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取付ブログ

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ベンツEクラス(W212型) スピーカーの音質アップ

2021-12-19
今日ご紹介する1台は、一昨日の福岡店の完成車から、メルセデスベンツのW212型の
Eクラスのセダンです。



専用パネルのナビオーディオ付きのお車にベーシックパッケージの取付を行いました。



W212型は350ワゴンを3万キロ、550セダンを11万キロ、
派生モデルのS218を3万キロの合わせて17万キロを走行したぐらい好きなモデルで、
W212型が無くなる時にもう一度550を買いたいと言ったら既に無くなっていて、
では400でと言ってもそれも無く、その次のEクラスがCD・DVDプレイヤーが
インパネに付かなくなったので、その後はBMWとアウディに乗っています。



もしEクラスのインパネにプレイヤーがあったらEクラスのに乗り続けていたと思いますが、
そんなプレイヤー付の最後のEクラスになるW212型の最終モデルへの作業で、
お客様は最初はベーシックパッケージの『ドアスピーカーはそのまま使用する』という部分に
半信半疑というか、自分がお電話で話していて1信9疑ぐらいではないかと思うぐらい心配されていました。



しかしW212型について自分で使って精通しているという事で信じて頂いて
作業に預けて頂く事になりました。



まずはオーディオとエアコンのパネルを外して、デッキ裏のアンプ部分からピュアディオブランドの
PSTケーブルで音信号を取り出しました。



ダッシュの上にはピュアディオブランドのアップグレードのツイーターのATX-30Jを取り付けて、
純正のツイーターよりも良い場所から、サイズが大きくて周波数レンジの広い高音を再生させます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、ピュアコンの6ピース構成の物を取り付けました。



W212型のベンツは前期型と中期型と後期型があって、自分が乗っていたのは前期型と中期型で、
その派生モデルのS218型で、3タイプの特性の違う純正オーディオのクセはかなり知り尽くしています。



ただ当時はATX-30Jが発売されていなかったので、ピュアコンのブラックボッツクスは
かなりの種類を変えて聴き比べを行って、コイルも何種類か聴き比べて最も生音・生声に近い組み合わせを
探しました。



純正の画面は3バンドのイコライザーになっていて、バスをマイナス1かマイナス2かで迷って、
最終的にマイナス1で出庫しました。



今回はドアの中は防振作業は行っていませんが、ドアスピーカーからの高音をカットしているのと、
出にくい超低音は制限をかけて無理に鳴らさない様にしているのと、
インピーダンスをやや上昇させているので、ノーマルのドアながら聴感上の低音の量は増しています。



調整は金曜日の夕方に行っていたので、ちょうどクロスFMのサウンドピュアディオスタジオからの放送が
聞こえて来て、CDとFMラジオで音の正確さを確認しました。



もう暗くなって閉店前にお客様は車を取りにみえましたが、Eクラスの音を聴かれて一言目に
「想像していたよりもかなり音が良かった!」と喜ばれていました。



SNSの情報では「純正スピーカーは音が悪いから変えないといけない!」という情報ばかりで、
純正スピーカーを使って良い音など出ないというのが当たり前になっていますが、
逆にスピーカーに勢いが付き過ぎている物では自然な音を表現する事が無理で、
かったるい純正スピーカーの音を適切に処理した方が自然な本来の音楽に近い音が表現出来るというのが
サウンドピュアディオの考えです。



「W212に長く乗っていたお店だから信用出来そうだが、純正スピーカーを使うのはどうかな?」
と思われていたお客様も、最後には納得して頂いたので、自分としてもほっと安心しているところでした。



スバル・レガシィ スピーカーの音質アップ

2021-12-18
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、スバルのレガシィのツーリングワゴンです。



パナソニックのフローティングタイプのストラーダを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張を外して、純正の16センチスピーカーと防水シートを剥がして、
何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



次にダッシュの中高音を鳴らすスコーカーを一度取り外して、裏に付いている低音域を入れないための
コンデンサを上質な物に交換します。



後でピュアコンで高音域はカットして中音のみにするのですが、銘柄と値を変える事によって、
ボーカル音域が滑らかになります。



スコーカーの横にスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
適切な仰角・振り角を付ける事でガラスの反射の無い正確な音色の高音を再生する事が出来ます。



今回お客様はコンサートホールのPA的な音を希望されていて、通常のスタジオ的な鳴らし方よりも
ややセッティング変えています。



ピュアコンはベーシック用ながら4桁の物を使用しています。



末尾のアルファベットはツイーターレベルがA・B・C・DとあってCタイプという意味で、
現在はQタイプまで銘柄が増えていて、ナビオーディオのクセなどに合わせて適切なレベルが選べる様に
なっています。



ストラーダのオーディオチューンの項目に入ると音の匠というエフェクトが入っていて、
パット聴き良く聴こえますが、これは耳の錯覚を利用しているのでオフにして・・



最初に100センチのディレイがかかっているのも全てゼロにしてからイコライザー調整に入ります。



あれこれと調整用のCDを変えて聴いてイコライザーを合わせて、まずはスタジオ風で一度セッティングを
行って・・



そこからコンサートホールのPA風に寄せてセッティングを行って、納車の準備に入りました。



ノーマルのドアに比べてベーシック防振だけでもかなり音がパワフルになって、
同じ純正の16センチスピーカーとは思えない様な音の変わり方をしました。



防振の効果以外にピュアコンを通す事で、純正の軽い音がインピーダンスをやや上昇させて
音に重みが出て、純正のドアスピーカーの音に上質なツイーターの音が加わるだけと思われている予想に
反して、想像されていた音とは別なサウンドに変身しています。



レガシィのお客様はFMの放送を聴かれてサウンドピュアディオを知って頂いたそうで、
自社のネーミングを持ったスタジオがあるからこその音造りに満足して頂けたと思います。



ホンダNボックス カーオーディオの音質アップ

2021-12-17
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、ホンダのNボックスです。



以前ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを使ってベーシックのトリプルパッケージにプラスした
システムを取り付けて頂いていました。



ATX-25ツイーターに、外板裏のベーシック防振に、内張裏のセメントコーティングと、
ドアスピーカーはJBLのクラブ602CTPのミッドに交換していました。



今回はギャザーズの純正ナビを取り外して、カロッツェリアのメディアプレイヤーの
DMH-SF700に交換しました。



7インチのクラリオン製のナビと比べると、画面はフローティング式でかなり大きくなりました。



交換が終わったらまずはタイムアライメントを全てゼロにして、本来の音色にしてからイコライザー調整に
入ります。



そして13バンドのイコライザーを少しづつ動かして、聴感上のフラットになる様にレベルを合わせます。



本体側の音のヌケが良くなったので、イコライザーだけでなくピュアコンの値を少し変えて、
最も生音・生声に近くなる組み合わせを探しました。



純白のボビンにピンクのラベルは井川が空のボビンに一から上質な銅線を巻いて作ったコイルです。



昨日は自分は1日宇部店にいましたが、火曜日の休みの時に福岡店に行っていて、
その時に音調整を行って帰ってきていて、昨日最終的な組み立てを行って納車させて頂いています。



クラリオン製のギャザーズの時も、カロッツェリアのメディアプレイヤーの時も、
最善の状態でセッティングして出庫させて頂いています。



お客様へのお知らせ

2021-12-16
お客様各位



拝啓、時下ますます清祥のこととお慶び申し上げます。

また、平素は格別なるご厚誼を賜り厚く御礼を申し上げます。


この度、弊社では環境負荷低減に向けた取り組みの一環として、誠に勝手ではございますが
年頭のご挨拶にお送りしておりました年賀状を控えさせて頂く事と致しました。

皆様におかれましても、当社宛の年賀状のお気遣いは無用にお願い致します。


どうかご理解賜れますよう宜しくお願い申し上げます。



サウンドピュアディオ



新型ヴェゼルの静粛性をアップ

2021-12-16
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダの新型ヴェゼルです。



半年前にシステムの取付とドア4枚とリアのハッチと、車内のアンダーの防振をさせて頂いていたお車ですが、
追加の作業のために入庫しています。



今回はジャッキアップして全てのタイヤを外して・・



どのタイヤがどこに付いていたかマスキングしています。



そしてフェンダーの内側のカバーを外して・・



マスキングしてから鉄板面に薄くしたセメントコーティングを吹き付けます。



外したカバーはふちやクリップの部分をマスキングして・・



下処理を行った後に薄いセメントコーティングを吹き付けます。



一晩寝かせてマスキングを取ったら乾燥して来て、色が灰色から茶色がかって来ました。



ロードノイズの進入を抑える事によって、音楽に余計な音が混じらないので
あまりボリュームを上げなくても音楽を楽しめて、何よりも長距離を走った時の疲労感が全く違います。



短時間試乗した時は静かに感じたのに、と言われる方が多くあり、
実際に日常の生活で使うと人間の耳で聞き取れる限界近くの低い音や高い音のノイズが残っていて、
感性の鋭い方は「最近の車の方がロードノイズが増えた様な気がする。」と言われます。



長くお車を乗られる予定で、広範囲な防振をされる方が徐々に増えて来ています。



下回りの防振の他にまだシステムアップの作業があるので、もう何日かヴェゼルはお預かりしています。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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