取付ブログ
ハイエース・ワゴン カーオーディオの音質アップ
2022-01-13
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのハイエースです。
10人乗りの3ナンバーのワゴン車です。
以前乗られていたお車からナカミチのCD-700Mなどを移設して取り付けて、
システムアップも同時に行っています。
ドアにはフル防振の施工の後に、アウターバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-MIDを
移設して取り付けています。
ツイーターは新しくJU60をワイドスタンドを製作して取り付けました。
4列目のシートの右下にはエンクロージャーを製作して、JBLの25センチのサブウーファーを
取り付けています。
4列目シートの左下には下段にナカミチのPA-504のアンプを取り付けて、
その上にアンプボードを製作して、ピュアディオチューンのチャンネルディバイダーと、
30バンドのアナログイコライザーを取り付けています。
フロントのツイーターとミッドの音調整を行うピュアコンは運転席と助手席の間の足元に取り付けて、
その上にボードを取り付けて、上から踏まれても問題無い様にしてあります。
チャンネルディバイダーが付いているのでピュアコンは8ピースが上限で、
その8ピース構成の組み合わせをあれこれと変えて音調整を行って、
後ろに行ってチャンネルディバイダーとイコライザーの調整も行って、
かなり時間をかけて音調整を行いました。
CDナカミチのCD-700MのCDとFMラジオの音にプラスして、
ピュアディオがチューンしたブルートゥースレシーバーも取り付けて、
デッキのデジタル入力に入れて、CD-700Mの上質なDAコンバーターを通して、
スマートフォンの音をクリアーな音で鳴らしています。
ナカミチ製品の音は時代遅れと思っておられる方も多いでしょうが、
時代の先端を行くトレンドの音は実際の音楽とは違う妙に明るくて音のキレが良過ぎるので、
サウンドピュアディオは昭和の時代から一貫してFMの放送局のモニタースピーカーの様なクセの無い
本来の音楽に近い音を再生するという方針を変えていません。
それが嫌いな人もあれば好きな人もある訳で、でもFM放送に関わっているお店が他に無いので、
そのスタジオ的なサウンドというのはサウンドピュアディオでしか表現出来ないというのが現状です。
現在の宇部店
2022-01-12
今日は水曜日なので福岡店はお休みで、宇部店は1週間の始まりです。
寒くなるとハンダの仕事をしていると温度が安定しないと良い状態にならないので、
温度管理には気を使います。
ハンダの炉は370が目標温度ですが、この時期はなかなか目標温度になるまで時間がかかります。
製作室は基盤のハンダ付けをするので特に温度管理が厳しくて、先日新しいこれまでよりも
パワーのあるエアコンに替えました。
電気工事屋さんに来て頂いて・・
製作室とその隣のバックヤードにマスキングをして・・
製作室に新しいエアコンを付けて、バックヤードの古いエアコンを取り外して、
製作室で使っていた物を移設して付けてもらいました。
今日の宇部店のピットは三菱のEKクロスが入庫していて・・
グローブボックスを加工して1DINスペースを作って、2DINナビとCD-700の両方が
付けられる様に加工しています。
後ろの方には青いノートeパワーが入っていて、
「何でうちのノートが入っているのだろう?」と思っていたら、バンパーにフォグランプが付いているので、
これは別な車でした。
どちらも完成までまだ時間がかかるので、今日のブログはこれで終わります。
ホンダCRーV カーオーディオの音質アップ 続き
2022-01-10
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業の続きで、ホンダのCRーVです。
アクセサリーポジションでナビオーディオを鳴らして音調整を終えて、
エンジンをかけて外に車を出してテストをしたら・・
ウーファーからボボボボッ!とノイズが出ていました。
直ぐに助手席の下のウーファー用アンプを他の銘柄に交換して、メーカーを2社換えて鳴らしても、
どれでも同じ様なノイズが乗ります。
そこでアンプにノイズフィルターを入れたりハイローコンバーターを入れたりしても
全く症状は変わらずで、昨日はどうしたものかと諦めかけて、
これがドクターXに出て来る大学の先生方だと元に戻してインオペという所ですが、
このノイズの原因が車に付いているノイズキャンセラーで、
マイクで拾った音の逆相をスピーカーから鳴らして、それでノイズを打ち消しているのが、
アンプとウーファーで低い逆相ノイズを増幅す過ぎて、
それで耳に聞こえるノイズとなって表れているのでした。
そこからが大変で、普通だとディーラーで入庫前にノイズキャンセル機能を
キャンセルした状態で入庫してもらう事もあるのですが、
そこは図面を手に入れてどうやったらキャンセルをキャンセル出来るか調べました。
一度ナビオーディオは取り外して、裏のカプラーの数と配列を見ながら、
右から何番目の何色のコードと、まるでスパイ映画の時限爆弾の解除みたいな探し方をしていました。
そしてノイズは消えて、それと同時に高音域が伸びる様になったので、
再び音のセッティングをやり直しました。
イコライザーは高音域はフラットで良かったのですが、最終的に高音域で下げないといけないバンドが
出て来ました。
CRーVが完成したので、これでやっと宇部店に向けて帰る事が出来ます。
ホンダCRーV カーオーディオの音質アップ
2022-01-09
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の作業から、ホンダのCRーVです。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
以前ベーシックのトリプルパッケージをして頂いていたお車のシステムアップの作業を行いました。
ツイーターはピュアディオブランドのATXー25で、ドアにベーシック防振とセメントコーティングで
トリプルパッケージとなっていました。
今回は16センチの純正フロントスピーカーを取り外して、
JBLのクラブ602CTPの16・5センチのミッドに交換しました。
更にラゲッジルームに25センチウーファー用のエンクロージャーを製作して、
JBLのウーファーを組み込んで取り付けました。
ウーファーを鳴らすのはJBLのパワーアンプで、ピュアディオでチューンしたモデルを
助手席下に取り付けています。
ツイーターは同じでもミッドが変わって、更にウーファーも追加されているので、
ピュアコンの値は大幅に変わります。
ブラックボックスは2回交換して適正な周波数レンジになって、
ミッドの上限周波数を決めるコイルは何度も交換して音決めを行いました。
コイルは純白のボビンに一から手作業で巻いているタイプで、レコーディングスタジオ的な音色に合うまで
延々と交換して行きます。
それと同時にイコライザーもあれこれと動かして周波数ごとのレベルを合わせて、
ローエンドをフラットにするよりも逆に1クリック下げて方が、無理がなくて懐の深い低音が出たので、
ここで一旦メモリーをしました。
CRーVのお客様はピュアディオと仲良くして頂いているボーカリストの方のファンで、
もう40回ぐらいはその方にお会いして生の声を聞いていて、
このシステムでこれ以上本人の声に近づかない!という所まで追い込んだセッティングを行っている最中です。
ある程度調整して、今鳴らし仕込んでいる間にブログを書いていて、スピーカーが少し慣れたところで
もう一度セッティングに入ります。
ホンダNワゴン カーオーディオの音質アップ
2022-01-08
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、ホンダのNワゴンです。
ナカミチのCD-700Ⅱをお使いのお客様で、アンプレスデッキのためにラゲッジのアンダーボックスに
PA-1002が取り付けてあります。
ドアは既に片側3層のフル防振に施工してあって、
これまで使っておられたピュアディオブランドのISP-130を取り外して交換します。
インナー取付からインナー取付で、同じ13センチサイズのZSP-LTD15に交換しました。
ツイーターはこれまでと同じピュアディオブランドのATX-25で、
ミッドの交換だけでも合成インピーダンスが変わるので、ピュアコンの入れ替えを行って
生音・生声にピッタリ合わせます。
合計10ピース構成のピュアコンの、今回は最新バージョンに10ピース全て交換しました。
それとスピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級のPMBを使用しました。
まずは計測を行ってから、CDとFMと外部ソースで音を調整して行きます。
調整の最後の方はもう40回ぐらいお会いしているDEENのボーカルの池森秀一さんの声と、
三味線奏者のこちらも40回ぐらいお会いしている上妻宏光さんの三味線とボーカルで確認して、
これ以上生音・生声に近づかない!というところまで追い込みました。
あれこれユニットを交換して、助手席の足元は聴いて交換したユニットやパーツで、
ミッドとスピーカーケーブルの交換ですが、インピーダンス特性が変わったので、
それに合わせてあれこれと変えて聴き比べを行って、ベストな値を探り出しました。
CD-700Ⅱは3トーンの調整が出来ますがフラットで使用して、
イコランジングでは絶対に調整出来ないインピーダンスの整合性を上げる事で、
他では表現出来ない音に仕上げています。