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取付ブログ

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今日は福岡店で取材

2021-10-20
今日は水曜日で火曜・水曜日休みの福岡店は営業していませんが、
午後からクロスFMさんが取材に来られるので店内でお待ちしていました。



今回取材に来られたのは金曜日の16時30分からのミッシュ・マッシュ・フライデーの
コウズマ・ユウタさんで、コウズマさんは火曜日と木曜日の9時からのアップ・アップにも
サウンドピュアディオスタジオから出演されています。



今日は11月に入ってからのミッシュ・マッシュ・フライデーの中でサウンドピュアディオの詳しい紹介を
するためにコウズマさんが来社されて、まずは打ち合わせを行ってからデモカーの試聴を行いました。



放送関係者の方がデモカーを聴かれるとだいたい同じ様に驚かれて、
まずはスタジオに近い音で鳴っている部分と、ドアのスピーカーが純正をそのまま使っているのと、
トータルのシステム金額が安いという、3つの部分に皆さん驚かれて、コウズマさんも同じ様な感想で、
CDを入れ替えて、スタジオ録音の物とライブ録音の物の両方を聴かれて、
音の残響の少なすぎず多すぎずの絶妙な響きに感動されていました。



こんな簡単なシステムでこんなにスタジオ的に鳴らすにはかなり工夫が必要だという話になって・・



まずは店内の防振の聞き比べの鉄板を聞いて頂いた後に、ピットにあるコイルとブラックボックスの
ストックをお見せしました。



コイルは1マイクロ刻みで一番下は1マイクロから上は975マイクロまであり
(宇部店は1000マイクロ以上もストックしている)、ブラックボックスは棚がL型に曲がっていて、
向こうの棚まで並んでいます。



実際に空のボビンに一から巻き上げて行くところをお見せして、コイルの種類の多さと、
手作業で巻いたり、機械巻したコイルを巻き直したりとの手間に驚かれていました。



このストックの多さは実際にアーティストさんからの
「こういう音でファンに聴いて欲しい!」という音を表現しようとしたら、結局この量になってしまい、
自分はアーティストさんとファンの間に入る黒子だという様なお話をしていました。



話しながらちまちまと巻いていたらつい手が止まらなくなって、気が付いたら1個全て
巻ききってしまいました。



取材が終わってからピュアディオマークの前で記念撮影を行って、クロスFMのブログ用か何かの写真も
同時に撮影しました。



今日行った収録は11月の1週目か2週目の16時30分からのミッシュ・マッシュ・フライデーの中で
放送されますが、まだどちらかは決まっておらず、決まったらまたここのブログでお知らせいたします。



ホンダNボックス スピーカーの音質アップ

2021-10-18
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ホンダのNボックスです。



ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、
トリプルパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張と防水シートを剥がして、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを
貼り合わせます。



今写っている部分で3種類のマットと、防振メタルの、合わせて4種類が貼ってあります。



この共振点の違う材質を混ぜる事が、防振効果が高くて、響きが心地よくて、
その割にドアが重たくならない防振となる根源です。



外した内張の裏はプラスチック部分がツルツルで、これではコーティング剤がくっつかないので、
粗目を付ける下処理を行った後にセメントコーティングを行います。



規則性を持たないランダムな厚い薄いを作って、余分な振動を通過させずに、心地よい響きの内張に変えます。



次にダッシュの上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取り付けて、その裏に取り付けたPSTケーブルをグローブボックス下に
ひいて行きます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上に4ピース構成のピュアコンを取り付けました。



当社のNボックスと同じ年式で同じクラリオン製のナビだったので、同じ特性のピュアコンが使えますが、
コイルはピンクのラベルの自分が空のボビンに一から巻いて行った物を使用しています。



それと最近ネットワークの下にMDF板を敷く店が出て来ている様ですが、
当社が使っているMDFと厚さも比重も全く違って、ただMDFを敷けば良いという物ではなくて、
コイルから出た微弱振動を理想的に逃がして音質を上げるという考えでコストのかかった板を
使用しています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、クラリオン製のナビのセッティングを行います。



最初は車速連動ボリュームが2段階上がっていたので、
1段階落としてセッティングを行いましたが、やはりここはオフが一番音色が正確で、
もし必要なら後からお客様に上げて頂くとして、オフを基準にして最も生音・生声に近くなる様に
調整しました。



イコライザーも当社のNボックスと同じパターンが一番良くて、ここで調整を終了させる事にしました。



音調整は自分が実際に何度もお会いして、生の声を知っているボーカリストの方のCDを使いますが、
もちろん洋楽の名作も鳴らして確認しています。



お客様のSDカードの音源も何度も変えて、全てのジャンルで偏りが無い様なスタジオ的なセッティングを
心がけていますが、自分がかなり何度も聴き込んだ楽曲も入っていました。



HYさんの中曽根泉さんのソロ曲の『Song fo...』はFMラジオで初めて聴いた時に
好きになって、アルバムを買って何度も聴き込んだ楽曲です。



後にクロスFMでHYさんの番組のスポンサーに付く事が出来て、中曽根泉さんにお会いして
生声を聞いた時は感動しました。



そんな事を思い出しながら、Nボックスのセッティングはこのコストではこれが限界!という所まで
生声に近づけて終了させました。



ヤリスクロス カーオーディオの音質アップ その1

2021-10-17
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのヤリスクロスです。



トヨタ純正のディスプレイオーディオを装着した状態で入庫となって、
先日ベーシックパッケージの装着テストを行って、その後に本格的にスピーカーの取付作業に入りました。



まずはフロントのドアの内張とインナーパネルを外して、何も貼ってない外板裏を指で軽くはじいて、
響きの中心と周波数を調べます。



響きの周波数に合わせて、材質や形状を変えた6種類の防振材を貼り合わせて、
ドアが重たくならない割に制震効果の高い防振を行います。



よく同じ材質を大量に貼っている防振を見かけますが、同じ材質を広範囲に貼ると、
それ自体が響きを持って、特定の周波数が強調されてしまうので、低音の量は増えても
正確な音楽の再生とはならないので、当社は材質や形状を細かく替えています。



一般にはデッドニングという呼び方がされていますが、デッドニングでは音楽性が失われてしまっています。


リアドアも響きを調べてマーキングを行って、防振材を貼り合わせます。



外したフロントの内張は、白い硬い材質と、黒い柔らかい材質の二重構造で、
吸音フェルトは貼られていませんでした。



リアは黒い材質の1枚物で、こちらも吸音フェルトは貼って無かったので、防振作業でかなり静粛性が
アップするはずです。



外した内張4枚は、裏に粗目を付ける下処理を行って、セメントコーティングを行います。



更にリアのラゲッジ下も分解して、これからフロアー防振を行います。



もう一カ所リアのハッチ裏にも防振作業を行います。



このヤリスクロスはハッチとルーフは2トーンのために、ドアと色が違っています。



入庫時に比べたらかなり静かなヤリスクロスに変わっているという事を、
入庫時にノーマル時でロードノイズの測定を行っているので、作業が全て終わった後に再び走行テストを
行って、その差をデーターとして残して行きます。



これからスピーカー周りの作業に入って行きます。



(これより後はその2に続く)



ポルシェ911 BOSEサウンド車の音質アップ その3

2021-10-16
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の完成車から、ポルシェの911TのBOSEサウンド車です。



ドアのウーファーとスコーカーのBOSEユニットは取り外して、スコーカー部はJBLのGX302と、
ウーファー部はJBLのスタジアムGTO600Cのミッドバスに交換しました。



今回のポルシェで苦労したポイントは2か所で、まずはドアのスピーカーの移置とグリルの形状と
スコーカー部分の容量の少なさで、スコーカー部分でもかなり上の周波数まで再生しないと減衰が起こるため、
通常はカットするGX302のツイーターを繋いで鳴らしていました。



ウーファーは20センチから16・5センチに少なくしても十分に低音は出ていて、
ここは心配はありませんでした。



もう一つの問題点はこのボーズシステムは音の広がりを作るために意図的にスピーカーの位相が
あちこちと変えてあって、例えば李スピーカーの片方が前に出て後ろに引っ込んでという動きを
するのに対して、もう一方は奥に引っ込んで出てを繰り返すという逆の動きをして、
これではピュアディオの目指している本来の音楽とが違う造作した音になってしまいます。



そこで測定器で位相の判定を行って、逆走に振っているスピーカーを見つけて、それを全てアンプの出力で
正相に変えて、全てのスピーカーが同時に前に出るというタイミングに合わせました。



話がちょっと逸れますが、以前テレビのCMでスピーカーのコーンが動くシーンがあって、
正相だとスピーカーの中心から前に出て引っ込んで後ろに下がるでは映像にインパクトが無いので、
逆走にして、一度後ろに下がってからフルストロークで前に出た方がインパクトがあるという設定の画像が
流れていて、あれを見る度に「逆相で始まっているから違和感がある!」といつも思っていました。



ただ一部のマツダ車のボーズサウンド車は全て正相にしたから音が良くなるとはならない車もあるので、
そこはその時々で最も生音に近くなる位相を選ばないといけません。



そしてノーマル時ではレベルが高すぎて違和感があった時計の後ろのセンタースピーカーは、
アッテネーター回路を入れてレベルを適正化して、両サイドに取り付けたJU60ツイーターで
超上質な高音を再生しています。



グローブボックスの下にはMDF板を敷いて、その上にブラックボックス4連のピュアコンを取り付けて、
ツイーターとスコーカーの音域とレベルとインピーダンスを調整します。



あれこれとユニットを替えて調整を行って、やはり気になるのはスコーカーの音です。



スコーカーの上限周波数を決めるコイルの値が絶妙で、赤いラベルの少しクリーム色がかった
ボビンのコイルは工場で機械巻したコイルを徐々にほどいてインダクタンスを合わせた物で、
一定以上巻きが少なくなるとピンクのラベルで白いボビンで何も無い空のボビンから一から手作業で
巻いた物になります。



実際には自分が手作業で巻いたコイルの方が少し音が良くて、ポルシェで使う値は通常は機械巻を使う
やや巻き数の多い物でしたが・・



一から手作業で巻いた物にすればどうなるか、その場で巻き上げてみました。



欲しい値は21・30で、じわじわ巻いて行って、21・30ピッタリに合わせました。



測定機にマイナス30と貼ってあるのは、実際にはリード部分の誤差もあるので、
-30の部分が誤差部分で、そこも含めて正確に測定してコイルを作っています。



最後に純正オーディオのサウンド設定を行って本体の微調整を行って、
ポルシェ911Tのボースサウンドシステムはフロント3WAY部分をJBLユニットに交換して、
位相操作していないダイレクトな生音・生声に近いシステムに変身しました。



高級スポーツカーの高性能なエンジンや足回りに対して、
オーディオの音が耳の錯覚を使う様ではせっかくの素晴らしい車のイメージと合わずに
満足されなかったお客様も、ストレートに音を表現するシステムの変更に満足される事でしょう。



この車の音が決まったら、自分は直ぐに宇部店に向けて移動を開始しました。


 

スイフトスポーツ 音質と静粛性をアップ

2021-10-15
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのスイフトスポーツです。



スズキ純正の楽ナビベースの大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
以前にベーシックパッケージの取付と、フロントのフル防振の施工と、
ドアスピーカーの交換をして頂いていたお車に、追加の作業を行いました。



ツイーターはピュアディオブランドのアップグレードのATX-30と・・



ドアにはインナー取付でJBLのスタジアムGTO600Cのミッドを使用しています。



今回の作業はラゲッジのアンダーカバーとパンク修理キットを一度外して、床面の防振と・・



リアシートの座面を外して床面の防振と・・



前席の床面の防振の広範囲の防振で、施行前・施工後の走行テストも行ってノイズレベルの計測も
行っています。



それに加えて前回は何も施工しなかったリアドアへの防振作業も行い、何も貼ってない外板裏の
ベーシック防振と・・



内張裏のセメントコーティングも行って、車全体としてかなり静粛性と断熱性があがって、
快適なスイフトスポーツとなりました。



車全体の響きが変わったのでナビのイコライザー調整を変えて・・



グローブボックス下の6ピース構成のピュアコンも値を少し変えて、
車の響きが静まった分中高音の表現を今までよりも伸ばしてセッティングし変えました。



車全体の防振と、それに合わせたセッティングの見直しで、これまで以上にスケール感が上がった
オーディオシステムへと変身しました。



やはり広範囲の防振は必要だなと感じた作業でした。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

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