くてアンプのパワーが多い割には体感音圧を感じ難いという状態でした。



そういう状態だったので、これまでのプラドと同じ値のピュアコンを入れても音質は改善出来ず、
一からパッケージの開発を行う事になりました。



他には右のスピーカーと左のスピーカーの間に音像が浮くステレオ効果の薄さを
カバーするためにセンタースピーカーが付いていて、
ここのレベルが強すぎるのでアッテネーター回路で適正レベルに合わせました。



またリアの左サイドにはサブウーファーが付いていて、こちはそのままのレベルで鳴らして、
後はフロントのピュアコンの値を変えて、全体のバランスを取りました。



ピュアコンはこんな事もあろうと日頃は使わない値をあらかじめ用意してあって、
これまで使った事の無い値を何種類か入れ替えて当りを探りました。



ピュアコンのコイルは純白の3Dプリンターで特別に硬い材質で作った物に、
ヨーロッパ製の純度の高い銅線を手作業で巻いた物を使用して、工場で機械巻したコイルでは
表現出来ない音を表現させています。



入庫時はかなりトーンコントロールを上げないと音を体感出来なかったのが、
多くのスピーカーの音の流れを整理して、スムーズな音の流れにしてトーンが全てセンターでも
十分に音楽が楽しめる様に改善されました。



この方式ではかなり苦労をしてマッチングを取りましたが、
2・3週後に入庫する予定のレクサスLSのマッチングを取る時は、
ここからもう少し複雑にしているはずなので、かなり予習をした感じになっているので、
もう少しスムーズに作業を進められると思っています。



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