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取付ブログ

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新型ヴェゼル カーオーディオの音質アップ

2021-12-03
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダの新型ヴェゼルです。



2台連続というか、少し時期がずれてほぼ2台並行して新型ヴェゼルの作業を行っていて、
こちらはオーディオレス車にケンウッドのナビオーディオを装着したお車への作業です。



フロントドアに片側3層の防振を行って、アウター・スラントのバッフルを製作して、
以前乗っておられたお車からピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、新たにJU60ツイーターを降ろして取り付けました。



ピュアコンはJU60用のブラックボックス4連タイプを取り付けて、合計8ピース構成の値を
あれこれ変えて音を追い込みました。



タイムディレイは全てゼロにして、本来のボーカルや楽器の音色に近くして・・



イコライザーで各周波数を上下させて、全体の音のレベルのバランスを取りました。



イコライザーでは音のレベルのバランスしか取れず、ピュアコンの値を変える事でレベルの他に
インピーダンスもコントロール出来るので、音色の明るい暗いを正しく表現出来る様にしています。



全般的に市販のスピーカーは音色が実際の音楽よりも明るく設定されていて、
あまりに明る過ぎると本来の音楽の価値から外れてしまうので、
評論家の先生が良いスピーカーと言われている物をサウンドピュアディオでは販売していません。



マスキングしてタイヤハウス周りの防振を行っています。



セメントコーティングの薄い物を吹き付けて、乾燥させてマスキングを外したら内側の鉄板に薄いコート膜が
出来ています。



更にタイヤハウスのプラスチック部品にもコーティングを行って、下回りのロードノイズを抑えた
特別なヴェゼルに仕上がりました。



このタイヤ周りのコーティングは人手がいるために、宇部店では最も人が多い水曜日に施工する様に
なっています。



最近の車は音が静かになったとディーラーでは言われていますが、
実は人間の耳に聴こえる限界ぐらいの上の周波数や下の周波数は逆に増えた気がするという
お客様が増えて来て、広範囲な防振を希望される方が増えています。



それだけ可聴範囲ギリギリのノイズが気になるという事は、ピュアディオのお客様は
感性が鋭い方が多いという事でしょうね。



新型ヴェゼル スピーカーの音質アップ

2021-12-02
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダの新型ヴェゼルです。



ディーラーオプションのギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付とドア防振の施工を行いました。



ドア防振の作業は昨日のブログで紹介してあります。



ベーシックパッケージなのでミッドスピーカーは純正の16センチをそのまま使用して、
ダッシュの先端にある純正ツイーターは鳴らなくして、外ドームで拡散するタイプの
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターで上質な高音を鳴らします。



純正のツイーターがガラスに反射して聴こえるのに対して、スタンドを使う事でガラスの反射の無い
クリアーな音で高音を聴く事が出来て、特に音の輪郭がぼやけずにハッキリと聴こえる様になります。



これまでヴェゼルの入庫が全て純正スピーカーを交換する取付だったので、
今回初めてベーシックパッケージとして4ピース構成のピュアコンの値を探りました。



最初に4ピース構成でマッチングを探って、その後にオプションのSSFを付けた6ピース構成で
マッチングを取りました。



ドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルは、純白のボビンに一から手作業で巻き上げて行くタイプの、
ピンクのラベルの物です。



以前に入庫したヴェゼルのお客様からは「自分の車でベーシックのデーターを取っていいですよ。」
と言われていましたが、納期に余裕が無かったので今回初めてのベーシックのデーター取りで、
かなりの数のブラックボックスを試聴して、最も生音・生声に近くなる値を探しました。



ピュアコンの値が決まったら次はナビオーディオのイコライザー調整を行います。



この中身はパナソニックのストラーダですね。



最初は中音域から高音域にかけて2カ所上げないと物足りないかな?と思っていましたが、
鳴らし込んで行くと音がクリアーになって来て、最終的に中低域を2カ所1クリックづつ下げたところで
調整を完了しました。



一時期は納車未定と言われていたヴェゼルも少しづつ納車されて来て、実はもう次のヴェゼルの作業の予定も
入っています。



純正システムを最大限に活かして、音だけでなく静粛性や断熱性も向上させたヴェゼルが完成しました。



新型ヴェゼルの音質と静粛性をアップ

2021-12-01
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダのヴェゼルです。



ホンダ純正のナビオーディオを使用したベーシックパッケージを取り付ける前に、
ドアの防振を行って音質と静粛性と、更に夏場と冬場の断熱性もアップさせる作業を行いました。



ドアの内張を外すと防水シートには吸音ゴムが貼ってあって、ここはそのまま使用して、
外板裏のベーシック防振と、内張裏のセメントコーティングを行って、方ドア2層の防振ですが、
防水シートにボムが貼ってあるおかげて、2層の防振でも2・5層ぐらいの効果が得られます。



防水シートを外すと何も貼ってない外板裏が見えるので、そこに防振マットと防振メタルを貼り合わせて
行きます。



フロントドアだけでなく、リアドアにも施工を行って、この写真では4種類の共振点の違う防振材が
貼ってあるのがお分かり頂けるでしょう。



外した前後の内張の裏は、ツルツルで滑るので、手作業で粗目を付けて、コーティング剤が剥がれない様に
加工します。



粗目が付いたら手作業でランダムに厚い薄いを作って、極力ドアが重たくならない割に最高の防振効果が
得られる様にします。



下地作りと塗り込み作業で、セメントコーティングは他の防振作業よりもかなり時間がかかりますが、
内張の鈍い響きは柔らかい材質を貼ってもなかなか取れず、特に高い周波数の響きは固い材質を使わないと
取れない場合が多いです。



夏冬の断熱性の効果もあって、人気の施工になっています。



時間をかけてセメントコーティングを乾かして、前後の内張を組み付けたらドアの作業は終わって、
次はベーシックパッケージの取付に入ります。


日産ジューク カーオーディオの音質アップ

2021-11-29
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、日産のジュークです。



以前のお車から移設して、長年お使いだったデッキが補修パーツが無くなって修理出来ないという事で、
取り外してカロッツェリアのCD・DVDプレイヤーに交換する事になりました。



リアにアンプが付いていて、ピュアディオブランドのSKYのRCAケーブルで音信号を送っているので、
RCAのアウトが付いているモデルを選んでいます。



スピーカーはフロントドアに片側3層のフル防振の施工を行った後に、
アウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けています。



ツイーターはJBLの508GTIの物を使用して、スタンドを使って純正の内向きのツイーター位置とは
明らかに違う角度で、本来の音楽の音色に近いサウンドを表現しています。



ラゲッジの下にはナカミチのPA-1002Nのアンプが付いていて、
スピーカーケーブルはサウンドピュアディオのPMBの最高級ケーブルを使用しています。



この組み合わせは以前DEENのボーカル・池森さんが使われていたシステムにかなり近くて、
DEENのファンのお客様が池森さんと同じ様なシステムでという事で購入された物を移設して
使われています。



もうナカミチの新しいデッキは無いので、カロッツェリアのCD・DVDプレイヤーを取り付けましたが、
お客様が気になるのは前のデッキよりも音質が下がるのではないかという所で・・



そこで購入から10年以上が経過したピュアコンを最新の物に交換して、
以前の状態と同じかそれ以上のクオイリティーで音を表現出来る様になりました。



デッキの交換後にまずタイムアライメントを全てゼロにして・・



イコライザーを2カ所1クリックづつ動かして、最も生音・生声に近い状態にセッティングしました。



お客様はコロナの影響で職場からコンサートなどには行かない様にという指示があって、
ここ2年の間に行われたDEENさんのコンサートには行く事が出来ず、
今回の取付作業も職場の許可を得て長崎県からお越しになったという、
良い音楽を聴くのにかなり苦労をしないといけないという時代に、
精一杯池森修一さんの声に近い様に心がけてセッティングを行いました。


お客様が最後に行かれた時のライブのアルバムが車の中に入っていて、早く次のライブに自由に行ける様に
なればいいなと、心から思いました。



ただ過去にはサウンドピュアディオのユーザーで良い事もあって、
47都道府県ツアーの時に長崎県に池森さんが来られた時に、
コンサート終了後に少し池森さんと話す事が出来た時に、
「自分はサウンドピュアディオで池森さんのシステムに近い物を付けてもらっています。」
と話されたそうで、事前に自分が
「長崎県から池森さんのシステムに近い物を付けたいとお客様が来られました。」
と伝えていたので、「あー、あなたがその方ですか。」と自分の存在を認識してもらえたと
喜んでおられました。



サウンドピュアディオはカーオーディオ業界のトレンドの音とは全く違う音造りをしているので、
まるで変わり者か変人みたいな扱いですが、実はボーカリストのファンの方からしたら、
本人に会って生の声を確認しているので、とても心強いショップとなっています。



スバル・レヴォーグ スピーカーの音質アップ

2021-11-28
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、スバルのレヴォーグです。



スバル純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



ベーシックという簡単なネーミングに反して、ナビオーディオは一度取り外して、
裏から直接音信号を取り出しています。



純正ケーブルの末端から音信号を取り出して、そこからネットワーク回路につなぐトレードイン方式と違って、
この手間が高音質を表現する第一歩です。



次にAピラーの内張とダッシュのグリルを取り外して、下から高音域用のPSTケーブルを引いて来て、
純正の中高音を鳴らすスコーカーを一度取り外して、下限周波数を決めるコンデンサを交換しました。



グローブボックス下には比重の重い中身が詰まったMDF板を敷いて、
レヴォーグ用の4ピース構成のピュアコンを取り付けて、純正の16センチスピーカーと、
ダッシュのスコーカーと、後付けのツイーターの6方向に分配して送ります。



ダッシュの両サイドにはスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けた
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、スコーカーから中音のツイーターから
高音と完全に分離して鳴らして、デリケートな高音はグリルの干渉もガラスの反射も無い、
クリアーな状態で再生させる事が出来ます。



フロントドアの内部には、外板裏に複数の材質と形状の防振マットを貼って、スピーカーの残響音を抑えて、
外からのロードノイズの進入も防ぎます。



全ての結線が終わったら純正ナビの調整を行って、中身はパナソニック製だったので
全てのチャンエルに100センチのディレイが入っていて、それを全てゼロにしてからイコライザー調整に
入りました。



イコライザーは自分が何度も生音・生声で聴いた事のあるアーティストさんのCDを使って行って、
一度2カ所1クリックづつ動かしたところでメモリーしましたが、
お客様のSDカードの中に入っているアメリカンロックの楽曲を聴いていたら、
多少5キロぐらいが荒くなっても、こちらの方がロックらしいかと思って、
315ヘルツマイナス1だけのイコライジングで調整を終了しました。



レヴォーグのお客様はFM放送でサウンドピュアディオを知られて、
いつか取付に行きたいと思われていたそうで、色々なアーティストさんの意見を凝縮した
ベーシックのWパッケージは、10万円程度で自分たちが表現したい音を表現してくれる、
音楽ファンにも音楽を作った方にも嬉しいパッケージで、
サウンドピュアディオはあくまで音楽を作る方と聴く方の間を繋ぐ黒子の様な存在だと思っています。


お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

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TEL.092-260-3660
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