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取付ブログ

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トヨタ50系プリウス カーオーディオの音質アップ

2022-01-31
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、トヨタの50系プリウスです。



ケンウッドのフローティングタイプの大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
以前ベーシックのWパッケージを取り付けて頂いていました。



ダッシュにピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、
純正のスコーカーで中音を鳴らして、ドアの16センチで低音を鳴らして、3WAY構成としていました。



50系プリウスはサービスホールがインナーパネルで覆われていて、
インナーパネル側にエアバックの圧力センサーが付いているので、こちら側は防振作業を行っておらず、
ドアの外板裏の鉄板に防振メタルと防振マットを貼り合わせるベーシック防振の施工がしてあります。



今回はWパッケージからのシステムアップで、まずはドアの内張裏にセメントコーティングを行って、
</div><div>内張の微細な震えを抑えて音質アップと、外からのロードノイズを塞いで、
更に断熱性を上げて、すごく快適な室内へとグレードアップしました。



インナーパネルには圧力センサーが付いていますが、内張は無関係なために防振作業が行えます。



そして16センチの純正スピーカーを取り外して、
インナーパネルを製作して、JBLのクラブ602CTPのミッドのみを取り付けています。



ドアのミッドスピーカーの周りはウエーブ状のシール材を使うというのが
一般的なカーオーディオ専門店の手法ですが、このやり方は低音の量が出るものの、
実際の音楽の低音とはズレた低音になるために、ピュアディオではあえて普通の形状のシール材を
使用しています。



スピーカーの構成が変わったためにグローブボックス下のピュアコンの値を変更して、
新しい組み合わせに対応させます。



50系プリウスのグリルはあまり抜けの良い方ではないので、
ミッドの上限周波数を決めるコイルは白いボビンにピンクのラベルの、
純度の高い銅線を一から手巻きした物を使用して、ミッドの上の周波数を伸ばしています。



全ての組み立てが終わったらナビオーディオを鳴らして音調整を行って、音質・音場効果の全ての項目を
オフにしてイコライザー調整に入ります。



純正スピーカーのかったるい状態だと音響効果をプラスでハッキリと聴こえますが、
音をきちんと整えて行くと、その機能がわざとらしく目立つ音になるために、
本来の音楽に近く聴こえるために全ての交換をオフにします。



このケンウッドのモデルは13バンドの通常のイコライザーと、
プロモードというパナメトリックイコライザーの両方が入っており、
通常のイコライザーはフラットに合わせて、パナメトリックイコライザーのみで音を調整しました。



バンドは9バンドですが、最初にレベルを動かす周波数を前後に動かして選んで、
それから動かす幅を選んだ後に0・2デジベルステップでの調整ですから、
31バンドのグラフィックイコライザー以上の細かい調整が出来ます。



ひずみ感がかんくてクリアーで、それでいてパワフルで、
ボーカル音域はこれまで自分が合って生声を聞いた事のあるボーカリストの方の声が自然に聴こえて、
元の声をしっているからこそのセッティングに、お客様には大変喜んで頂きました。



WRX・S4 スピーカーの音質アップ

2022-01-30
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、スバルのWRX・S4です。



スバル純正の一体化パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、
ドア防振の施工と、スピーカーの交換を行いました。



まずはフロントドアの外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせたベーシック防振の施工を行って・・



純正の16センチスピーカーをJBLのクラブ602CTPの16・5センチミッドに交換します。



ダッシュの上の純正スコーカーは使用せずに、
グルルの端にピュアディオブランドのアップグレードツイーターのATXー30Jを取り付けて、
フロント2WAYの上質なスピーカーとなりました。



リアドアの純正スピーカーはそのままで、レベル低めで若干音にふくらみを付ける程度に鳴らします。



こちらにもベーシック防振の施工を行っています。



グローブボックス下にはMDF板を敷いて、オプションのSSFを加えた6ピース構成の
ピュアコンでフロントスピーカーの音をコントロールしています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ナビのイコライザー調整とピュアコンの値を変えて、
音を追い込んで行きます。



使い慣れているスピーカーですが、何回か値を変えて音を聴いて、最も生音・生声に近い組み合わせで
選びました。



イコライザーは調整画面で良い音に聴こえても、メモリーした後で聴くとやや抑圧されて聴こえるので、
何度も調整してメモリーして再生画面で聴いてを繰り返して、ここが限界というパターンを見つけて
音を追い込んでいます。



WRX・S4の限定車の優れたイメージに合わせた、特別なサウンドの1台に仕上げました。



新・お客様の質問にお答えして 第16話

2022-01-29
1月26日のクロスFMの『アーバン・ダスク』の中で、
サウンドピュアディオにパーソナリティーの栗田善太郎さんが来店された取材音源が、
19時30分ぐらいから放送されて、翌日からお客様から「あの放送は良かった!」とか、
「分かりやすかった!」というお声を沢山頂きました。



クロスFMさんとのお付き合いが始まったのは20年ぐらい前からで、
15年ぐらい前からはかなり本格的なお付き合いとなって、
ここ3年ぐらいはマークイズ福岡ももちのスタジオのネーミングライツスポンサーとなって、
サウンドピュアディオの音の良さは多くのパーソナリティーの方の知る所となっていましたが、
栗田善太郎さんにはまだ聴いて頂いていない状態が続いていました。



これまでも多くのパーソナリティーの方がデモカーを聴いてビックリ!というのはありましたが、
コイルの種類の多さが音造りの決め手という部分に今回はかなり感銘を受けられて、
番組の中でそこに深く触れられていたので、分かりやすかったと言われる方が多かったです。



実際にはコイルだけでなく、ベーシックパッケージ用のブラックボックスだけで現在これだけあって、
新しい車種でこれでもハマらない車種が出て来たら、新しい値を開発して追加します。



今回の放送を聞いて30年ぐらいお付き合いのあるお客様から、
「放送の中で市販のトレードインスピーカーは音に強いクセが付いているから使えないと言われていましたが、
元々ピュアコンはトレードインスピーカーの貧弱なネットワークを交換したら音が良くなるが売りで
スタートしたんじゃなかったのでは?」という質問を頂きました。



サウンドピュアディオ以外のカーオーディオ専門店やカー用品店は、
今回試聴に使ったホンダ純正のネジが1本で下に2カ所のひっかけがある様なスピーカーでは良い音は出ず、
フレームが立派でマグネットの大きなトレードインスピーカーに交換しないと良い音は出ないと
言われています。



確かに1993年頃の純正スピーカーは音が悪くて、スピーカーは交換して当たり前の状態でしたが、
1997年ぐらいから徐々にドアスピーカーがトレードインのミッドレベルに変わって来て、
その理由は自動車メーカーの付属品の保証期間が延びて来て、3年壊れないのはもちろんの事、
車検時の延長保証で5年間は何んともないスピーカーにする必要が自動車メーカーに出て来ました。



それでいてコストは限られるので、耐久性があって音の永年変化が少なくて、
ドアの中にあるから見た目にはコストをかけられないが純正スピーカーの標準になって来ました。



ただ純正スピーカーがトレードインのミッドレベルの音になって来ると
アフターパーツを作っている所は差別化が図れず、特定の目立たせたい音域を強くしたり、
特定のこもりやすい音域を下げたりと最初からクセを付けてユーザーの関心を引く様な手法を取って、
1999年から2000年にはピュアコンを付けて原音に近づけるという事が出来る
トレードインスピーカーは市販されなくなって来て、
これに強い危機感を感じて『オーディオボックス宇部店』と名乗っていた店名を
『サウンドピュアディオ宇部店』に変えて、2001年にベーシックパッケージの前身となる
ベーシックコースの販売を始めました。



発売当時は純正ミッド=音が悪いという常識が浸透していて、
かなり苦戦を強いられていましたが、JBLのミッドバスは国産のトレードインに比べて音が素直だったので、
輸入元のハーマンインターナショナルに
「100セット単位で仕入れるので、JBLのユニットの単品販売をさせて欲しい。」とお願いしましたが
一度断られて、それから数年後にサウンドピュアディオの考えを理解して頂いて、
純正ミッドで満足出来ない方にはJBLのミッドバスをお勧めしますというスタイルが出来ました。



でも純正ミッドでも十分満足して頂ける方が多くて、今回の栗田善太郎さんの取材でも
ホンダ純正16センチとATXー25でもメーカー純正のBOSEのプラミアムサウンド車よりも
音が良いと言われていました。



「BOSE車にベーシックパッケージを付けるとガラッと音が良くなりますよ。」と言ったら、
「もっと早く知っていたら良かった!」と残念そうでしたが、次の車の予定があって、
そちらの方にはベーシックのWパッケージを装着する方向で話をさせて頂いています。



考えてみたらピュアディオの販売スタイルは、ドアスピーカーが純正かJBLかピュアディオブランドの
3種類で・・



ツイーターはATXー25かATXー30または30J、
そしてJU60の実質的にミッド3種類とツイーター3種類の組み合わせで販売していますが、
目指している音がレコーディングスタジオや放送局のスタジオの音なので、
この組み合わせでも不足はしていませんし、逆にクセの強いスピーカーを持って来られて、
「これで良い音を・・」と言われても、一般的なカーオーディオのトレンドの音とは別な音造りなので、
互換性がありません。



特性が分かっているユニットを使ってもツイーターとミッドの距離で聴こえ方がちがうので、
何種類かのブラックボックスとコイルの組み合わせを変えて音決めを行って、
より生音・生声に近い音になる様な組み合わせを探しています。



前置きがかなり長くなりましたが、お客様からの質問の
「ピュアコンは元々トレードインスピーカーの音を良くするために作られた物ではないですか?」に
対するお答えは、「元々トレードインスピーカーのミッドで鳴っていた音のレベルは
今では純正スピーカーで出ていて、それに差を付けるために際どい音造りをして来た現在の
トレードインスピーカーでは、本来の音楽に近い音は出せない。」というのがサウンドピュアディオの
結論です。



ラジオの影響もあって今日の福岡店は店内デモカーを外に出して代車として使用していて、
今は宇部店にいますが、明日は福岡店に移動して、午前に1台と午後に1台の、合わせて2台の音調整を
行います。



ダイハツ・トール スピーカーの音質アップ

2022-01-28
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ダイハツのトールです。



アルパインのトール専用のビックXを装着した状態で入庫となって、
まだ保護シールも剥がしていない新車の状態から、ベーシックパッケージの取り付けと、
前後のドアに2層の防振作業を行いました。



まずは前のドアの内張を外してセメントコーティングの施工を行って・ 



リアのスライドドアの内張も外して、セメントコーティングの施工を行いました。



後ろのドアはスピーカーが付いていない内張ですが、前後とも車の静粛性と断熱性がアップして、
クラスが上がった様な快適さになります。



前後のドアの外板裏には防振メタルと防振マットを貼り合わせて、外からのロードノイズの進入を防いでいて、
4枚ドアに2層の防振を加えるともう別な車になった感覚になります。



内張を元に戻して、フロントドアにはスピーカーが付いていますが、こちらはノーマルをそのまま使用します。



国産のトレードインスピーカーは音に強いクセが付けてあるので、
あえてノーマルスピーカーを使って、ピュアコンを通して自然な本来の音楽に近い音色を奏でます。



ツイーターはピュアディオブランドのアップグレードのATX-30Jで、
音域の広い高音でミッドの上の方の周波数をカバーするので、ノーマルスピーカーでも
かなり高音質が期待出来ます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上に6ピース構成のピュアコンを
取り付けています。



白いボビンにピンクのラベルはドアの下の方にスピーカーがある時専用の一から手巻きで作ったコイルで、
今回はSSFのオプションを取り付けて、低音が出過ぎのフロントスピーカーの超低域に抑制を加えて、
無理の無いスムーズな低音に変えて、無駄なストロークが無くなる事で実際の聴感上では低音が締まって
適切な量感を感じられる様に改善しています。



全ての組み立てが終わって音が鳴る様になったら、あれこれと音源を変えて音調整を行います。



最初は大きく上下していたイコライザーも、調整が進めば進むほどフラットに近い状態になります。



いつもの調整用のCDの他に、スキマスイッチさんやMISIAさんなどの、
実際にお会いして生の声を聞いた事のあるアーティストさんのSD音源を聴いて、
CDとFMとSDのバランスを取って音調整を行いました。



サウンドピュアディオが国産のトレードインスピーカーを販売しない理由は、
これまでFMの番組制作を通じて数十人のボーカリストの方にお会いして生の声を聞いた結果、
変なピーク・ディップを付けているスピーカーでは本来の音に近づかないという結論に達して、
それならかったるいと言われているノーマルスピーカーの音を磨き上げた方が
自然な音が表現出来るという事になったからです。



これからトールはピュアコンの周りの組み立てを行って、納車出来る様に準備します。



新型ヴェゼル サブウーファー取付

2022-01-27
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダの新型ヴェゼルです。



ケンウッドのナビオーディオを装着したお車に、以前スピーカーの取付と防振作業をさせて頂いていたお車に、
サブウーファーとパワーアンプなどの取付を行いました。



ドアには片側3層のフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けていて・・



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。



今回はラゲッジの左サイドの内張を外して、25センチ用のウーファーボックスを埋め込んで・・



JBLの薄型の25センチウーファーをスッキリと取付しました。



ラゲッジのアンダーボックスの中にはピュアディオチューンのチャンネルディバイダーを取り付けて、
フロントから送られて来たフルレンジの信号を、まずはウーファー用の低音に分離してチャンディバ下の
アンプに送って、フロント用の中高音は右にあるナカミチのPA-1002Nに送って、
フロントに戻してピュアコンで中音と高音に分離して、車全体で3WAYのシステムにしています。



ピュアコンの上にはピュアディオチューンのハイローコンバーターを付けていて、
ケンウッドのナビからの音信号が細いので、スピーカー出力をRCA化する事で、力強い音信号を得て、
ピュアディオブランドのSKYのRCAケーブルで音色を変える事無く音信号を後ろに送っています。



SKYのRCAケーブルはクロスFMサウンドピュアディオスタジオで、
『レコードの時間』の時のプレーヤーからの送り出しに使われていて、その音の透明感には定評があります。



またヴェゼルではスピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級ケーブルPMBを使っていて、
アンプ以降の音信号も低ロスで音色を変える事無く伝送しています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ナビオーディオを鳴らして音調整を行って、
ピュアコンのパーツの値の変更と、イコライザー操作などで音を追い込んで行きました。



ケンウッドのナビには音質・音場効果という項目があって、
K2テクノロジー以外は全てオフにして本来の音楽の音に近い状態にセッティングしていたのですが、
ピュアコンの値を微妙に変えて調整していたら、最後にはK2テクノロジーをオフにした方が
自然な音になったので、最終的にこの項目は全てオフとなりました。



付き合いの浅いお客様だったのであらかじめ低音は強めに設定していたのですが、
納車時にもっど下げて欲しいというご要望だったので通常のスタジオレベルのウーファー音量に合わせました。



普通は最初はウーファーが強めで聴かれて、段々耳が元の音を求める様になって徐々にウーファー音量を
下げる様になるのですが、最初からスタジオレベルを希望されるとは、音楽を分かっておられるお客様でした。



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