取付ブログ
スイフトスポーツ カーオーディオの音質アップ その2
2021-11-06
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業で、先日からのスイフトスポーツの続きです。
ベーシック防振とセメントコーティングの作業が終わって、前後のドアのサービスホールを金属シートで
塞いでいます。
この金属シートはブチルゴムを一切使用しておらず、金属とラミネートのみの構造で、鈍い響きは出ません。
システムが車全体で3WAY構成にするので、リアドアにはスピーカーは付けず、
16センチの穴も金属シートで塞いでいます。
金属シートを貼った後は、切り口にシリコンを塗って、後から剥がれが起こらない様にしてあるので、
長期間使っても変化があまり起こりません。
全てのドアを3層のフル防振に施工する事によって、遮音性と断熱性を上げる事が出来て、
まるで車格が上がった様な室内になります。
更にラゲッジ下やシート下に防振マットを敷き詰めて、床からのロードノイズの進入を防いでいます。
ラゲッジルームには25センチ用のウーファーのエンクロージャーを組み付けて、
中にセメントコーティングの施工を行って、外からピュアディオブランドのPMBケーブルを引いて来ます。
PMBケーブルは現在のカタログには掲載されていない前のモデルの高級スピーカーケーブルですが、
復活を望む声が多かったので、一度生産中止したものの、後から再生産を行いました。
末端に焼き入れを行って、アンプからピュアコン・ピュアコンから各スピーカーまで、
全てPMBケーブルを引いて行きます。
次にオーディオレスのパネルを取り外して、デッキやナビゲーションなどの配線を引いて来て・・
下段にナカミチのCD-700KKと、上段にカロッツェリアのサイバーナビの1DINタイプの物を
取り付けます。
セメントコーティングが終わったドアの内張には、アウター・スラントのバッフルを製作して、
内張をドアに組み付けた後で、金属リングでドアの鉄板とアウターを繋いで、
その内側をセメントコーティングをして粗目を付けて、剛性アップと後ろに回った音を拡散させます。
そしてアウターバッフルに以前乗られていたお車から移設して来たピュアディオブランドの
ZSP-MIDを取り付けて、これで作業の6割以上進行して来ました。
これより先はその3に続きます。
ベーシック防振とセメントコーティングの作業が終わって、前後のドアのサービスホールを金属シートで
塞いでいます。
この金属シートはブチルゴムを一切使用しておらず、金属とラミネートのみの構造で、鈍い響きは出ません。
システムが車全体で3WAY構成にするので、リアドアにはスピーカーは付けず、
16センチの穴も金属シートで塞いでいます。
金属シートを貼った後は、切り口にシリコンを塗って、後から剥がれが起こらない様にしてあるので、
長期間使っても変化があまり起こりません。
全てのドアを3層のフル防振に施工する事によって、遮音性と断熱性を上げる事が出来て、
まるで車格が上がった様な室内になります。
更にラゲッジ下やシート下に防振マットを敷き詰めて、床からのロードノイズの進入を防いでいます。
ラゲッジルームには25センチ用のウーファーのエンクロージャーを組み付けて、
中にセメントコーティングの施工を行って、外からピュアディオブランドのPMBケーブルを引いて来ます。
PMBケーブルは現在のカタログには掲載されていない前のモデルの高級スピーカーケーブルですが、
復活を望む声が多かったので、一度生産中止したものの、後から再生産を行いました。
末端に焼き入れを行って、アンプからピュアコン・ピュアコンから各スピーカーまで、
全てPMBケーブルを引いて行きます。
次にオーディオレスのパネルを取り外して、デッキやナビゲーションなどの配線を引いて来て・・
下段にナカミチのCD-700KKと、上段にカロッツェリアのサイバーナビの1DINタイプの物を
取り付けます。
セメントコーティングが終わったドアの内張には、アウター・スラントのバッフルを製作して、
内張をドアに組み付けた後で、金属リングでドアの鉄板とアウターを繋いで、
その内側をセメントコーティングをして粗目を付けて、剛性アップと後ろに回った音を拡散させます。
そしてアウターバッフルに以前乗られていたお車から移設して来たピュアディオブランドの
ZSP-MIDを取り付けて、これで作業の6割以上進行して来ました。
これより先はその3に続きます。
ノートeパワー ディスプレイオーディオ車の音質アップ
2021-11-05
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、日産の新型のノートeパワーです。
日産純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
ディスプレイオーディオ付きでないとプロパイロットが付かないために、今のところオーディオレス車は
まだ1台も入庫していません。
この車の特徴はドアスピーカーが従来の16センチのデュアルコーンが下の方に付いていながら
グリルのヌケが良過ぎて、デュアルコーンが目視出来るぐらいで、中音の上の方から高音域までドアから
出てしまう所です。
ピラー根元にツイーターのグリルらしき模様が付いていますが、
標準のディスプレイオーディオ車では何も付いていなくて、ドアからのフルレンジとなっています。
グリルの前のダッシュにスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、
ピュアディオブランドのアップグレードツイーターのATX-30Jを取り付けました。
日産純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
ディスプレイオーディオ付きでないとプロパイロットが付かないために、今のところオーディオレス車は
まだ1台も入庫していません。
この車の特徴はドアスピーカーが従来の16センチのデュアルコーンが下の方に付いていながら
グリルのヌケが良過ぎて、デュアルコーンが目視出来るぐらいで、中音の上の方から高音域までドアから
出てしまう所です。
ピラー根元にツイーターのグリルらしき模様が付いていますが、
標準のディスプレイオーディオ車では何も付いていなくて、ドアからのフルレンジとなっています。
グリルの前のダッシュにスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、
ピュアディオブランドのアップグレードツイーターのATX-30Jを取り付けました。
ディスプレイオーディオは一度取り外して、裏から音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルを使ってグローブボックス下まで音信号を送ります。
グローブボックス下には比重が重いMDF板を敷いて、ブラックボックス4連の合計8ピース構成の
ピュアコンを取り付けています。
新型ノートeパワーはデュアルコーンが見える様にして中高音を伸ばしていて、
そのセンターコーンの音が耳元まで確実に届いてしまい、けっこうクセのある音なので、
それを消して本来の音楽の音にするためにピュアコンの制御が複雑になっています。
そのためベーシックのWパッケージの予算でシングルパッケージで4連のブラックボックスとなり、
合計8ピース構成のパーツも全て新型ノート用に専用設計となっています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったらディスプレイオーディオのバス・ミッド・トレブル・フェダーの
調整を行います。
CDプレイヤーが付いていないのでスマートフォンの音を再生して音を確認して、
そのためベーシックのWパッケージの予算でシングルパッケージで4連のブラックボックスとなり、
合計8ピース構成のパーツも全て新型ノート用に専用設計となっています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったらディスプレイオーディオのバス・ミッド・トレブル・フェダーの
調整を行います。
CDプレイヤーが付いていないのでスマートフォンの音を再生して音を確認して、
色々な国内外の音楽を再生した後にDEENさんのプラスティクラブで音色を確認します。
ボーカルの池森さんとはこれまで30回以上お会いして生の声を聞いているので、
正確な音色になっているか確認した後に・・
次にFMラジオで78・7メガヘルツのクロスFMで音を確認します。
運良くサウンドピュアディオスタジオからの放送時間だったので、
自社の名前が付いているスタジオの『この音で放送している!』という音色を知っているならではの、
限界まで元音に近づけたチューニングを行いました。
ボーカルの池森さんとはこれまで30回以上お会いして生の声を聞いているので、
正確な音色になっているか確認した後に・・
次にFMラジオで78・7メガヘルツのクロスFMで音を確認します。
運良くサウンドピュアディオスタジオからの放送時間だったので、
自社の名前が付いているスタジオの『この音で放送している!』という音色を知っているならではの、
限界まで元音に近づけたチューニングを行いました。
サウンドピュアディオの魅力は音楽業界や放送業界と繋がっていて、
一般的なトレンドのカーオーディオの音とは違う、プロサウンド的な音を再生するところで、
嫌いな人は嫌いだけれど、好きな人には他に代わるものが無い魅力的な音となっています。
ただこの音を表現するのに良い事ばかりではなく、オーディオ評論家の先生の言う事を聞かないので、
オーディオメーカーの『良い音の調整をしてくれるお店リスト』に掲載される事がなく、
一般的にはそういうリストに載っているお店以下という評価に思っておられる方もあります。
メーカーのリストに載るメリットと、評論家の言うトレンドの音に合わせないといけないデメリットを
考えると、載らない方を選んだのがサウンドピュアディオで、1990年代は評論家に従わなくてもリストに
載れたのですが、2000年を過ぎてからは指導に従うという条件が付いたので、
「載せて頂かなくても結構です!」と、独自の道を進んでいます。
ブチルゴムの使い過ぎに注意!
2021-11-04
1週間前に『ブチルゴムとの格闘』というタイトルでブログを書き込みましたが、
今日はその後どうなったかを書き込みます。
ある車の作業で受注したベーシック防振の施工をしようとドアの内張を外したら、
他店施工のブチルゴムが貼ってあって、「あー、これだと良い音が出ないのに。」と思っていたら・・
内張り裏の繊維質の部分に貼ってあったので、もうヘラヘラと剥がれかけていました。
慌ててお客様に電話して剥がす事の了解を頂いて、内張裏のブチルゴム付きの防振材は全て外しました。
そして繊維質とプラスチックの部分にした処理を行って、セメントコーティングを行って、
カチッとした心地良い響きの内張に変えました。
元々柔らかい部分にもっと柔らかい材質を貼るとは、全く的がズレていて、
更にこのまま経過すると剥がれが起こって、ドアの中でゴトゴト不快な音が鳴る様になるでしょう。
ただ問題は内張だけでなく、ドアの鉄板側にも大量のブチルゴムを使った防振材が貼ってあって、
これが音質的に問題があるだけでなく、ディーラーでメンテナンス出来ない状態で貼ってあって、
これではコンプライアンス的にも問題です!
インナーパネルも一緒に貼ってあるので、ここに切り込みを入れて分離出来る様にしました。
とりあえずメンテナンスが出来る状態になったので、一度内張を組み付けて音を出してみたのですが、
ブチルゴムの影響で妙に音が下膨れで、低音の量は出ているものの、
スピーカーの低音プラスブチルゴムの幕の低音も加わって、これは本来の音楽とは全く別な低音で、
更に倍音成分が中音域までかぶってしまい、スコーカーの音が濁っているので、
これではとても聴けたものではありません!
当社でもブチルゴムを使った防振材は使いますが、それはごく限られた場所で、
こんなに大量に使えば逆に害がでるので、ウーファーとスコーカーの周りを中心に、
どんどんブチルゴムを剥がして行きました。
内張側は簡単に剥がれたのですが、鉄板側は意図的に打点を沢山付けてあり、
密着性が高かったのでかなり時間をかけて剥がしました。
ただ打点の部分が何度もちぎれて、アルミの切り口で手を怪我してしまいました。
利き手ではなかったので良かったですが、音を悪くする施工を外すのにけっこう苦労をしました。
苦労のかいあって、最後にはいつものサウンドピュアディオのスキッとした心地良いサウンドに
生まれ変わりました。
内張側は簡単に剥がれたのですが、鉄板側は意図的に打点を沢山付けてあり、
密着性が高かったのでかなり時間をかけて剥がしました。
ただ打点の部分が何度もちぎれて、アルミの切り口で手を怪我してしまいました。
利き手ではなかったので良かったですが、音を悪くする施工を外すのにけっこう苦労をしました。
苦労のかいあって、最後にはいつものサウンドピュアディオのスキッとした心地良いサウンドに
生まれ変わりました。
スイフトスポーツ カーオーディオの音質アップ その1
2021-11-03
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スズキのスイフトスポーツです。
オーディオレスの状態で入庫となって、以前乗られていたお車のフルシステムを移設して取り付けます。
オーディオレスといえば2DINスペースに穴が空いているというイメージでしたが、
こちらのお車はパネルで埋まっていて、右上に四角いカプラーがあります。
これってここにディスプレイオーディオをはめ込むのかな?と思って見ていました。
1週間以上かかる長期の作業となり、まずはドアの防振などの基礎造りの作業から始めました。
まず前後4枚のドアのドアとハッチ<span style="font-size:inherit;">の内張りの表をマスキングして、
それから裏のコーティング剤が染みてはいけない場所をマスキングしてから、ツルツルの表面に粗目を付けて、
コーティング剤が剥がれない様にします。
機械で大まかに粗目を付けて、細かい部分は手作業で行って、塗る全ての麺を加工します。
内張りを外した前後のドアには、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
外板の震えを抑えます。
ドアだけでなく、リアのラゲッジ下の内張を外して、ここにも防振施工を行います。
下からのロードノイズの進入を防ぐだけでなく、ウーファーの音のつられて鉄板が響くのを防ぎます。
他の作業を行っているうちに内張のセメントコーティングが乾いて来て、
最後の方に塗った端の部分はまだ乾ききっておらず、まだ青白さが残っています。
先に塗ったリアドアとハッチはもう完全に乾いています。
今回ツイーターはワイドスタンドを製作するので、ダッシュの両端をマスキングして
スタンドの底面の型取りを行っていて、仕上がりの見た目に比べて、実は製作途中はこんなに手間が
かかっています。
フルシステムで広範囲の防振なので工期が1週間以上かかるため、続きはその2・その3でお届け致します。
オーディオレスの状態で入庫となって、以前乗られていたお車のフルシステムを移設して取り付けます。
オーディオレスといえば2DINスペースに穴が空いているというイメージでしたが、
こちらのお車はパネルで埋まっていて、右上に四角いカプラーがあります。
これってここにディスプレイオーディオをはめ込むのかな?と思って見ていました。
1週間以上かかる長期の作業となり、まずはドアの防振などの基礎造りの作業から始めました。
まず前後4枚のドアのドアとハッチ<span style="font-size:inherit;">の内張りの表をマスキングして、
それから裏のコーティング剤が染みてはいけない場所をマスキングしてから、ツルツルの表面に粗目を付けて、
コーティング剤が剥がれない様にします。
機械で大まかに粗目を付けて、細かい部分は手作業で行って、塗る全ての麺を加工します。
内張りを外した前後のドアには、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
外板の震えを抑えます。
ドアだけでなく、リアのラゲッジ下の内張を外して、ここにも防振施工を行います。
下からのロードノイズの進入を防ぐだけでなく、ウーファーの音のつられて鉄板が響くのを防ぎます。
他の作業を行っているうちに内張のセメントコーティングが乾いて来て、
最後の方に塗った端の部分はまだ乾ききっておらず、まだ青白さが残っています。
先に塗ったリアドアとハッチはもう完全に乾いています。
今回ツイーターはワイドスタンドを製作するので、ダッシュの両端をマスキングして
スタンドの底面の型取りを行っていて、仕上がりの見た目に比べて、実は製作途中はこんなに手間が
かかっています。
フルシステムで広範囲の防振なので工期が1週間以上かかるため、続きはその2・その3でお届け致します。
三菱EKクロス カーオーディオの音質アップ
2021-11-01
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、三菱のEKクロスです。
オーディオレス車にナカミチのCD-700KKと、バックカメラを写すためのモニターを取り付けました。
車両にバックカメラが付いていなかったので、バックカメラも当社で取付を行いました。
オーディオレス車にナカミチのCD-700KKと、バックカメラを写すためのモニターを取り付けました。
車両にバックカメラが付いていなかったので、バックカメラも当社で取付を行いました。
オーディオシステムの方はドアに片側3層のフル防振の施工を行った後、
アウター・スラントのバッフルを製作して、以前のお車からピュアディオブランドのZSP-MIDを
移設して取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、B&W製のツイーターを取り付けていて、
こちらも以前のお車から移設して取り付けていて、今回で3台目のお車でのお付き合いとなりました。
リアのラゲッジのアンダーには真ん中に25センチウーファー用のエンクロージャーを組み付けて、
ピュアディオブランドのウーファーを取り付けて、右側にピュアディオチューンのチャンネルディバイダーを
取り付けて、ここでフロント用の中高音と、ウーファー用の低音にRCA出力を分岐しています。
右側にはナカミチの1000PAの限定モデルを取り付けて、1・2チャンネルででフロントの左右を
鳴らして。3・4チャンネルをミックスモノラルにして25センチウーファーを鳴らしています。
チャンネルディバイダーはARCの物を数台づつチューンして行っていて、
全世界向けで500台生産されたうちの半分の250台を一度に買い取って、倉庫に入れておいて、
必要な台数プラスアルファの分を取って来てチューンしています。
フロントに送られて来た2CH信号は、グローブボックス下のピュアコンで中音と高音に分離して、
周波数幅とインピーダンスとレベルをコントロールして、生音・生声に近くなる様に数値を合わせています。
そしてバックカメラ用のモニターにはオーディオテクニカ製のデジタルメディアプレイヤーの表示も
出る様にしてあって、信号はCD-700KKにデジタルに入力されて、高音質で再生されています。
店頭ではデジタルトランスポートやデジタルメディアプレイヤーの聴き比べが出来る様になっていて、
そこでCD-700を使って音を確かめてから購入を決めて頂いているので、事前に趣味レーション出来て
安心です。
19年ぐらいお使いの商品と、新しく購入された商品をミックスしながらも、
トータルで目指している音は同じ方向を向いているので、プロのスタジオ的なクオリティーの高い音に
仕上がりました。