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取付ブログ

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日産オーラNISMOが入庫

2021-11-22
昨日福岡店に初の日産オーラが入庫しました。



オーラ自体の入庫が初めてなのに加えて、いきなりのNISMOモデルです。



エンジンをかけるとメーターパネルの左上にMISMOの文字が出ます。



日産純正のディスプレイオーディオのお車に、これからベーシックパッケージの取付とドア防振の施工を
行います。



オーラといえばヘッドレストにスピーカーが埋まっているBOSEサウンドシステムが売りですが・・



NISMOモデルはシートがスポーツタイプのためにヘッドレストのスピーカーがありません。



代わりにBOSE車では付いていないリアドアのデュアルコーンの16センチスピーカーが付いています。



フロントドアも通常のノートeパワーと同じ16センチのデュアルコーンスピーカーと・・



ピラーの根元は模様だけでツイーターが付いていないフルレンジの4スピーカーシステムです。



このモデルは何台か入庫していますが、製造時期によって微妙に音が違って、
今回入庫したNISMOモデルが一番音が滑らかな様な気がしました。



まずはドアの内張を外して、週末に納車出来る様に作業を進めて行きます。



プレミアムサウンド車の音質アップ 総括編

2021-11-21
現在飛び石連休の中日で、遠方からのお客様の来店に対応している宇部店・福岡店です。



今日ご紹介するのは先日急ぎ足でお届けしたプレミアムサウンド車の音質アップに詳細をプラスさせて頂く
総括編で、まずは三菱のエクリプスクロスPHEVの続きです。



三菱パワーサウンドシステムの他チャンネルのアンプ付きのお車を、フロント3WAY化して、
そこからフロントのミッドバスの信号を中低音と低音に分離してリアにサブウーファーを取り付けました。



サブウーファーはピュアディオブランドのISP-W25で、先日のブログではテスト用の
仮のエンクロージャーでした。



納車前に正方形で、荷物が当たっても問題無いグリルを取り付けています。



3トーンはトレブルとミッドがセンターで、バスがマイナス1が最も生音・生声に近かったので、
ここで調整を終了しました。



もう1台のアルファロメオ・ジュリアは、インピーダンスやその他の項目が純正スピーカーと違うと
メーターパネルに出るタイプでかなり苦労をしてエラーメッセージが出ない様にしました。



福岡店の測定器を車輛まで移動して測定したら、インピーダンスのみを感知しているのではなくて、
システムの交流的要素と直流的要素の、この両方が合わないとエラーメッセージが出るという事が
分かりました。



エラーメッセージが出ても音は鳴っていますが、アンプが想定以上に発熱するから
サウンドシステムを使うなというメッセージです。



けっこう早い時期にエラーメッセージは消せたのですが、何回かエンジンをかけるとたまにエラーが出て、
何がエラーの根源かという部分と、エラーが起こる値とそうでない値の境目を知るために、
かなりの時間をかけて調査を行い、その境目よりも内側で、更に音質的には一番良い状態を得るために
かなりの値変更を行って満足出来る状態に仕上げました。



最近プレミアムサウンド付きのお車が増えて来て、サウンドピュアディオでは特殊な仕様のお車に
対応するためにピュアコンの種類を増やして来ました。



ATX-25を発売した当時のピュアコンは11種類からスタートして・・



金曜日の時点では32種類を用意して、これまで入庫した標準オーディオ車とプレミアムサウンド車に
対応して来ました。



一番少ない値で168-155で・・



一番高い物で300-186でした。



数字が多い方が周波数レンジが広くて、2つの数字の組み合わせの差が大きいか少ないかで
インピーダンスが決まり、後のアルファベットの3文字もインピーダンスに関係していて、
いかにインピーダンスの制御が重要かという事がお分かり頂けると思います。



また下に『A』と記してあるのは、全ての工程を井川が行ったというAクラスという意味で、
『SC』はコイルの真ん中の空洞が小さいスモールコイルを使用して、
輸入車などのクリーンディーゼル車の燃料制御ユニットからのノイズを受け難くしているという印です。



ただ今回のアルファロメオ・ジュリアのハーマンカードンシステムでは32種類のどれも適合しなかったので、
測定器を使って車両側の値を測定して、新しく33個目のユニットを作って対応しました。



それと写真の32個のピュアコンはベーシックパッケージ用の物で、JU60用はまた別な種類で、
今回のエクリプスクロスの4WAY使用には全く新しい新開発の物を取り付けています。



世の中にこれだけプレミアムサウンド車が増えて来ると、イコライザー付きアンプで周波数ごとの
レベルを整えるだけでは正しい音楽表現は出来なくて、車両側の側のインピーダンスやその他の項目を
測定して、本来の音楽に近い音色に整えるサウンドピュアディオのピュアコンという方式は、
時代に合っているのではないでしょうか。



アルファロメオ・ジュリア ハーマンサウンド車の音質アップ

2021-11-20
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、アルファロメオのジュリアです。



異形パネルの専用ディスプレイオーディオ付きのお車で、ドアにウーファーとスコーカー付きで、
ダッシュにツイーターが埋まっている3WAY構成のお車です。



ハーマンカードンのプレミアムサウンド車で、リアの多チャンネルアンプから全てのスピーカーに
独立した信号を送っています。



ダッシュのツイーターを鳴らなくして、リアのアンプから音を取り出して、
トランクルームにピュアコンを取り付けて、これで音が良くなったと思っていたら・・



音は問題なく鳴っているのですが、純正スピーカーとインピーダンスが違うために、
サウンドシステム利用不可の警告灯が付きました。



そこでリアのピュアコンをインピーダンスの高い物に変えて、純正のインピーダンスに合わせても、
インピーダンス以外の条件が違うために警告灯が消えません。



そこで登場するのが福岡店の自分の作業用の机に置いてある測定器の数々で、これを車まで移動させて、
インピーダンス以外の何の条件が合わなくて警告灯が点くのか詳しく調べてみました。



測定器を当ててみたらインピーダンス以外のどこに差があるのか一発で分かって、
そこからアルファロメオのハーマンシステムの専用のピュアコンの製作にかかりました。



そしてあれだけ何をしても消えなかった警告灯が消えて、初めの頃は一時消えていても
何度かエンジンをかけて止めてをしていたら再び警告灯が点いていたのが、全く点かなくなりました。




何度もエンジンをかけて止めてをしていたので、ピットから後ろを出して排ガスを外に出していて、
オーディオもACCが無いのでエンジンオンで音調整を行いました。



車の3トーンがちょっと変わっていて、音域順の並びではなくて、バス・トレブル・ミッドとなっていました。



音調整を行っていたらこのシステムにはセンタースピーカーが付いていて、
そのレベルが高すぎるので、それを抑えるためにアッテネーター回路を入れて、
それでまたシステムエラーが出たらどうしようか?とびくびくしていたら、
こちらも条件を合わせる事が出来て、モノラルっぽくてハイエンドに伸びが無かった
ジュリアのハーマン・カードンシステムの音は抜けが良くて本来の音楽の音に近いサウンドに
変える事が出来ました。



最近はプレミアムサウンドの複雑なシステムの入庫が多いのですが、
昨日の三菱パワーサウンド車にサブウーファーを取り付けるものかなりの困難を極めましたが、
今日のジュリアの方がさらに困難な作業でした。



『プレミアムサウンドだから音はこのまま』から、『プレミアムサウンドでもここまで出来る!』に
変えるのがサウンドピュアディオのインピーダンス変換技術ですが、まさかインピーダンス以外の
足かせになる項目が出て来るとは予測していませんでした。



エクリプスクロス パワーサウンドシステム車にウーファー取付

2021-11-19
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、三菱のエクリプスクロスのPHEVです。



三菱パワーサウンドシステムのプレミアムサウンド付きのお車で、
最初にベーシックパッケージと防振の作業をして頂いていましたが、
2カ月前にスピーカーのグレードアップの作業を行わさせて頂いていました。



ドアスピーカーはインナー取付でピュアディオブランドのZSP-LTD15で・・



ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60を取り付けて、ピュアディオ推奨のフロントシステムと
なっていました。



今回はもっと低音域をパワフルにしたいというお客様のご要望で、
運転席下の多チャンネルアンプから音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブル2本で
後ろまで引いて行き、パワーアンプと25センチウーファーの取付を行いました。



パワーアンプはロックフォードのT500X1で、後ろまでステレオで低音を送って来て、
アンプの中でミックスモノラルにしてウーファーを駆動させます。



ミックスモノラルとは医療物のドラマの心臓マッサージの時に、右手と左手を重ねて押さえる的な動作で、
一番パワーが必要な超低音域をミックスにして強い駆動力に変えています。



使用するウーファーはピュアディオブランドのISP-W25で、シンプルな見た目で、
これ見よがしな一般的なウーファーの鳴りとは違って、プロ用スピーカーの様な自然に低い周波数から
低音を鳴らしているという、ピュアディオならではの音質です。



実際にはダッシュに三菱パワーサウンドシステムのスコーカーが付いていて、
多チャンネルアンプに帯域制限がかかっているので、フロント3WAYプラスサブウーファーの
4WAY構成で、それにプラスしてリアドアの16センチのコアキシャル2WAYも含めて、
トータルで音造りを行いました。



フロント3WAY用にチューンしたピュアコンも4WAYとなって値の修正が必要で、
かなりいい所まで音を追い込んでいますが、これまでに前例が無い組み合わせのシステムなので、
一度も作った事の無い値が必要で、今専用のブラックボックスを作っていて、
中の接着剤が乾く時間の間にこうしてブログを書き込んでいます。



最近プレミアムサウンドのお車が増えて来て、お客様からのそういうシステムで
サウンドピュアディオ的な音をという要望が増えていますが、
サウンドピュアディオではこれまで必要無かったピュアコンの値が必要であれば、
可能な限りワンオフで製作して、お客様のご要望に応えています。



新・お客様の質問にお答えして 第13話

2021-11-18
新シリーズになってから第13話となったお客様の質問にお答えするも、12話から1か月以上
間が空いてしまいました。



今日は昨年ぐらいからお問い合わせが多くて、「今のところは何とも言えません。」とか、
「今現在は加工をお受け出来ません。」とお答えし続けていて、他のカーオーディオ専門店で出来るのに、
何故サウンドピュアディオではやれば出来るのにやらないのだろうか?という件についてお応えいたします。



それは現行のアルファード・ヴェルファイアのディスプレイオーディオを取り外して、
社外ナビを取り付ける作業で、昨年からディスプレイオーディオに延長コードを取り付けて、
どこか見えない所に置いて通電させておいて、インパネにはアルパインのビッグXなどを納めるという作業で、
見積りの依頼を頂いても「今のところやる予定はありません。」とお断りしていました。


ただ最近ディスプレイオーディオを外して通電しなくても社外ナビが取り付けられるというキットが
発売されて来て、昨年からの物に比べると大幅に安い値段で取付出来るという話が出て来て、
「このぐらいの価格なら当店で加工してもいい。」という仕組みが出来て来ました。



以前の物はあまりにお客様の負担が多くて、こういう物が発売されるまで様子見という事で、
他店にお客様を取られても、これはお客様にメリットと費用が釣り合わないという事で
販売を避けて来ていました。



この手の商品はメーカーの下請けの関連工場から徐々に情報が漏れて来て、
最終的に出来ない事もありますが、後から安価な物も発売される可能性もあるので、
初物に飛びついて同じ成果なのにあきらかに割高の物を販売して、
これまで何度もお客様から苦言を頂いたので、今回は様子を見るという事で施工は避けて来ていて、
自分が思ったよりも早くキットが出て来たので驚いていますが、
そのキットの評判を聞いてからお客様に販売を開始いたします。



もう一つお客様から問い合わせがあっても販売していないのが、国産の樹脂のケースの安いパワードの
サブウーファーです。



こちらは日々のブログの中で何度か「ポコポコ箱鳴りして、その倍音成分が中音域までかぶって来て、
実際の低音とは違う低音が増えるだけでメリットが無い。」と書き込んでいました。



しかしここに来てケースのポコポコ以外にもデメリットがある事が目立って来て、
それはウーファーを鳴らすのにスピーカー出力から音を割り出して入力すると、
ウーファーの中のハイローコンバーターが粗末なために、内蔵アンプの音を濁らせてしまうという
デメリットです。



この濁りは機種によって多い少ないの差はありますが、最近一度量販店で取付をされて、
その時に付けられていたウーファーをそのまま鳴らしていると、
どうもウーファーの質以外で音が悪くなっていて、
お客様から「代車の音よりも明らかに自分の車の方が音が悪い。」と言われたので、
試しにパワードのウーファーのスピーカー入力のカプラーを抜いてみたら・・



あれっ?いきなり音がすーっと透明感が増しました。



結局パワードのウーファーを外して、ドアの防振面を増やして音圧を上げて、
そんなに極端な量は出ないけれども、自然な本来の音楽に近い低音になったという事がありました。



当社でも取付スペースの関係でパワードのサブウーファーを取り付ける事がありますが、
アルミダイキャストで丈夫なケースを使っている物で、内蔵のハイローコンバーターがしっかりしているか、
外部のハイローコンバーターを付けるなどして、ウーファーが他の中高音のバランスを大幅に崩すという事が
起こらない様にしています。



今回の13話は同じ内容でもお金がかからない時期まで待つというのと、
安くて低音の量が稼げても音楽性が失われるとデメリットの方が大きいと、
どちらも金額に関するお話でしたが、お金をかけないかかけるかの相反する話の様ですが、
お客様から頂くお金を無駄の無い様に大切に使わせて頂くという意味では、共通した話題だと思っています。



お問い合わせ
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